マッチングアプリで出会ったのがホストでした

駿心

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3章

第9話 ぶっちゃけ合コンより女子会の方が盛り上がりがち

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ついに足を踏み入れてしまったホストクラブ。
しかも、一度きりでは終わらせまいとするレオくんの巧妙(?)な策略に、頭を抱えていた。
このままズルズルと関係を続けていくのはマズイ。
そう考えた結果、高校時代からの友人・えっちゃんにSOSを発信することにした。

「うぅ…マッチングで出会ったイケメンがホストで困ってる…どうすれば」

スマホの向こうのえっちゃんは、いつものサバサバした口調で言った。

「そういや今度飲み会することになって、女の子メンツ集めてって言われてて。つまり合コンだけど、来ない?」
「えっちゃん、話聞いてた?一応、私…彼氏持ちなんだけど?」

そう言いながらも、ちゃっかりスケジュール帳を取り出していた。

「まぁ行くけどね!」

えっちゃんは呆れたように「来るんだ?」と聞き返す。

「もし万が一、素敵な出会いがあったらレオくんとは別れます!」
「出会いが無くても、その男とは別れた方がいいよ」

えっちゃんの冷静な一言が、私の胸にグサリと突き刺さる。

「マジレスやめてくれ、マジで効く」

合コン当日。
女性メンバーの最後の一人は、同じく高校時代の友人、ピィちゃんだった。

「お待たせ~!この後、男性陣がいる待ち合わせまで移動するんだよね?」

待ち合わせ場所に現れたピィちゃんは、少し憂いを帯びた表情をしていた。

「実はつい最近彼氏と別れちゃってさ、まだ気持ち切り替えきれてないんだけど、良い出会いがあれば…って思って来たんだ。誘ってくれてありがとう」

そこで私が突然高らかに発言した。

「私は最近彼氏が出来ました!」

ピィちゃんは目を丸くして私を見た。

「え、何で来たの?今すぐ帰って」
「だけど、実はホストだったから良い出会いを求めて来ました!」
「どういうこと?」

ピィちゃんは混乱の色を隠せない。
そこへ、えっちゃんが

「私も実は一昨日、彼氏が出来ました」

爆弾発言を投下した。

「待って、私も初耳」

私は思わず声を上げた。
ピィちゃんはさらに混乱を深める。

「待って、えっちゃんも何で来た?何で今日の飲み会が開催されたの?」

えっちゃんは涼しい顔で答えた。

「企画段階はフリーだったんだけど、幹事として最後までやらないといけないなと思って」
「責任感がすごい!」

私は感心したように言った。
ピィちゃんは両手で顔を覆った。

「というか、もう今日は合コンやめて、女子会に切り替えたいんだけど?皆の話が気になり過ぎる」

この後、一応合コンは開催されたが、この日に一番盛り上がったのは実はココだった。
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