34 / 85
34話:漁業協同組合への融資依頼と娘の医学部卒業
しおりを挟む
それは、先代の溝口漁業協同組合長との契約だろと言い、時代は変わったし、昔に比べて、漁獲高も減っていて収入も減っていると強い口調で押し通すので、小山田が、思わずそりゃ無茶だと怒った。融資という形で資金援助して、毎年、借金を返済すると言うなら、考えても良いが、以前支払った1億円と同額をまた支払えというのは、どう考えても、道理に合わないと小山田が突っぱねた。その後、議論を交わしたが平行線で、話が進まなかった。
改めて、漁業協同組合に持ち帰って協議して後日、また、会議を開こうと北上組合長が言い、話合いは終了した。その後北上組合長からの連絡で2008年10月11日に再び話合いをしようと言われ、漁業協同組合事務所に呼ばれた。会議が始まり、北上組合長が、その後の組合員だけの話合いで修理は必要だとなった。特に市場と岸壁のコンクリート痛みがひどいので、新しいコンクリートに帰る必要があると言った。
そして、その仕事の見積もりを取って、修理をして、代金を小山田クルーズに融資という形で支払ってもらい、10年間、無利子で返済する事で建て替えてもらいたいと言った。それを聞いて、無利子とは、厳しいと小山田言うと、北山が、これ以上譲歩できないと言った。その話を聞いて、仕方ないと言い、それで受けましょうと小山田答えた。しかし修理は全部、私に任せてもらえると言うことで良いですねと確認するとOKと北山が言い、会議者終了。
翌日、以前依頼した富島建設の富島社長に漁業協同組合の岸壁と魚市場のコンクリートの破損状況と修理の見積をとると大きな工事になるので、うちでは手に負えないと言い大手T建設会社の担当者を呼んでくれた。3日後、大手T建設会社からハイエースで7人が降りて来て、それぞれ、修理箇所を丹念に見て、写真に撮って、1時間後、帰って行った。その後、T建設から電話が入り、完璧に修理するには8千万円から1億円かかると言った。
何とか8千万円で上手にやって欲しいというと、上司と相談してお答えしますと言われた。翌日電話で、その会社の工事部長から9千万円で完璧に仕上げると言われ了解した。その後、2008年11月14日から工事が始まり大きなコンクリートミキサー車が来て、昼間、港と魚市場が空いた時間に大勢で、コンクリートの張り替え工事をして11月26日に終了し、建設会社に1億円を入金し、小山田の資産の預貯金が23400万円となった。
2008年12月8日の朝、久しぶりに鮫島さんから電話が入り、TDKが安いと言われ成り行きで2万株の注文をインターネットで入れると1株2600円で2万株、5200万円買え、投資残金が4800万円となった。今年も12月23日に姫子と健一が岡山の実家に帰ってきた。翌日の晩のクリスマスパーティーでケーキを食べて、ワインを飲んで、現状を聞くと姫子が、いよいよ来年2009年3月に橫浜市大医学部を卒業すると言い、翌年2010年の2月に医師国家試験を受けると話した。
そのために医学部卒業後、医師国家試験のための予備校に入りたいと言われ、費用はと聞くと100万円と言われ、了解した。一方、健一の方は、仕事場の同僚、吉川映子との付き合いも順調に行っていると話した。その時、健一が、ところで健二はと、水を向けると、彼女は、いるが、そこまで進んでいないと笑いながら言った。どんな子と聞くと、小型船舶2級の試験に最近合格した永山沢子さんと始めて打ち明けた。
彼女は、岡山の宝石屋の娘で店を手伝っていると紹介した。小山田クルーズで、健二に、小型船舶2級の学科試験と実地試験の指導を受け、2008年夏の実技試験で永山沢子さんも小型船舶2級に合格したと説明した。携帯電話で彼女の写真を見せると、スポーティーで体の大きな娘さんねと母が言うと、最近の女性は、大きな体の人がいっぱいいると笑いながら語った。ちなみに、身長は、健二と同じだと言った。
姫子が運動神経良さそうと言うと、その通りと言い、高校時代陸上の選手だったと話した。可愛い娘さんねと母が笑った。その後、2008年が終わり2009年を迎えた。今年も初詣でに行き、母は、姫子が無事、橫浜市大学部を卒業できるようにと祈り、健一と健二は、彼女との付き合いがうまくいくように願った。姫子は、卒業後の医師国家試験に合格するように願い、父は、会社の成長を願った。そして、2009年1月4日、姫子と健一は橫浜に戻っていった。
改めて、漁業協同組合に持ち帰って協議して後日、また、会議を開こうと北上組合長が言い、話合いは終了した。その後北上組合長からの連絡で2008年10月11日に再び話合いをしようと言われ、漁業協同組合事務所に呼ばれた。会議が始まり、北上組合長が、その後の組合員だけの話合いで修理は必要だとなった。特に市場と岸壁のコンクリート痛みがひどいので、新しいコンクリートに帰る必要があると言った。
そして、その仕事の見積もりを取って、修理をして、代金を小山田クルーズに融資という形で支払ってもらい、10年間、無利子で返済する事で建て替えてもらいたいと言った。それを聞いて、無利子とは、厳しいと小山田言うと、北山が、これ以上譲歩できないと言った。その話を聞いて、仕方ないと言い、それで受けましょうと小山田答えた。しかし修理は全部、私に任せてもらえると言うことで良いですねと確認するとOKと北山が言い、会議者終了。
翌日、以前依頼した富島建設の富島社長に漁業協同組合の岸壁と魚市場のコンクリートの破損状況と修理の見積をとると大きな工事になるので、うちでは手に負えないと言い大手T建設会社の担当者を呼んでくれた。3日後、大手T建設会社からハイエースで7人が降りて来て、それぞれ、修理箇所を丹念に見て、写真に撮って、1時間後、帰って行った。その後、T建設から電話が入り、完璧に修理するには8千万円から1億円かかると言った。
何とか8千万円で上手にやって欲しいというと、上司と相談してお答えしますと言われた。翌日電話で、その会社の工事部長から9千万円で完璧に仕上げると言われ了解した。その後、2008年11月14日から工事が始まり大きなコンクリートミキサー車が来て、昼間、港と魚市場が空いた時間に大勢で、コンクリートの張り替え工事をして11月26日に終了し、建設会社に1億円を入金し、小山田の資産の預貯金が23400万円となった。
2008年12月8日の朝、久しぶりに鮫島さんから電話が入り、TDKが安いと言われ成り行きで2万株の注文をインターネットで入れると1株2600円で2万株、5200万円買え、投資残金が4800万円となった。今年も12月23日に姫子と健一が岡山の実家に帰ってきた。翌日の晩のクリスマスパーティーでケーキを食べて、ワインを飲んで、現状を聞くと姫子が、いよいよ来年2009年3月に橫浜市大医学部を卒業すると言い、翌年2010年の2月に医師国家試験を受けると話した。
そのために医学部卒業後、医師国家試験のための予備校に入りたいと言われ、費用はと聞くと100万円と言われ、了解した。一方、健一の方は、仕事場の同僚、吉川映子との付き合いも順調に行っていると話した。その時、健一が、ところで健二はと、水を向けると、彼女は、いるが、そこまで進んでいないと笑いながら言った。どんな子と聞くと、小型船舶2級の試験に最近合格した永山沢子さんと始めて打ち明けた。
彼女は、岡山の宝石屋の娘で店を手伝っていると紹介した。小山田クルーズで、健二に、小型船舶2級の学科試験と実地試験の指導を受け、2008年夏の実技試験で永山沢子さんも小型船舶2級に合格したと説明した。携帯電話で彼女の写真を見せると、スポーティーで体の大きな娘さんねと母が言うと、最近の女性は、大きな体の人がいっぱいいると笑いながら語った。ちなみに、身長は、健二と同じだと言った。
姫子が運動神経良さそうと言うと、その通りと言い、高校時代陸上の選手だったと話した。可愛い娘さんねと母が笑った。その後、2008年が終わり2009年を迎えた。今年も初詣でに行き、母は、姫子が無事、橫浜市大学部を卒業できるようにと祈り、健一と健二は、彼女との付き合いがうまくいくように願った。姫子は、卒業後の医師国家試験に合格するように願い、父は、会社の成長を願った。そして、2009年1月4日、姫子と健一は橫浜に戻っていった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる