時代の波と恩人の死

ハリマオ65

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2話:甘太の株投資と彼女に実家へ挨拶し結婚へ

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 1962年8月に茂田さんの指示通りトヨタ株を30円で買いの指示が出て4千株を12万円で買い残金が1万円となった。1963年4月に80円でトヨタ株を全株売りの指示があり売却後、税引き後利益が17万円となった。

 そのため資産残高が18万円になった。預金に2万円を足して残金を20万円とした。1964年4月に中学時代同級生だった相模原の呉服屋、木下和彦の妹の2つ年下の木下恵さんと仲良くなって付き合い始めた。

 日曜日に喫茶店で会って話をするようになり毎月2~3回デートをするようになった。彼女は中学卒業後、地元の相原商業を卒業して実家の呉服屋を手伝って経理の仕事をしていた。

 1965年2月6日に指示通りソニー株を40円で4千株16万円で買い残金が4万円となった。茂田が、この株は成長が見込めるから持ち続けた方が良いと言われた。

 甘太に恵さんが将来、洋品店を経営する夢を語った。その後1971年4月に木下呉服店では新しくできた巨大な多摩ニュータウンに新しく呉服屋を出そうと考えていた時、恵さんが両親に青山甘太君と将来、一緒に店を持ちたいと伝えた。

 彼は、商売で、儲けて店を出すだけの資産を持っていると話すと1970年5月7日と面談する約束を取り付けた。その時に恵が甘太に銀行口座のコピーを持って来てと伝えた。

 当日は、背広を着てブルーバードで木下呉服店に出向いて青山甘太と申しますと言い、事業で成功して資産を作ったので近くに出来る多摩ニュータウンで洋品店をやって成功したいと熱く語った。

 そして銀行口座の残金150万円の通帳を見せると父の木下隆三さんが、ほんとだ、すごいと言い、善は急げと言うから結婚式は、いつにしますかと、隆三さんが言うので恵さんに、いつが良いかと聞いた。

 その後、6月がジューンブライドと言って縁起が良いと言うと、隆三さんの考えが決まったら、すぐ知らせてくれと言った。1969年4月にソニー株を970円で4千株売り、税引き後利益320万円となり、資産合計が324万円となった。

 1969年6月に伊藤忠を63円で5万株、315万円で買い残金が9万円となり預金から11万円を出して残金を20万円にした。1972年12月に伊藤忠株を580円で5万株売り税引き後利益2250万円となり残金が2270万円となった。

 その他に郵便預金が230万円で合計2500万円となっていた。その後、金利7%の郵便局の定額貯金に2000万円を預けた。1973年4月、木下恵さんに甘太が金はできたと言いプロポーズした。

 すぐその足で八王子の結婚式場に行き1973年6月20日11時からと決めてきて恵さんが父の隆三さんに知らせた。急いで結婚式の招待状を近くに住む親戚に出し甘太は、友人も含めて10人に招待状を送り、総勢50人の結婚式となった。

 6月20日は梅雨であいにくの天気にもかかわらず、来ていただき7人で、文金高島田「ぶんきんたかしまだ」の恵さんを見て、きれいとと言い、女性達が次々に一緒に記念写真を撮った。

 甘太は紋付き袴で純和風の結婚式をした。その後、12時から披露宴が始まり挨拶と歌などが披露され滞りなく、結婚式は午後1時半に終了した。その後、橋本駅前に2DKの月2万円のアパートに住み始めた。

 実家まで徒歩10分で奥さんの木下恵が実家の呉服屋を手伝った。7月3日に木下洋品店のある橋本と甘太が手伝ってるいる姉の旅館のある津久井の中間地点の城山に3DKのマンションをを月6万円の家賃で借りて住むようになった。

 その後、恵さんの家財道具を甘太がトラックを借りて新居に運び込んだ。毎朝、恵さんと橋本の実家・木下呉服店に送り、18時に迎えに行く様になった。普段、甘太は姉の旅館に待機していた。

 仕事が入ると旅館の小型トラックで買い物に行ったり、お客さんを釣り場に送迎したり、釣りに付き合ったりして用事がない時は旅館にいるようにしていた。結婚して半年がたった12月19日に恵さんの妊娠がわかった。
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