連合艦隊司令長官、井上成美

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最終決戦

ウェーキ島奪還作戦

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1944年7月31日。
ハルゼーはウェーキ島奪還作戦の開始を宣言。
太平洋艦隊はミッドウェーを出撃した。


太平洋艦隊
司令長官:ウィリアム・ハルゼー大将
情報参謀:エドウィン・レイトン少将
旗艦:アイオワ
空母:エセックス、ヨークタウン、イントレピッド、ホーネット、フランクリン、タイコンデロガ、ランドルフ、レキシントン、バンカー・ヒル、ボクサー、ベニントン、ハンコック、ワスプ、レイテ、キアサージ
軽空母:インデペンデンス、プリンストン、ベロー・ウッド、カウペンス、モンテレー、ラングレー、カボット、バターン、サン・ジャシント
護衛空母:サガモン級4隻、カサブランカ級40隻
戦艦:アイオワ、ミズーリ、ニュージャージー、ウィスコンシン、サウスダコタ、インディアナ、マサチューセッツ、アラバマ
大型巡洋艦:アラスカ、グアム、ハワイ
重巡:14隻
軽巡:14隻
駆逐艦:78隻


航空機数は驚愕の3700機を超えた。
また10万人の陸軍部隊を運ぶ輸送船団も合わせて艦艇数は200隻に肉薄していた。
ただ懸念としてはその半数が新兵であり、残りの半数も実戦経験に乏しいことだった。
船員はまだ何とかなるがパイロットはそうはいかない。
一応編隊飛行を行える程度の技量はあるが実戦経験は皆無だ。
「日本海軍との戦い、勝てると思うか?」
ハルゼーは太平洋艦隊の現状を鑑みて、らしくもなく心細そうな声でレイトンに問う。
「勝てる勝てないの話ではないのです。我々は今から勝ちに行くんです」
レイトンの力強い言葉にハルゼーもいつもの調子を取り戻した。
「必ず日本海軍を撃破してやる!」
ハルゼーはアイオワの艦橋でそう宣言した。


ウェーキ島防衛隊は設置されていた電探によりアメリカ軍の来襲を知った。
ウェーキ島に配備されていた航空機は零戦三三型44機、鍾馗丁型23機、96式陸攻丁型34機の合計97機だった。
防衛隊司令の秋山勝三少将はすぐにこれらの航空隊を硫黄島へ撤退させて防衛隊の全兵力である7000名を地下壕へ避難させた。
電探に映し出された機影は優に1000を超えておりウェーキの航空隊だけで戦いを挑んでも玉砕するだけだったからだ。
また同時に上官である樋口季一郎中将に撤退を請願。
樋口は二つ返事でこれを承認し、すぐに海軍に艦船の準備を要請した。
そして全兵力の退避が完了した10分後にアメリカ軍による空襲が始まった。
地下壕の中からでもその苛烈さは伝わって来て、秋山も肝を冷やしたが1時間後には何も音がしなくなった。
外に出ると辺り一面焼け野原でありまともに戦える状況に無かった。
ただこの日の空襲はこれで終わり、夜間に樋口の要請で駆けつけてきた第6駆逐隊の雷、電、暁、響によってまずは3000名が救出され、また零式飛行艇約20機が一度に20名を乗せて往復した。
そして夜明け前に第6駆逐隊が再度ウェーキ島に到着し、残っていた3000名も救助した。
これにより日本軍によるウェーキ島撤退作戦は成功を収めた。
その2時間後にアメリカ軍が上陸し濃い霧のせいで同士討ちなどが発生したがウェーキ島はアメリカの手に戻った。
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