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王太子の帰還
昔物語
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昔々、魔物が多く出る森がありました。
近隣の村へ魔物が出現することもあり、
王様は困っていました。
この森には、ある一族が魔物と共存していました。
一族の者は皆強く、魔法が得意であった。
森の中で魔物を狩りながら、
たまに近隣の村へ
貴重な薬草や魔石と食べ物や布と取り換えにやってきました。
ある日、魔物が村を襲いました。
スタンピード(魔物の暴走)が起こったのです。
溢れかえる魔物に、
このままでは、国が亡ぶ。
王は自分の息子と娘に魔物討伐の命令をくだしました。
息子は剣王。娘は聖女。と鑑定がされており、
この2人を中心に討伐部隊が組織されました。
その頃、森の中の一族の長の息子が、
魔物から大きな傷を負わされていました。
増えすぎた魔物に、一族の子供を守るためにおった傷
みな悲しみました。
一族は、火、水、風、土、闇の魔法には長けているが、
光魔法を使える者はおらず
ゆえに治癒魔法が使えなかったのである。
そんな時、王国からの討伐部隊に聖女がいる事を聞きつけ
一族の者は、助けを求めました。
王子は、魔物との共闘を条件に、
聖女が治癒魔法を使うことを許可し、長の息子を救いました。
一族と討伐部隊は、魔物を倒し、
スタンピードから国を救った英雄となりました。
共闘のなか、長の息子と王子は親交を深め、
また、王女とは恋仲になった。
国王は、国を守った報酬として
王子には、王位の継承
一族には、聖女の婚姻と公爵位を与えることを決めた。
一族の力を欲し、娘と爵位によって鎖を付けることにしたのだ。
しかし、一族は頷かない
自由を愛する一族。鎖を付けられる事を拒否した。
聖女は、無理を通そうとする王に失望し、
国を出て、森の長の息子の所に向かった。
しばらくして王子が、王位に就くと
王が、森へ赴き一族へ懇願した。
爵位を受けてほしい。
王家との婚姻が必須である公爵ではなく、
侯爵となり森を含む領地を治め、魔物を狩ってほしい。
一族には、自由を認め、干渉はしないから。と・・・
一族は聖女と剣王の説得を受け
魔の森から国を守る事となった。
それが、ローリック家の始まりである。
聖女以降、王家とローリック家との婚姻はない。
王家から、何度も婚姻の打診があったが固辞し続けてきた。
それが許されるのは、この一族のみであった。
彼らへの干渉は、王家にすら許されていない。
破れば、ローリック家は、爵位も領地も捨ててしまう。
王家とローリック家との密約。
これは、王太子へ立太子した者とその側近のみに伝える昔物語
‥‥‥‥ゆえに、側室もウィリアム王子も知らなかった。
近隣の村へ魔物が出現することもあり、
王様は困っていました。
この森には、ある一族が魔物と共存していました。
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息子は剣王。娘は聖女。と鑑定がされており、
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みな悲しみました。
一族は、火、水、風、土、闇の魔法には長けているが、
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ゆえに治癒魔法が使えなかったのである。
そんな時、王国からの討伐部隊に聖女がいる事を聞きつけ
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王子は、魔物との共闘を条件に、
聖女が治癒魔法を使うことを許可し、長の息子を救いました。
一族と討伐部隊は、魔物を倒し、
スタンピードから国を救った英雄となりました。
共闘のなか、長の息子と王子は親交を深め、
また、王女とは恋仲になった。
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王子には、王位の継承
一族には、聖女の婚姻と公爵位を与えることを決めた。
一族の力を欲し、娘と爵位によって鎖を付けることにしたのだ。
しかし、一族は頷かない
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聖女は、無理を通そうとする王に失望し、
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しばらくして王子が、王位に就くと
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爵位を受けてほしい。
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一族には、自由を認め、干渉はしないから。と・・・
一族は聖女と剣王の説得を受け
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それが、ローリック家の始まりである。
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それが許されるのは、この一族のみであった。
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破れば、ローリック家は、爵位も領地も捨ててしまう。
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