焼けぼっくいに火が付いた

ハリマオ65

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7話:里村、山里課長に挨拶と社宅入居

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 その後、工場内にある大きめな実験室と社宅を見せてくれた。清水が、筆記試験と面接試験はと聞くとない。君が、働いてくれるか、どうかだけだと笑いながら言うので、是非、この仕事に挑戦したいというと、あー良かった。

 やっと引き受ける若者が来てくれたと本音を吐露した。清水は、技術関係のスタッフは、と聞くと、もう一人、技術部長として、東京六大学の夜学部の機械科を卒業した山里技術課長がいると言った。

 今日は、用事があって、東京の本社に出かけていると言った。社長も日本のこの業界を代表する科学者だと打ち明けた。そんな話をしていると17時を過ぎ、小柄な里村営業課長と山里技術課長が、帰ってきて、清水に挨拶した。

 そこで、彼らが、自己紹介し、ここで、働くことに決めましたと伝えると、やっと若い人が入ったと喜んでくれた。そのうち、社宅にある麻雀ルームで、麻雀をするのが楽しみだと笑顔になった。

 そして18時過ぎ、工場長が、工場2階の事務所を閉め、鍵をかけた。その後、工場長を里村課長が車に乗せて、工場長の住む理髪店に送って行った。その晩、何と、山里技術課長が、美味い料理を作るぞと言い、中華料理を作ってくれた。

 その間、清水は、風呂に入ってこいと言われ、風呂に入り出ると、野菜と豚肉を炒めた中華料理とスープが、完成していて、夕食をいただいた。美味しいですねと言うと、独身が長く、料理は母に教えられたと笑顔で語った。

 何でも、山里さんのご両親は、外務省の公務員で、何年も外国の大使館つとめをしていたと語った。そして、中学を卒業すると、一人で、何でも出来る様に両親にしつけられたと話した。

 そして、高校2年から一人住まいを始めた。そのため炊事、洗濯、料理が、出来るようになったのさと語った。君は、麻雀できるよなと聞かれ、学生時代、勉強ばかりで出来ませんと答えると信じられないと笑った。

 まー良い、教えてやるからと言い、今、麻雀メンバーは、常時4人で、誰か1人が、都合が悪くなれば、麻雀のメンバーが、足らなくなるので、週に1回、麻雀するかどうか程度だと言い、今度楽しみだと告げた。

 その後、3軒長屋の真ん中が、一番、寒くないし、良いだろうと言われ、布団も2セット用意されてるから、その部屋を案内しようと、連れて行ってくれた。ここは、本社の営業部長、課長などが、たまに泊まっていると話した。

 そして、今後、商品開発のため、もう一人の化学系のスタッフ1名と現場の機械の保守点検のため機械修理用の技術者1名を採用させたいと言う構想があると、吉富工場長が打ち明けていた。

 夕食後、清水は、山里さんから、多くの質問を受け答えした。楽しい時を過ごし、22時過ぎ、部屋に戻り、眠りについた。翌朝、8時に、昨日の里村さんが迎えに来てくれ、最初に、清水を最寄り駅まで20分位で送ってくれた。

 その時、入社、決定で、良いねと清水に工場長が聞くので結構ですと答えた。これを聞いた里村さんが、麻雀できる様に勉強して来てと笑いながら言い、まー教えるから、やろうと言った。

 それを聞いて、是非お願いしますと答た。1974年9月の日曜、今度の会社の発送の以前面会した茨城弁の逆井さんが、早朝、清水の家に4t車でやってきて、荷物をのせて、その日の16時に、工場の社宅に到着。

 吉富工場長や里村課長、山里技術課長と近所の従業員など総勢10人で、18時には、引っ越しが、完了し、引っ越しの手伝いお礼を言い、清水は、皆さんに、自己紹介し、挨拶をした。
 
 その後、吉富工場長が、仕事を終えて、社宅の反対側にある研究室に案内して研究室の設備、電気炉、資材、機械、化学薬品の置き場所を丁寧に教えてくれた。そして、最後に、奥の鍵のかかった倉庫に毒劇物が、入ってると話した。

 そのため、近いうちに、毒劇物の取扱者の免許を取るように言われた。また、すぐ慣れると思うが、工場内のフォークリフトを使えるようにしておいて欲しいと言わた。急ぎではないが、今後の研究の計画も打ち合わせようと言われ了解した。
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