瀬戸内の勝負師

ハリマオ65

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36話:息子たちの結婚、姫子が医師に、海外旅行

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 父が、金は、あるのかと聞くと、大丈夫だと言ったので胸をなで下ろした。そして、招待状を両親と健二、姫子に渡した。姫子が、ホテルニューグランド、山下公園の前のと言うと、結婚式の費用は高いのでしょうと言うのでまあねと言った、新婚旅行はと聞くと沖縄に3泊4日で行ってくると説明した。母が、アメリカ人の親戚ができる訳ねと言い、英語も勉強しなくちゃ駄目かしらと言うと、大笑いとなった。

 健一が、彼女は日本の方が得意だから大丈夫と話した。これで今後様子を見ていこうと考えた。2010年8月20日、2分割をした。しかし、それ程、急上昇せずにたが、2011年6月過ぎると、上昇してきた。2011年8月11日、また2分割し、合計4分割した。2012年9月になると、買い値の8倍に大化けしたが、勢いがついてきたと感じで、売らずに置いておいた。すると2013年4月18日に、3度目の2分割して、都合8分割し112000株になった。

 すると、この頃、鮫島さんから、朝電話がかかり、一度、売らないかと言われ、小山田も、その意見に同意した。そして高値を探って2013年5月20日、朝、3285円の気配値が出ていたので成行売りで売れた。そして税引き後利益62000万円で、情報をくれた鮫島さんに12000万円を送金した。そして、小山田は、50000万円を手にし、資産総合計が74300万円となった。この結果、毎年、漁業協同組合から返済される1000万円を小山田聡がもらう事にした。

 そこで自分の資産のから4億円を拠出して、小山田クルーズ・カンパニーの資本金する事を決めた、実際の経営を息子の健二に任せ、社長として、小山田治は、会長兼相談役になることにした。この結果、小山田聡の資産総合計が34300万円となった。ちょうど、この年2013年6月1日、の健二が、岡山市内の結婚式場で、漁業組合の職員の永山沢子さんと結婚式を挙げた。そこで、四国への新婚旅行から帰って来た、

 6月6日、正式に小山田聡は、健二に社長の座をゆずり渡した。そして健二の奥さんを副社長にした。結婚式に参加した漁業協同組合の北上組合長にも、この話をすると、できるだけ漁協でもバックアップを約束すると言ってくれた。そして小山田聡が小山田クルーズ・カンパニーの筆頭株主になり資本金を4億円にした。そして新しい釣り船と5つとカタマラン型ヨト・クルーザー3つを購入した。北上組合長も株主になってもらい再出発する事にした。

 そして、漁業協同組合の小型船舶2級、1級の取得者5人と社長の小山田健二と奥さんで副社長の小山田沢子さんの2人合わせ7人の免許取得者で観光クルーズ、釣り船として、岡山を中心に活動を始めた。その結果、小山田聡の総資産が34300万円となり、毎年、漁業協同組合から1千万円が10年間の融資返済金が入る事なっている。

 そこで、苦労をかけ続けた奥さんの良江さんと共に、早期退職して世界中を旅行して回ろうと考えた。この時、小山田聡は63歳であり、奥さんの良江さんが55歳だった。良江さんと相談すると、歴史あるヨーロッパと自然の美しい北欧、イギリス、カナダ、アメリカを旅したいと言った。一方、長女の姫子は橫浜市大を卒業し、医師免許を取得した。その後、2年間の研修を経て、皮膚科医になり、結婚した同じ医局の男性医師、田山重臣と共に、橫浜駅近くのビルに皮膚科を開業した。

 もちろん、資金1億円は、ローンとして、父に借りて、忙しく、外来診療を始めた。健二は、会社の利益をあげるように、現在、会社で一番人気のある釣り船の仕事に専念するようになった。そしてショートクルーズは、参加者が10人以上そろわない時には中止する事を決めた。そして、徐々に、お客さんが増え始めた。そして小山田夫妻は、神戸の大手旅行社に行き、旅行の話しを聞きに行き、夏は、2012年から始まったポルトガルの傘まつり「アンブレラ・スカイ・プロジェクト」とイギリス、湖水地方に出かけることにした。

 2013年8月20日に日本を出発してロンドン直行便で行きった。ロンドンに1泊して、翌日、ウインダミヤに行き3泊して、ロンドンに戻り、ロンドンからポルトガルのポルトへ移動した。ポルトに3泊してアゲタの笠祭りを見学して、リスボンへ向かい、3泊して、リスボン経由で日本の帰る10泊12日の日程を考えた。渡航費用は2人で80万円で2週間後6月下旬に、自宅に送ってもらった。
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