異形たちの行く道は

ちあ

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幕間 ちょい解説(少しネタバレ)

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自分の中でも整理できてないキャラ設定の説明をしていきます。所々おかしいかもしれないのですが、ご了承ください。

『妖の血』の話登場しました、「ゆあ」ちゃんと名前だけの「ゆい」ちゃん。
ゆあちゃんとゆいちゃんは従姉妹同士の間柄で、年齢は6歳~8歳の間くらいとなっています。生きていたのは、江戸時代初期あたり。

ゆあちゃん、ゆいちゃんは、大人の言葉をきちんと理解できる年になる前に、村の口減らしということで、村の大人たちに殺されてしまいます。
理由としては、『村の存続のため』で、昔の時代なので仕方はありませんが、子供の二人は納得できず、妖となります。
その後、夜姫芽たちの今回の話に関わってきます。

ゆあちゃんは、白鴎家の祖先というより、白鴎の能力のもととされる『純白』をはじめに得た人物に寄り添っていた妖の手下のようなもの。
ゆいちゃんは、桜姫院の力の元とされる『漆黒』を初めに手にした人物と手を組んでいた妖の手下的な者です。
能力が目覚める者たちは、その初めの人の記憶を受け継ぐことや、そもそも初めの人の魂が宿っている状態なので、夜姫芽は桜姫、通称サクラヒメの人格を持っています。
それと同様に、一応澄芭留も白鸚、通称ハクオウ、もしくはシオの記憶を少し受け継いでいます。
なので、ゆあちゃんがセミロングでなくロングであるはずだ、と勘違いを起こしてしまいます。
夜姫芽は、もうとっくの昔に、過去で話した箱庭のような都市で、桜姫院の力、常闇姫(トコヤミヒメ)を目覚めさせているため、結構悟ってます。
しかし、まったくそういう諸々の事情を知らない澄芭留は、その話についていけず、困惑しています。
それが、『妖の血』での状態だと思っていただけると幸いです。

それと、所々わからない箇所があるかと思います。そこをさらっとやります。ネタバレ込みです。
まず、そもそもの話、これから出てきますが、今回は、澄芭留を中心として、澄芭留の先祖のシオちゃん、夜姫芽、夜姫芽の先祖のサクラヒメが結構なキーパーソンだったりします。
これ以上のことを書いてしまうと、ネタバレになるので、わからないな、というところが出てきたら、また書きます(多分)。
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