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4章
第14話 レオくん的枕事情
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イベント前日、今日は私の部屋でのデート。
レオくんはソワソワした様子で言った。
「明日はいよいよイベントか~、緊張するー」
「私も高額シャンパン緊張するー」
「ホスト界で50万は全然高額じゃないよ」
レオくんはさらりと言う。
「金銭感覚から世界が違いすぎて怖い」
「慣れてこ」
「普通に給料3ヶ月分だから。慣れたくないんですが」
私が遠い目をしているとレオくんは更にニッコリと
「貯金切り崩して、もっと出してくれてもいいんだよ?♡」
甘えた声で囁く。
「そしたらレオくんは何してくれるの?♡」
私も負けじと問い返す。
レオは少し考えてから、自信たっぷりに言った。
「……俺が傍にいたら、それだけで価値があるでしょ?」
「そういえばさ、」
レオくんの戯言をテキトーに躱すのにも慣れてきた。
「そういう貯金を引き出すためにホストは頑張って枕営業するもんなんじゃないの?レオくんは枕しないよね」
そんな中、核心に触れる質問を投げてみた。
そう、私達は一応付き合っているカレカノという関係となっているが、プラトニックな関係なのだ。
レオは即座に否定した。
「枕営業するホストなんて、二流のすることだよ(※レオくんの個人的見解です)」
「ホストの事情に明るくないから、よくわかってないんだけど、枕しようがしまいが、どんな手段だろうと一番売上ある人が一番偉いんじゃないの?」
「枕で売れても、それをキープするのは難しいからね」
レオは冷静に分析に「ふーん」と相槌しつつ、気になったことも聞いた。
「……でも美人だったら寝るでしょ?」
私のさらなる質問にレオくんは驚いた顔をした。
「いや、それはマジでない」
「ウソだ~」
「マジな話するなら、数千万とか稼いでたら年齢も顔も関係なく枕してでも喰らいつくけど、美人とかはマジで関係ない」
レオくんは真剣な表情で語る。
「へー?それで、私は美人でもないし、年収高くもないお客だから枕しないんだね」
私の自虐的に
「んー!?……違うよ!?」
レオくんは慌てて否定する。
「間の空け方が微妙なんですけど」
私の指摘にレオくんは笑顔で私の肩を抱いた。
「てかお客じゃないから!カモちゃんは彼女だから!だから大切にしてるの!」
「彼女なら抱いてくれよ」
私の発言にレオくんは少し戸惑った様子で言った。
「お店に通ってくれてる間は抱かないよ?それをしちゃったら、俺が他の姫とも枕してるかもって不安になるでしょ?」
お得意の甘いキメ顔で言ってきたが、
「仕事を理由に他の複数の女とめっちゃ連絡取ってて、デートしてる時点で、今更でしょ!もう気にしないから枕しよ!」
私は開き直ったように言った。
レオは私の顔をじっと見つめて、小さく呟いた。
「……カモちゃん、強くなったよね」
「誰かさんのおかげで」
「へぇ、誰だろうね」
「とあるイケメンさんのせいですね」
二人で目を合わせて同時に「え?」と聞き返してハモった。
そのハモりに二人とも何故かツボって二人で爆笑した。
レオくんはソワソワした様子で言った。
「明日はいよいよイベントか~、緊張するー」
「私も高額シャンパン緊張するー」
「ホスト界で50万は全然高額じゃないよ」
レオくんはさらりと言う。
「金銭感覚から世界が違いすぎて怖い」
「慣れてこ」
「普通に給料3ヶ月分だから。慣れたくないんですが」
私が遠い目をしているとレオくんは更にニッコリと
「貯金切り崩して、もっと出してくれてもいいんだよ?♡」
甘えた声で囁く。
「そしたらレオくんは何してくれるの?♡」
私も負けじと問い返す。
レオは少し考えてから、自信たっぷりに言った。
「……俺が傍にいたら、それだけで価値があるでしょ?」
「そういえばさ、」
レオくんの戯言をテキトーに躱すのにも慣れてきた。
「そういう貯金を引き出すためにホストは頑張って枕営業するもんなんじゃないの?レオくんは枕しないよね」
そんな中、核心に触れる質問を投げてみた。
そう、私達は一応付き合っているカレカノという関係となっているが、プラトニックな関係なのだ。
レオは即座に否定した。
「枕営業するホストなんて、二流のすることだよ(※レオくんの個人的見解です)」
「ホストの事情に明るくないから、よくわかってないんだけど、枕しようがしまいが、どんな手段だろうと一番売上ある人が一番偉いんじゃないの?」
「枕で売れても、それをキープするのは難しいからね」
レオは冷静に分析に「ふーん」と相槌しつつ、気になったことも聞いた。
「……でも美人だったら寝るでしょ?」
私のさらなる質問にレオくんは驚いた顔をした。
「いや、それはマジでない」
「ウソだ~」
「マジな話するなら、数千万とか稼いでたら年齢も顔も関係なく枕してでも喰らいつくけど、美人とかはマジで関係ない」
レオくんは真剣な表情で語る。
「へー?それで、私は美人でもないし、年収高くもないお客だから枕しないんだね」
私の自虐的に
「んー!?……違うよ!?」
レオくんは慌てて否定する。
「間の空け方が微妙なんですけど」
私の指摘にレオくんは笑顔で私の肩を抱いた。
「てかお客じゃないから!カモちゃんは彼女だから!だから大切にしてるの!」
「彼女なら抱いてくれよ」
私の発言にレオくんは少し戸惑った様子で言った。
「お店に通ってくれてる間は抱かないよ?それをしちゃったら、俺が他の姫とも枕してるかもって不安になるでしょ?」
お得意の甘いキメ顔で言ってきたが、
「仕事を理由に他の複数の女とめっちゃ連絡取ってて、デートしてる時点で、今更でしょ!もう気にしないから枕しよ!」
私は開き直ったように言った。
レオは私の顔をじっと見つめて、小さく呟いた。
「……カモちゃん、強くなったよね」
「誰かさんのおかげで」
「へぇ、誰だろうね」
「とあるイケメンさんのせいですね」
二人で目を合わせて同時に「え?」と聞き返してハモった。
そのハモりに二人とも何故かツボって二人で爆笑した。
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