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3章
第11話 ホストの本性ってこんなもん
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とある日。
私の部屋でのまったりとしたデート中。
レオくんはいつものように、キラキラとした瞳でカモコに懇願した。
「お願い~!今度のお店のイベント来て!」
私はあっさり「いいよ」と答えた。
「お願い、今度のイベントこそはさすがに……ってあれ?え?今いいよって言った?」
レオくんは自分の耳を疑ったように、ポカンとした表情で私を見つめた。
「うん、いいよ。今度のイベント、行く」
「えっと……うん、ありがとう」
レオくんはまだ信じられないといった顔をしている。
(それがホストの仕事の内だったとしても、あの時、私の負い目を軽くしてくれたことは事実で、好きになってしまったから。お礼じゃないけど、私だってレオくんが喜ぶ顔が見たくて、それが相手の思う壺だとしても……カモになる覚悟を決めた。ほんの少しだけ。)
私はそんな思いを胸に抱きつつ、提案をレオくんに言った。
「でも私は普通の会社員だから、当たり前だけど毎日毎週は無理。だから今度のイベント、レオくんのバースデー、クリスマスのイベント。これの3つは行くことを約束する」
「……」
レオくんは先ほどまでの間の抜けた表情から一転、真面目な顔つきになった。
「出来れば毎日、毎週も頑張って来てほしい」
「人の覚悟と好意に平気で胡座かいて更なる要求するんかい」
この後二人は結局、いつも通りの喧嘩になった。
数日後、レオくんはすっかり機嫌を直して、イベントに向けて意気込んでいる様子だった。
「よーし今度のイベント頑張るぞ!カモちゃんも来てくれることだし!」
「元気だね」
私は皮肉っぽく言ったけどレオくんは通じなかったのか、変わらずご機嫌だった。
「そりゃそうだよ!即答で行くって言ってくれて、すっごく嬉しい!」
「そのセリフは、毎日来いとか言う前に言って欲しかった」
「本当に嬉しかったんだよ。他の姫にもお願いしてるところだけど、やっぱり皆渋るからさ」
「色営してたら、そりゃそうでしょ。彼女のつもりなのにお客扱いされて、嫌に決まってんじゃん」
私の言葉に、レオくんはジーッと見つめてきた。
「カモちゃん、何か色々開き直った?」
「おかげさまで。ちなみに、お店のお客さん全員と付き合ってるの?」
レオくんは慌てて否定した。
「皆ではないよ!」
「つまりゼロではないと」
私のツッコミに、レオくんはニコニコしただけだった。
「あ!そうだ!」
「話変えるの下手くそかよ」
私の呆れ顔を気にも留めず、レオくんは話し出した。
「次のイベントでお願いがあって、お店に来るだけじゃなくて、シャンパンをおろせない?」
私の部屋でのまったりとしたデート中。
レオくんはいつものように、キラキラとした瞳でカモコに懇願した。
「お願い~!今度のお店のイベント来て!」
私はあっさり「いいよ」と答えた。
「お願い、今度のイベントこそはさすがに……ってあれ?え?今いいよって言った?」
レオくんは自分の耳を疑ったように、ポカンとした表情で私を見つめた。
「うん、いいよ。今度のイベント、行く」
「えっと……うん、ありがとう」
レオくんはまだ信じられないといった顔をしている。
(それがホストの仕事の内だったとしても、あの時、私の負い目を軽くしてくれたことは事実で、好きになってしまったから。お礼じゃないけど、私だってレオくんが喜ぶ顔が見たくて、それが相手の思う壺だとしても……カモになる覚悟を決めた。ほんの少しだけ。)
私はそんな思いを胸に抱きつつ、提案をレオくんに言った。
「でも私は普通の会社員だから、当たり前だけど毎日毎週は無理。だから今度のイベント、レオくんのバースデー、クリスマスのイベント。これの3つは行くことを約束する」
「……」
レオくんは先ほどまでの間の抜けた表情から一転、真面目な顔つきになった。
「出来れば毎日、毎週も頑張って来てほしい」
「人の覚悟と好意に平気で胡座かいて更なる要求するんかい」
この後二人は結局、いつも通りの喧嘩になった。
数日後、レオくんはすっかり機嫌を直して、イベントに向けて意気込んでいる様子だった。
「よーし今度のイベント頑張るぞ!カモちゃんも来てくれることだし!」
「元気だね」
私は皮肉っぽく言ったけどレオくんは通じなかったのか、変わらずご機嫌だった。
「そりゃそうだよ!即答で行くって言ってくれて、すっごく嬉しい!」
「そのセリフは、毎日来いとか言う前に言って欲しかった」
「本当に嬉しかったんだよ。他の姫にもお願いしてるところだけど、やっぱり皆渋るからさ」
「色営してたら、そりゃそうでしょ。彼女のつもりなのにお客扱いされて、嫌に決まってんじゃん」
私の言葉に、レオくんはジーッと見つめてきた。
「カモちゃん、何か色々開き直った?」
「おかげさまで。ちなみに、お店のお客さん全員と付き合ってるの?」
レオくんは慌てて否定した。
「皆ではないよ!」
「つまりゼロではないと」
私のツッコミに、レオくんはニコニコしただけだった。
「あ!そうだ!」
「話変えるの下手くそかよ」
私の呆れ顔を気にも留めず、レオくんは話し出した。
「次のイベントでお願いがあって、お店に来るだけじゃなくて、シャンパンをおろせない?」
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