瀬戸内の勝負師

ハリマオ65

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43話:ポルト観光1

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 なる程ねと、小山田夫妻、納得すると、ウェイトレスさんが、良い旅してねと言ってくれた。礼を言って、精算して、再び、アベイロに16時半に戻り、今度は、ポルトへ向かった。18時にポルト・カンパニーャ駅に到着した。そこから地下鉄に乗り換えサン・ベント駅に着き、徒歩5分でホテルに入った。


 宿は、ドンルイス一世橋の近くにあり、川の岸辺には多くのレストラン、カフェが並ぶ、観光時だったので、近くのレストランで夕食をとった。ホテルに帰って、フロントの人と2泊3日の観光計画をたてた。すると、まず、ドンルイス一世橋、ポルト大聖堂、クレリゴスの塔、ボルサ宮、サン・フランシスコ教会、パロキアル・デ・サン・ニコラウ教会、サント・イルデフォンソ教会、サンタ クララ教会が名所だと言った。

 その後、話を続け、ボルサ宮殿、サン・フランシスコ教会、クレリゴス塔、サント・イルデフォンソ教会、サンタ クララ教会を2日かけて回る事に決めた。翌、8月30日、ホテルを8時過ぎに出て、8時半にポルサ宮殿に到着し、入場券を購入し、入場した。大変美しい建物だが、宮殿と言うわけではない。「ボルサ」とは「株」を意味しており、商業組合や裁判所、証券取引所として使用されてきた。

 そばには大航海時代のきっかけを作った エンリケ王子の銅像がある。今は、夏の観光シーズンで、チケット購入にも列ができ、人気があり、混んでいた。20分待って、何とか英語の観光ガイド19ヶ国の紋章が飾られてる。外から光が綺麗に入り、とても開放感がある。大理石の階段を上って、紋章の間 を上から見ながらガイドさんの話を聞きます。内部の写真撮影はフラッシュなしで可能だった。

 入口付近の紋章の間は、中央の吹き抜けのホール。ガラス天井のすぐ下にはポルトガルの紋章と当時ポルトと深い関わりのあった19ヶ国の紋章が飾られていた。外から光が綺麗に入り、開放感がある。今でも月に一回、ポルト商工会議所の定例会議が開催される黄金の間。ここは、床の寄せ木細工も素敵である。いよいよ、アラブの間です。アルハンブラ宮殿の影響を受け、18年の歳月をかけて1880年に完成した。

 ここは、ステンドグラスから差し込む光もいい感じで、床の装飾も精緻なアズレージョで最高だ。 近くの、サン・フランシスコ教会は、ポルトガルで最も美しい教会の1つ。目を見張るような金箔の内装、何世紀も前の宗教美術、印象的なカタコンベなどが見どころ。目にも眩しい金箔の天使像や、花を模したモチーフ、非常に精巧な木製彫刻といった内部装飾で知られるサン フランシスコ教会。

 教会内の博物館には数世紀前の貴重な文化財、地下のカタコンベには修道士たちの骨が納められている。市街地に建てられたこの教会は1244 年にアッシジの聖フランチェスコに捧げる小さな教会として建設されたのが始まりで、現在の形に拡張されたのが1400年代初頭。典型的なゴシック様式と、絢爛豪華な金箔装飾で知られている。使われている金箔の総重量は、約400キログラム。

 外をぐるりと歩いて建物を見てみると、重厚なゴシック様式の特徴と中央入口の上にあるバラ窓が印象的。南側入口の木枠は珍しいムデハレス様式。ポルトガルがイスラム教徒の支配下にあった時代の影響が伺える。教会内部をのぞいてみると、金色に輝く天井、柱、壁に圧倒される。天使、修道士、動物などの像のすべてが光り輝く金箔に覆われている。内部には白い石でできた聖フランチェスコ像など、他にも注目すべき見どころが多い。

 内装をじっくり見た後は、礼拝堂にあるキリストの木も忘れずに見るべき。複雑に入り組んだ木製彫刻で、イエスの家系図などが木の形で表現。 階下には教会建設当初から伝わる品々が収められた小さな博物館。当時の教区の人々が身に着けていたものと思われる衣服やアクセサリーなどを見ることができます。カタコンベに納められている骨は、キリストが再臨する審判の日を待っていると言われてる。サン・フランシスコ教会はポルトの旧市街にあり教会は毎日拝観できる。

 その道の海側に、パロキアル・デ・サン・ニコラウ教会が、サン・フランシスコ教会の向かい側にあります。壁面のアズレージョが非常に綺麗だった。この教会は、小さいけれど美しい。 18世紀、バロック様式と古典様式の両方があり、身廊は1つだけです。ジョアン・グラマによって描かれた素敵な木製のロッコの彫刻とパネルが素晴らしかった。その後、徒歩8分でドンルイス一世橋へ行き、橋のたもとに、ケーブルカーの乗り場があった。チケットを買い、ケーブルカーで登ると、そこがドンルイス一世橋の上だった。
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