無頼・証券マン、哲二

ハリマオ65

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64話:マドリードへ日本製品卸売りへ1

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 その翌日、2014年6月24日、朝8時に起きて、タクシーでマドリード空港へ、10時発、ポルト行きの飛行機で、12時前に、ポルトに到着した。その後、佐藤は、とりあえず、マドリードで、自分の持参した、こちらで
売れそうな日本の商品、緑茶のティーバック、ホッカイロ、扇子、団扇、安物の子供用の祭り用はっぴ、漢字Tシャツ、折り紙、サランラップ、日本と独特の柄の手ぬぐい、ハンカチ、緑茶の粉末を大きなキャスター付きのボストンバックに分けて包んで入れた。

 、明後日、ポルトから夕方発の高速バスで、マドリードに翌朝、到着して、できるだけ多くの店で、卸売りの商談を5日かけて、商談しようと考えた。すると佐原さんが、私は,どうしたら良いのと聞くので、今迄、通りの仕事を続けて下さいと告げた。新しい仕事の方は、私が、全てやるからと笑いながら言った。

 すると、遠慮がちで、それで良いのですかと聞くので、大丈夫ですと言った。6月27日、夕飯を食べて、夜21時にタクシーで、ポルトからマドリード行きの高速バスの乗り場に到着して、トランクに大きな荷物を入れて、乗り込んで、ビールを飲みながら、寝込んだ。

 翌日の6時過ぎに,マドリードの到着して、電話して置いた、岩村さんのマンションに向かった。そして、部屋に大きなトランクを持ち込んで、中身の日本の商品、緑茶のティーバック、ホッカイロ、扇子、団扇、安物の子供用の祭りのはっぴ、漢字Tシャツ、折り紙、サランラップ、日本と独特の柄の手ぬぐい、ハンカチ、緑茶の粉末をリビングの床に広げた。

 その中でも、緑茶の粉末を見て、玉露かと聞くので、そんな高い物は持ってきてません、普通の緑茶の粉末ですというと、ちょっともらって良いかと言うのでOKというと、小さなスプーンで緑茶の粉末をティーカップにいれて、お湯と砂糖を入れると、これはいける。

 多分これは、スペインのお金持ちにうけるはずだと言った。デパートの食品売り場に売り込むと良いと言い、その際に、緑茶の粉末だとだけ伝えた方が良いと言い、値段は、100g5千円で販売し、卸売価格2千円、原価200g650円、1kg3千円と伝えると行けると言い、入れる袋を日本的な絵柄の袋に詰め替えれば、例えば、和柄 手提げ巾着などが良いと言い、これで決まった。

 剥がせるシールの上に、高級日本緑茶粉末と書き、下にスペイン語の説明書きを入れて、更に、お湯120mlに1gの粉末を入れ、かき混ぜてとかすように、書いておいた方が良いと言われた。この商品を大量に用意すると,純利益が上がるぞと言われた。

 その他、和柄の金魚、トンボ、ホタル、ウサギ,カエルを使った団扇30本で9600円、1本320円を千円で売れる。ミニ団扇、浮世絵1本300円を千円で売れる。冬に,ホッカイロも売れると言った。和柄の綿の手ぬぐい、原価250円が千円、ガーゼ手ぬぐい原価100円が千円,限定品は3千円、5千円、和柄のバスタオル原価千円、5千円、子供用の祭りのはっぴ、漢字Tシャツ、和柄の包装紙75×52.5cm50枚、1200円、1枚24円を10枚20円でやってみると良いと言った。

 そして、9時半に、マドリードの町に出て、デパートを中心に扱ってもらえるように交渉に行った。すると、多くの店で、サンプルとして、展示して、評判が良かったら扱うという先が多く、サンプル品を配る参考になった。
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