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12話:大阪、神戸、京都を攻略せよ2
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ただ、いままで丹沢先生が協力してくれたが、もう一つ信用できないところがあって引っかかっていると佐藤さんの顔が曇った。じゃーどこが、どう、まずいのかとは、上手く説明できないが、長年多くの人と付き合っているうちに備わった勘って奴かなと言った。もし仮に大阪での仕事が上手く行ったとしても甘い汁を吸えるのは、投資できるだけの資金を持っている三菱UFJ銀行と丹沢先生だけ。
我々で、資金が足りなくて動けないというと、もし億を超える金ができたらと泉田が佐藤に言うと、そりゃー投資で中に切り込むさと言った。その当てがあるのかと、佐藤さんが泉田に聞くとない事もないと妙な返事をするので、どういうことだと聞かれた。今度の投資で、成功すれば、億を超える資金が得られると、はっきりと言った。佐藤さん、どうなんですかと聞くと6千万円位あるが負債も4千万円位ありサラリーマンの宿命だよと言った。
その点、泉田は株投資経験は何年と聞かれ11年目ですと答えた。それで億なら才能あるなーと驚いていた。ともかく三菱UFJ銀行との面談の時には、必ず丹沢先生と一緒について行くから、日時、場所が決まったら知らせるから、できるだけ一緒に来てくれないかと言われ了解した。やがて年の瀬を迎え、すぐ2015年を迎えた。2月13日に佐藤さんから電話で4月7日、16時に三菱UFJ銀行・大阪中央支店での面会が決まったと知らされた。
そこで、まだ早いので、病院に休暇願を出して4月7日、8日、休暇をもらいますと告げた。その後、2月15日、夜19時に静岡の医師会館へ来て欲しいと連絡が入った。そこへ行って見ると以前、講演会で丹沢先生が披露してくれた首都圏の高度臨床検査センター現状のデータを見せてた。きれいな写真とOHPを制作してありパソコンでデータが全部入っていた。
すごい、さすが100戦錬磨の達人、佐藤さんだと驚いた様に笑った。丹沢先生が、この資料を持ってくるかなと聞いたので、もし本気で三菱UFJ銀行と大阪を攻めたいとしたら、絶対にこの資料見せて銀行首脳部のその気にさせるはずですと言った。でも、もしものため持っていったらどうですかと言った。我々は、何としてもやりたいと言うのは本音。よし持っていって丹沢さんが使わないなら、こっちが、使うまでさと言った。
そして翌日、2月16日に佐藤さんのところへ丹沢先生から電話が入り2月20日会いたいので、静岡の医師会館のOHP、スライドを使える部屋を借りておいてくれと言われたと泉田に連絡が入り2月20日19時半に静岡医師会館に出向いた。2月20日19時半に静岡医師会館に行くと、すでに佐藤さんがOHPとスライドプロジェクターを要していて、少しして、丹沢先生が、ごめん遅れてと言いながら会場に入ってきた。
その後、バックを机の上に置いてOHPに大阪でのプレゼンの資料を写しだし首都圏の高度臨床検査センターの場所と施設内部の写真と検査費用、借入金と返済状況と投資者の数と資金の返済利率などを書いた資料を彼らの関心を引くように見せ始めた。まず、銀座、渋谷、新宿、最近の港北ニュータウンと土日、夜間の検査の状況など、驚く様な資料や目をひく資料ばかりを最初に出して見ると言った。
そして患者さんの推移とか以前見せてくれた資料はと聞くと、我々、医療関係者は患者さんの数とか興味あるが、彼らの目的は利益だけでしょ。必要かなと言い必要かどうか聞いて見て判断すると言った。つまり、彼らの目をひくようなことを中心にプレゼンテーションをしたいと言うのだ。これに対して、臨床放射線技師・パラメディカルとしては実際に医療にどれだけ貢献しているのか、患者さんにどれだけ貢献しているのか伝えるべきだと主張。
また、高度臨床検査センターにおいては、このシステムが、いかに患者さんのためにメリットが、あるのかを正面切って話すべきじゃないかと言った。もうすでに三菱UFJ銀行では、ゴーサインが出ているのだからと言うと、そうかもしれませんねと丹沢先生がうなずいた。この意見に対して、佐藤さんにも意見を聞くと、私も泉田君の意見に賛成で、むしろ銀行側は欲しい資料を聞いて極力見せて足らない資料があれば、揃える位の方が良いと述べた、
我々で、資金が足りなくて動けないというと、もし億を超える金ができたらと泉田が佐藤に言うと、そりゃー投資で中に切り込むさと言った。その当てがあるのかと、佐藤さんが泉田に聞くとない事もないと妙な返事をするので、どういうことだと聞かれた。今度の投資で、成功すれば、億を超える資金が得られると、はっきりと言った。佐藤さん、どうなんですかと聞くと6千万円位あるが負債も4千万円位ありサラリーマンの宿命だよと言った。
その点、泉田は株投資経験は何年と聞かれ11年目ですと答えた。それで億なら才能あるなーと驚いていた。ともかく三菱UFJ銀行との面談の時には、必ず丹沢先生と一緒について行くから、日時、場所が決まったら知らせるから、できるだけ一緒に来てくれないかと言われ了解した。やがて年の瀬を迎え、すぐ2015年を迎えた。2月13日に佐藤さんから電話で4月7日、16時に三菱UFJ銀行・大阪中央支店での面会が決まったと知らされた。
そこで、まだ早いので、病院に休暇願を出して4月7日、8日、休暇をもらいますと告げた。その後、2月15日、夜19時に静岡の医師会館へ来て欲しいと連絡が入った。そこへ行って見ると以前、講演会で丹沢先生が披露してくれた首都圏の高度臨床検査センター現状のデータを見せてた。きれいな写真とOHPを制作してありパソコンでデータが全部入っていた。
すごい、さすが100戦錬磨の達人、佐藤さんだと驚いた様に笑った。丹沢先生が、この資料を持ってくるかなと聞いたので、もし本気で三菱UFJ銀行と大阪を攻めたいとしたら、絶対にこの資料見せて銀行首脳部のその気にさせるはずですと言った。でも、もしものため持っていったらどうですかと言った。我々は、何としてもやりたいと言うのは本音。よし持っていって丹沢さんが使わないなら、こっちが、使うまでさと言った。
そして翌日、2月16日に佐藤さんのところへ丹沢先生から電話が入り2月20日会いたいので、静岡の医師会館のOHP、スライドを使える部屋を借りておいてくれと言われたと泉田に連絡が入り2月20日19時半に静岡医師会館に出向いた。2月20日19時半に静岡医師会館に行くと、すでに佐藤さんがOHPとスライドプロジェクターを要していて、少しして、丹沢先生が、ごめん遅れてと言いながら会場に入ってきた。
その後、バックを机の上に置いてOHPに大阪でのプレゼンの資料を写しだし首都圏の高度臨床検査センターの場所と施設内部の写真と検査費用、借入金と返済状況と投資者の数と資金の返済利率などを書いた資料を彼らの関心を引くように見せ始めた。まず、銀座、渋谷、新宿、最近の港北ニュータウンと土日、夜間の検査の状況など、驚く様な資料や目をひく資料ばかりを最初に出して見ると言った。
そして患者さんの推移とか以前見せてくれた資料はと聞くと、我々、医療関係者は患者さんの数とか興味あるが、彼らの目的は利益だけでしょ。必要かなと言い必要かどうか聞いて見て判断すると言った。つまり、彼らの目をひくようなことを中心にプレゼンテーションをしたいと言うのだ。これに対して、臨床放射線技師・パラメディカルとしては実際に医療にどれだけ貢献しているのか、患者さんにどれだけ貢献しているのか伝えるべきだと主張。
また、高度臨床検査センターにおいては、このシステムが、いかに患者さんのためにメリットが、あるのかを正面切って話すべきじゃないかと言った。もうすでに三菱UFJ銀行では、ゴーサインが出ているのだからと言うと、そうかもしれませんねと丹沢先生がうなずいた。この意見に対して、佐藤さんにも意見を聞くと、私も泉田君の意見に賛成で、むしろ銀行側は欲しい資料を聞いて極力見せて足らない資料があれば、揃える位の方が良いと述べた、
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