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16話:リーマンショックと春子さんの話
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こうして2008年を迎えた。4月16日、今年も埴輪は、横須賀の釣り仲間に連絡して津久井浜に釣りに出かけた。そして、今回は、今まで最高の数のシロギスが釣れた。そこで、食べきれないので、シロギスのフライを袋に包んで、埴輪末吉が、自宅に持ち帰ったほどであった。
米国発の金融不安が世界中に拡大し東京株式市場でも株価が大暴落。日経平均株価は10月27日、終値ではバブル後最安値となる7163円下落。1982年10月以来およそ26年ぶりの低水準。昨年末からの下落率は最大53%超に達し、企業活動や個人消費の冷え込みに拍車を掛けた。
9月以降は米金融大手リーマン・ブラザーズの倒産で株の投げ売りが加速。中でも10月16日は欧米の大手金融機関の連鎖倒産懸念から11.4%安と1953年のスターリン暴落を超える下げ率を記録し、87年のブラックマンデーの14.9%安に次ぐ過去2番目の急落となった。
米国の住宅バブルが崩壊し低所得者向け高金利型「サブプライム」住宅ローンの焦げ付きが多発した。それにより米欧金融機関の経営が急速に悪化、世界的な金融危機に発展。9月には、米証券大手リーマン・ブラザーズが経営破綻した。それを受け危機が深刻化。
議会で金融安定化法案が否決されると、米株価が暴落し、ダウ工業株30種平均は史上最大の下落幅777ドルを記録。10月に修正後の法案が成立したものの、株価は約4年ぶりに1万ドルを割り込んだ。危機は新興国にも波及。主要中央銀行による同時利下げ。
さらに金融機関への公的資金注入、市場への資金供給などが講じられ、金融サミットで景気てこ入れ策が合意されたものの世界経済は「大恐慌以来」の深刻なリセッション「景気後退」に陥ると予想された。米国発の金融不安が世界中に拡大した。
そのため東京株式市場でも株価が大暴落。日経平均株価は10月27日、終値ではバブル後最安値となる7162円90銭まで下落した。1982年10月以来およそ26年ぶりの低水準だった。昨年末からの下落率は最大53%超に達し企業活動や個人消費の冷え込みに拍車を掛けた。
9月以降は米金融大手リーマンブラザースの倒産で株の投げ売りが加速した。10月16日、欧米の大手金融機関の連鎖倒産懸念から11.4%安と1953年のスターリン暴落を超える下げ率を記録し87年のブラックマンデーの14.9%安に次ぐ過去2番目の急落した。
12月26日、年の瀬、今年は、舟和のいも羊羹をお歳暮に持って春子さんのマンションを訪ねた。今年も春子さんの手料理、中華チャーハンを作ってもらい、ご馳走になった。そして、春子さんに、今年の話を聞くと、最近、横須賀の公民館の麻雀教室に入って楽しんでいると語った。
「麻雀と言うのは、老化防止にも役立ち、面白いので回ってしまったわと笑った」
「すると小さなトロフィーがあり、もしかして麻雀大会の賞品と聞いた」
「すると、そう3位になったのよと笑顔で語った」
「こう見えても、意外に凝り性なのよと言い、麻雀の本を買って勉強したと白状した」
「麻雀というのは、その人の性格、育ち、勝負に対する執着心までもわかる素晴らしいゲームねと語った」
「でも、麻雀大会を終えると家に帰ってきて疲れるせいか、風呂に入り、すぐに寝られるのよと笑った」
「人生、生きている間に新しいことに挑戦するって素敵だと語った」
「その話を聞いていた富子さんが、春子さんは、すごいねと言った」
「そう考えると、私は、父に多くの物を与えてもらった割には、それほど、稼げないし冒険もしていないわと自分の人生を振り返った」
「埴輪さんにアメリカへ挑戦に出かけると言った時、思いっきり怒られた」
「最初は、頭にきたけれど冷静に考えると彼の言った通り、自分の独りよがりだったと振りかえった」
「英語ができてもアメリカでは、誰でも英語ができる」
「それ以外に何ができるのと聞かれたとき頭をバットで殴られたような、すごい衝撃を感じたと話した」
「そう、彼は、小さい頃、可愛い顔していても、しっかりした考えを持っていたわ」
「それが、印象に残っていると春子さんが、その頃の印象を語った」
「富子さんは、幸せよ、こんな素敵な旦那さんと結婚できてと言った」
「でも、他人と比較できないからわからないけどと笑いながら言い照れた」
米国発の金融不安が世界中に拡大し東京株式市場でも株価が大暴落。日経平均株価は10月27日、終値ではバブル後最安値となる7163円下落。1982年10月以来およそ26年ぶりの低水準。昨年末からの下落率は最大53%超に達し、企業活動や個人消費の冷え込みに拍車を掛けた。
9月以降は米金融大手リーマン・ブラザーズの倒産で株の投げ売りが加速。中でも10月16日は欧米の大手金融機関の連鎖倒産懸念から11.4%安と1953年のスターリン暴落を超える下げ率を記録し、87年のブラックマンデーの14.9%安に次ぐ過去2番目の急落となった。
米国の住宅バブルが崩壊し低所得者向け高金利型「サブプライム」住宅ローンの焦げ付きが多発した。それにより米欧金融機関の経営が急速に悪化、世界的な金融危機に発展。9月には、米証券大手リーマン・ブラザーズが経営破綻した。それを受け危機が深刻化。
議会で金融安定化法案が否決されると、米株価が暴落し、ダウ工業株30種平均は史上最大の下落幅777ドルを記録。10月に修正後の法案が成立したものの、株価は約4年ぶりに1万ドルを割り込んだ。危機は新興国にも波及。主要中央銀行による同時利下げ。
さらに金融機関への公的資金注入、市場への資金供給などが講じられ、金融サミットで景気てこ入れ策が合意されたものの世界経済は「大恐慌以来」の深刻なリセッション「景気後退」に陥ると予想された。米国発の金融不安が世界中に拡大した。
そのため東京株式市場でも株価が大暴落。日経平均株価は10月27日、終値ではバブル後最安値となる7162円90銭まで下落した。1982年10月以来およそ26年ぶりの低水準だった。昨年末からの下落率は最大53%超に達し企業活動や個人消費の冷え込みに拍車を掛けた。
9月以降は米金融大手リーマンブラザースの倒産で株の投げ売りが加速した。10月16日、欧米の大手金融機関の連鎖倒産懸念から11.4%安と1953年のスターリン暴落を超える下げ率を記録し87年のブラックマンデーの14.9%安に次ぐ過去2番目の急落した。
12月26日、年の瀬、今年は、舟和のいも羊羹をお歳暮に持って春子さんのマンションを訪ねた。今年も春子さんの手料理、中華チャーハンを作ってもらい、ご馳走になった。そして、春子さんに、今年の話を聞くと、最近、横須賀の公民館の麻雀教室に入って楽しんでいると語った。
「麻雀と言うのは、老化防止にも役立ち、面白いので回ってしまったわと笑った」
「すると小さなトロフィーがあり、もしかして麻雀大会の賞品と聞いた」
「すると、そう3位になったのよと笑顔で語った」
「こう見えても、意外に凝り性なのよと言い、麻雀の本を買って勉強したと白状した」
「麻雀というのは、その人の性格、育ち、勝負に対する執着心までもわかる素晴らしいゲームねと語った」
「でも、麻雀大会を終えると家に帰ってきて疲れるせいか、風呂に入り、すぐに寝られるのよと笑った」
「人生、生きている間に新しいことに挑戦するって素敵だと語った」
「その話を聞いていた富子さんが、春子さんは、すごいねと言った」
「そう考えると、私は、父に多くの物を与えてもらった割には、それほど、稼げないし冒険もしていないわと自分の人生を振り返った」
「埴輪さんにアメリカへ挑戦に出かけると言った時、思いっきり怒られた」
「最初は、頭にきたけれど冷静に考えると彼の言った通り、自分の独りよがりだったと振りかえった」
「英語ができてもアメリカでは、誰でも英語ができる」
「それ以外に何ができるのと聞かれたとき頭をバットで殴られたような、すごい衝撃を感じたと話した」
「そう、彼は、小さい頃、可愛い顔していても、しっかりした考えを持っていたわ」
「それが、印象に残っていると春子さんが、その頃の印象を語った」
「富子さんは、幸せよ、こんな素敵な旦那さんと結婚できてと言った」
「でも、他人と比較できないからわからないけどと笑いながら言い照れた」
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