徳川泰平の秘密

ハリマオ65

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46話:2010年春フンシャル花祭り1

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 日本経済、世界経済も2009年になってもリーマンショックの後遺症から抜け出せないでいた。2009年の4月になり気分転換に山梨へ義理の両親と一美を入れて5人で1泊2日で御坂の桃の花と石和温泉の近くの桜温泉通りの桜を観賞して石和温泉に一泊して、帰って来た。一美が、日本の花はきれいだと言いアメリカでは絶対に見られないと大喜びした。

 その後、5月の連休は西武園遊園地や立川昭和記念公園の花を見に出かけた。この夏は、猛暑、また、義理の両親と一美の5人で、今度は、箱根に行き芦ノ湖の遊覧船に乗って箱根湯本の温泉に泊まって帰って来た。その後、2009年12月27日に、ソフトバンクが、大きく値を上げてきたので6000円で2万株を1.2億円で売り、税引き後利益5800万円を得た。

 一美の税引き後純利益が1166万円となった。一美の資産が3166万円となった。泰平の利益のうち、2000万円を「肇の一歩」の資金として恵まれない子供達のためのNPOや、その子供達に文房具や必要な物を買って送った。

2010年、1月、フンシャル花祭りのパンフレットを義理の両親にみせて一緒に行かないかと誘うと茜さんが、きれいな花と女性の写真を見て行きたいと言ったので4人で予約を入れた。2010年、4月25日から成田から、ロンドン経由でフンシャルへ。ロンドンのヒースロー空港で、少し休み、フンシャルに着くと、南国の太陽が暑く感じ、木陰に入って、過ごした。早めにホテルにチェックインして、
ゆっくりした。

 パンフレットで見たが、本当にきれいな海と花が咲き誇り、素晴らしい所だった。マデイラ最大の街フンシャル滞在は町の中心にあるホテルに予約して、便利な場所で、とても良いホテルでした。酒屋でマデイラ種の指南を受けたり、未熟なブドウを使ったヴィーノヴェルデ、グリーンワインをいただきました。

 5月7日はフラワーフェステイバルのパレードの日。素敵なパレードを見学したり。何しろこの島は空気が良くて
島中いい香り、お花や木々の良い香りに囲まれていました。温暖な気候、良い空気、きれいな空、物価も安く済みやすいまさに天国です。夜は星がきれいに見えた。ホテルには長期宿泊客を飽きさせないプログラムがあった。

 アクアビクス、お絵かき、お話しの会、ホテルの近所の散策など毎日朝の新聞に記載されていたり、お部屋にはキツチンがついていましたので自炊も楽しみ、チョイ住みもできました。街の中は花盛り、ジャガランダも咲き始めた。ジャガランダ花盛りのフンシャル。いよいよマデイラです。リスボンからの乗客はほとんどがシニアでした。

 かわいらしい空港、ロンドンからの航空機も着いたが乗客もシニアが多かった。かわいらしい空港。空港にもアズレージョが多い。空気がきれいで雨が多いシーズンですがなぜか夜に雨が降り昼間は晴れて生い茂る植物は元気いっぱい。虹が目の前に現れ、時には3段重ねの虹も出現する様だ。部屋からは青い海が見えた。朝ご飯も美味しい。

 素敵なホテル・ポルトサンタマリアの庭は広めで、キッチンも充実、お米を買い自炊もできる。お庭は時間と共に変化して行き、夜は、プールサイドで市場で絶品のバナナを味わいます。昔、子供の頃食べたような深い味わい、
甘さの中に少し酸味もあった。近くの市場では、お花も沢山あり賑わっていた。しかし、お土産類は高め。

 コロンブスの像も綺麗に整備されているサンタカタリーナ公園にあり、マデイラでは大陸で絶滅した植物も存在している様だ。メインストリートは、ジャガランダの盛りで素敵だった。モンテ行きのケーブルカー、バスやタクシーのロータリーもあり、モンテ行きのケーブルカー近くではフリーマーケットも出ている。

 フラワーフェスティバルの街中、島中に、花の香りがして、フラワーフェスティバルの時期、街中きれいな飾りつけがあり、フェスティバルでのデモンストレーションが始まった。パレードの集合会場。山車が8台、その間を多くの美女たちのパレード始まった。島中の人たちが、パレードで、ミス・フラワー・フェスティバルと記念撮影していた。歩道も、お花の絨毯に囲まれ、また、その香りに囲まれて最高だった。
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