恵美子の波瀾万丈

ハリマオ65

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11話:体調不良で長期入院

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 1983年は便りが少なくなり、便りが来ても絵はがきもなく大変だという苦労話ばかりが書き綴られていた。長男の箕島賢人は来年から小学校へ入るが元気があり余っているのか、近くの広場を走り回っていた。長女の旗江は塗り絵が好きなようでクレヨンで塗ったり画用紙に丸や四角を書いて騒いでいた。

 そして1983年11月8日、突然体調が悪いから、帰国すると連絡が入り11月12日の便で到着すると言連絡が入りタクシーで高尾に帰って来た。 げっそり痩せて体調悪いのが一目でわかった。翌週の月曜日に大病院へタクシーで行くと、すぐ入院して精密検査をしようと医師から言われた。

  その後、肝臓の値が以上で極度の疲労状態にありめまい発作があり耳鼻咽喉科の先生の診断で重症・自律神経失調症とメニエール病と言われ長期入院が指示された。そうして12月29日に一度退院して自宅に帰って来たが、部屋にこもり、ずーっと寝ていた。

 そして、1984年1月6日、大病院の外来診察を受けて、再び、入院加療が必要と診断され1月6日に入院した。1984年1月9日の昼、箕島路子さんから電話が入りトヨタ株を1130円で売り指示で全株売りをN証券に指示すると、少しして売れたと連絡が入った。

  税引き後利益134万円となり残金が186万円となった。その話を終えて個人的なことだけど、2人目の赤ちゃんができたとうれしそうに言い、予定日は1984年7月8日だと教えてくれた。1月12日本社の清水総務部長が箕島巌男の病室に来て、お見舞い金と果物を持って入ってきて、大変だったねと慰めてくれた。

 その後、清水総務部長が3月末迄は社内規定で面倒見れると言い何とか9月末迄、伸ばして欲しいと申請してみるが出来るとは完全に言えないと言った。その後1984年4月8日、病院の規定で退院することになり4月になり、精神科、神経科、耳鼻咽喉科、内科を受診した。

 最後に主治医の森永先生が、奥さんの恵美子さんに開口一番、あまり良くなってません。相当長い入院治療が必要だろうと言った。1984年5月9日に清水総務部長がお見舞いに来てくれたときに担当医に病状を詳しく教えて欲しいと言うと、箕島巌男さんは頑健な身体と強靱な精神力があったから死なずにすんだと言った。

 普通の人なら精神的に持ちませんよと言った。逆に我慢したのが良くなかったと言い、また、強いストレスのある仕事に戻るのは自殺行為ですと、きっぱり言った。これからも月に1回の通院と投薬で治療に専念していきますが、くれぐれも無理しないようにと言い睡眠と保温、身体的にも精神的にも安静が一番ですと言った。

 その他、温泉、南国の暖かい所での転地療法、ストレス解消の音楽、旅行などが良いと言い、薬は、あくまでも症状を改善するだけで根本的な治療にはなりませんと言った。そうして退院してタクシーで家まで行き箕島巌男の部屋に大型エアコンを入れて快適な温度と湿度を保つように工夫した。自宅に帰り長男の賢人と旗江を見て笑顔になった。そして箕島巌男が疲れたら寝るし欲しい物があったら言うので、宜しくと恵美子に言った。
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