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第四夜 夏至祭
20、雪豹
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「あれは、誰だ」
アズールは呻くように言った。
燦々と朝日を浴びる、濡れた娘のブルーグレイの瞳から離せない。
そのまっすぐで静かな目は、あなたのために舞ったのよ、とアズールに告げていた。
昨晩泣いて逃げるしかなかったシーアは、見事に一晩で、そして踊りのなかで、自分の卑屈な呪縛を解いて見せたことを、アズールはちゃんと理解し読み取っていた。
「あれは、リシア姫。わたしの末の妹」
アクアは言う。
「なんてことだ、、」
デクロア国の三番目の姫は跳ねっ返りの姫。
何もかもがアズールのなかですとんと落ちる。
ベルゼラ語が堪能なのも、筆記試験で5番という上位成績なのも、人を上手に利用できるのも、それはリシアが生まれ育ってきた環境と、上質な学習環境の賜物であったのだ。
アズールは、森で出会った娘と再び話すのに、デクロア中を巻き込む必要がなかったことを知る。
彼女を得るには普通に、はじめから定められた通りに顔合わせをすれば良かっただけだったのだ!
だが彼女は自分をただのシーアと名乗り、隠し通そうとした。
シーアの呪縛とは、自分が姉たちと比較されたくない、ということだったのかもしれない。
凄すぎる姉たちを持ってしまった宿命だろう。
そういう自分はどうなのだ?
王子と知られたくなくて、畏まって欲しくなくて、自分も自由でいたくて、ただの騎士の振りを続けた。
どっちもどっちではないか?
彼女を責めることなどできないのではないか?
その時、リシアはアズールから引き剥がすように視線を外し、滝の奥を見た。
激しさを増す滝の音に、空耳かと思うような不穏なうなり声を聞いたような気がしたのだ。
滝の奥にはどこに続くか知れない暗く深い洞がある。
水の枯れる冬に姿を表す洞窟だ。
滝の奥の洞窟に何かいる。
リシアの目は恐怖の色を帯びて、大きく見開かれていく。
リシアのただならぬ緊張を、対岸の者たちが感じ取った。野生動物か?
王騎士たちは一斉に弓矢を構えた。
アズールの騎士ラリマーもクロスボウを構える。
「雪豹!」
リシアは恐怖に叫ぶ。
それはリシアの死の宣告も同然であった。
滝の奥からま白い頭を低くして、体を現していく。
リシアはがくがくとずり下がる。
舞の物語と違って、実際のこの距離での接近は、狩られる側の死を意味する。
「里を襲ったはぐれかもしれない!」
誰かが叫ぶ。
「威嚇の矢を放て!」
雪豹を避けるように大きく外れた矢は、怒る雪豹には何の意味もなかった。
「威嚇でなくあれを狙え!」
アズールはラリマーに指示をした。このままではリシアが雪豹の餌食だった。
ラリマーのクロスボウは、王騎士のひとりに押さえられていて、射られない。
「雪豹は何があっても殺してはなりません!あれは我らの心!」
アクアが叫ぶ。
チッとアズールは舌打ちをする。
あり得なかった。
雪豹にこのまま襲わせて、この場の者たちは全員、自国の姫を見殺しにしようとしているのだ!
リシアは舞で使った懐刀を抜いて、目の前に迫る怒る雪豹を威嚇する。
彼は洞窟奥にいて、騒ぎが治まるのを怯えて待っていたのかも知れなかった。
アズールは懐の手刀を取り出し、雪豹の首をねらう。
「アズールさま、なりません!」
アクアがアズールを止めに腕にすがる。
制止を振り切り、アズールはひゅんと手刀を投げた。
それは、雪豹の肩に当り、驚いて後ろに飛び退いた。
リシアと雪豹の間にスペースができる。
だが、依然リシアは危険なまま。
後ろににじり去ることもままならず、短剣を両手に握ったまま、震えている。
雪豹は森の王。
デクロアの象徴とでもいうべき、美しい獣。
だがそれは、デクロアの民にとってのこと。
アズールは異国の王子で、その理りに縛られる必要はなかった。
アズールは長刀を手に、リシアが通った崖を飛ぶように渡る。
リシアと雪豹の間に割って入った。
体長2メートル以上はある。
その雪豹は肩にナイフを受け、痛みに青い目を血走らせて激昂しつつも、執拗にリシアを狙う。
飛びかかってきたところの口内を指し貫くか、飛びかかられる前に、リシアを抱えて、滝壺に飛び込んで逃れるか、雪豹に切りかかっていくか?
アズールはリシアをかばいながら瞬時に選択肢を考察する。
「なんで、あんたまで死にに来たのよ!雪豹に勝てるわけないじゃない!」
「わたしもあなたも死ぬつもりはないのだが?」
作戦などなかったが、アズールはリシアの頭の濡れたショールをつかんだ。
その縁は白い毛皮、雪豹の毛皮だ。
仲間の毛皮に反応をしているのかも知れなかった。
アズールはショールを揺らし、注意を引く。
右、左、と顔が合わせて揺れる。
反応していた。
タイミングを計って、アズールは大きく滝壷に向かってショールを投げ入れる。
リシアが蹴りいれた装束よりも、遠くに飛ばず、落ちていく。
雪豹は、そのショールを追って、とんとんと滝横の崖を下りていく。
川の流れにのったショールを追いかけて、彼らから去っていった。
静けさだけが残る。
舞台の二人も、対岸の王族や騎士たちも固まっていた。
その静寂を破ったのはリシアだ。
「あ、、わたしは助かったの?」
リシアは、アズールの背中にしがみつく。
アズールは、体をよじり、正面からその体を抱き締める。
すっかり凍えた体だった。
「あなたを失う恐怖で命が縮まった。あなたが無事で本当に良かった」
アズール王子は両手にリシアの顔を挟んで上を向かせる。
潤んだブルーグレイの瞳が吸い込むようにアズールを見上げる。
闇色の瞳は切羽詰まっていて真剣だった。
どうかわたしを受け入れてくれ。
いつものように逃げないでくれ。
リシアに訴えていた。
リシアの唇は開いていく。
迫る男の息を吸い込んだ。
二人は熱いキスをする。
己の感情を解放し、相手を熱く求める、リシアにとって初めてのキスだった。
ベルゼラの王子が選んだ娘は、跳ねっ返りの末の娘、リシアだった。
アズールは呻くように言った。
燦々と朝日を浴びる、濡れた娘のブルーグレイの瞳から離せない。
そのまっすぐで静かな目は、あなたのために舞ったのよ、とアズールに告げていた。
昨晩泣いて逃げるしかなかったシーアは、見事に一晩で、そして踊りのなかで、自分の卑屈な呪縛を解いて見せたことを、アズールはちゃんと理解し読み取っていた。
「あれは、リシア姫。わたしの末の妹」
アクアは言う。
「なんてことだ、、」
デクロア国の三番目の姫は跳ねっ返りの姫。
何もかもがアズールのなかですとんと落ちる。
ベルゼラ語が堪能なのも、筆記試験で5番という上位成績なのも、人を上手に利用できるのも、それはリシアが生まれ育ってきた環境と、上質な学習環境の賜物であったのだ。
アズールは、森で出会った娘と再び話すのに、デクロア中を巻き込む必要がなかったことを知る。
彼女を得るには普通に、はじめから定められた通りに顔合わせをすれば良かっただけだったのだ!
だが彼女は自分をただのシーアと名乗り、隠し通そうとした。
シーアの呪縛とは、自分が姉たちと比較されたくない、ということだったのかもしれない。
凄すぎる姉たちを持ってしまった宿命だろう。
そういう自分はどうなのだ?
王子と知られたくなくて、畏まって欲しくなくて、自分も自由でいたくて、ただの騎士の振りを続けた。
どっちもどっちではないか?
彼女を責めることなどできないのではないか?
その時、リシアはアズールから引き剥がすように視線を外し、滝の奥を見た。
激しさを増す滝の音に、空耳かと思うような不穏なうなり声を聞いたような気がしたのだ。
滝の奥にはどこに続くか知れない暗く深い洞がある。
水の枯れる冬に姿を表す洞窟だ。
滝の奥の洞窟に何かいる。
リシアの目は恐怖の色を帯びて、大きく見開かれていく。
リシアのただならぬ緊張を、対岸の者たちが感じ取った。野生動物か?
王騎士たちは一斉に弓矢を構えた。
アズールの騎士ラリマーもクロスボウを構える。
「雪豹!」
リシアは恐怖に叫ぶ。
それはリシアの死の宣告も同然であった。
滝の奥からま白い頭を低くして、体を現していく。
リシアはがくがくとずり下がる。
舞の物語と違って、実際のこの距離での接近は、狩られる側の死を意味する。
「里を襲ったはぐれかもしれない!」
誰かが叫ぶ。
「威嚇の矢を放て!」
雪豹を避けるように大きく外れた矢は、怒る雪豹には何の意味もなかった。
「威嚇でなくあれを狙え!」
アズールはラリマーに指示をした。このままではリシアが雪豹の餌食だった。
ラリマーのクロスボウは、王騎士のひとりに押さえられていて、射られない。
「雪豹は何があっても殺してはなりません!あれは我らの心!」
アクアが叫ぶ。
チッとアズールは舌打ちをする。
あり得なかった。
雪豹にこのまま襲わせて、この場の者たちは全員、自国の姫を見殺しにしようとしているのだ!
リシアは舞で使った懐刀を抜いて、目の前に迫る怒る雪豹を威嚇する。
彼は洞窟奥にいて、騒ぎが治まるのを怯えて待っていたのかも知れなかった。
アズールは懐の手刀を取り出し、雪豹の首をねらう。
「アズールさま、なりません!」
アクアがアズールを止めに腕にすがる。
制止を振り切り、アズールはひゅんと手刀を投げた。
それは、雪豹の肩に当り、驚いて後ろに飛び退いた。
リシアと雪豹の間にスペースができる。
だが、依然リシアは危険なまま。
後ろににじり去ることもままならず、短剣を両手に握ったまま、震えている。
雪豹は森の王。
デクロアの象徴とでもいうべき、美しい獣。
だがそれは、デクロアの民にとってのこと。
アズールは異国の王子で、その理りに縛られる必要はなかった。
アズールは長刀を手に、リシアが通った崖を飛ぶように渡る。
リシアと雪豹の間に割って入った。
体長2メートル以上はある。
その雪豹は肩にナイフを受け、痛みに青い目を血走らせて激昂しつつも、執拗にリシアを狙う。
飛びかかってきたところの口内を指し貫くか、飛びかかられる前に、リシアを抱えて、滝壺に飛び込んで逃れるか、雪豹に切りかかっていくか?
アズールはリシアをかばいながら瞬時に選択肢を考察する。
「なんで、あんたまで死にに来たのよ!雪豹に勝てるわけないじゃない!」
「わたしもあなたも死ぬつもりはないのだが?」
作戦などなかったが、アズールはリシアの頭の濡れたショールをつかんだ。
その縁は白い毛皮、雪豹の毛皮だ。
仲間の毛皮に反応をしているのかも知れなかった。
アズールはショールを揺らし、注意を引く。
右、左、と顔が合わせて揺れる。
反応していた。
タイミングを計って、アズールは大きく滝壷に向かってショールを投げ入れる。
リシアが蹴りいれた装束よりも、遠くに飛ばず、落ちていく。
雪豹は、そのショールを追って、とんとんと滝横の崖を下りていく。
川の流れにのったショールを追いかけて、彼らから去っていった。
静けさだけが残る。
舞台の二人も、対岸の王族や騎士たちも固まっていた。
その静寂を破ったのはリシアだ。
「あ、、わたしは助かったの?」
リシアは、アズールの背中にしがみつく。
アズールは、体をよじり、正面からその体を抱き締める。
すっかり凍えた体だった。
「あなたを失う恐怖で命が縮まった。あなたが無事で本当に良かった」
アズール王子は両手にリシアの顔を挟んで上を向かせる。
潤んだブルーグレイの瞳が吸い込むようにアズールを見上げる。
闇色の瞳は切羽詰まっていて真剣だった。
どうかわたしを受け入れてくれ。
いつものように逃げないでくれ。
リシアに訴えていた。
リシアの唇は開いていく。
迫る男の息を吸い込んだ。
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