転ばぬ先のハイテク医療検査

ハリマオ65

文字の大きさ
12 / 34

11話:大阪、神戸、京都を攻略せよ1

しおりを挟む
 しかし例えば、大阪、神戸、京都、のエリアか、北九州、福岡エリアにでも高度臨床検査センター作るのに資本参加したいなと言うと、是非そうしてやってくれよと、丹沢先生と佐藤さんが言った。但し1億円以上の金が出来たらなと言うと、大笑いとなった。そうして夜23時に2次会も終了して、解散となり、丹沢、佐藤、泉田と他メンバーがっちり握手して別れた。

 やがて2014年があけた。静岡の会議の後、佐藤重幸が頻繁に新宿の丹沢先生と会い、2014年4月19日、泉田誠一が橫浜の港北ニュータウン高度臨床検査センターに来ていて丹沢を呼び出して会う事になった。21時に新横浜で待ち合わせ、個室の焼き鳥屋に入り再会を祝ってビールを飲んだ。佐藤が泉田に君、株の売買を派手にやってるようだねと聞くので、少しねと告げた。

 すると、もしかして佐藤さんもですかと丹沢先生が聞くので、同じく少しねと言い、もしかして、丹沢先生も聞くと、同じと言い、大笑いした。飲みながら聞いて見ると、丹沢先生は、ソニー株を売買していたが、その後、NTTドコモ、KDDIとか売買の大きい銘柄を売り買いして売買金額も億を超えてるようで専門科のアドバイザを雇っていると言った。

 佐藤さんも、大型株でトヨタ、武田薬品、ドコモ、ソニーを大きな金額で売買しているようだった。そして丹沢先生はその資金を高度臨床検査センターに投資していると言い、佐藤さんが利回りはと聞くと5%といったが、最近利回りが下がっているので困っていると言った。佐藤さんも投資したらと言うと、まだ、億を超えてませんとのでダメですと言った。

 泉田君はと聞かれ、僕も、まだ億を超えてませんと言い、越えたら、考えても良いと考えてると言った。そして、泉田に、これから話すことは、一応、極秘と言うことにしておいてくれと言われ、わかりましたと答えた。実は、佐藤さんが九州と大阪へ出張して高度臨床検査センター設立について調査を始めていると聞き、お金は丹沢先生から出ているようだった。

 それによると九州は医師会と開業医が強すぎて、よそ者は入れない様子で難しいのではないかと言った。大阪の方は意外に自由競争であり医師会は保守的で東京の真似はしたくないようで動きは見られないようだった。ただ関西もよそ者特に関東の人間を嫌う傾向があるので関西人の人をトップにつけて操るしか方法はないでしょうと丹沢先生に伝えた。

 と言う事は、関西を攻略するには、関西人をたてる必要ありかと言い丹沢先生が宙を見て関西人かと言い何人か知り合いはいるが完全に信用できる大物はいないと数分考えた末に言った。むしろ金で動く、暇で儲かっていない開業医は数人、知ってると言った。ただ大阪で商売をするには大阪の銀行を使うと情報が筒抜けになるから三菱UFJ銀行しかないなと言った。

 三菱UFJ銀行は、渋いからなと不安げな顔をした。すると、佐藤さんが、そう言っても三菱UFJ銀行は日本一の銀行じゃないですか、味方につけられれば、大丈夫ですよ。また、患者さんのためですと言うのが錦の御旗じゃないですかと、笑って言った。そうか、それで行こうかと佐藤さんと丹沢先生が言い、それで行こう、なー、泉田君と丹沢先生が肩をたたいた。

 確かに泉田と佐藤を東京の高度臨床検査センターに紹介したのは、丹沢先生であり、一番信用できる人だった。2014年も夏が過ぎて、秋になり、11月16日、佐藤さんから夜に呼び出されていくと、居酒屋で、大阪の三菱UFJ銀行が動いてくれることになったと、うれしそうに言った。プロジェクトの大きさと東京と首都圏で既に完成したシステムでありリスクも少ないと判断したようた。

 そのため、三菱UFJ銀行に打診して3ケ月という異例の速さで決まった様た。そして極めて協力的な反応に、佐藤さんが驚いた程だったという。それも銀行は、大口融資先が減ってしまい、運用難が続いて、かといって、いたずらに海外に投資を広げると、サブプライムローンみたいな前例もあって、困っているところだったようだと教えてくれた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

処理中です...