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第四章 秋の訪れと地下遺跡のもふもふ
81話 クリア後の追加ストーリーってやつ
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「ユノよ、感謝する。ふむ、我々のことを知りたいとな? 確かに、我々の会議に巻き込んだ以上、そなたには知る権利がある。よかろう、なんでも聞きなさい」
と、ゼウスじい。
「ありがとう、ゼウスじい。じゃぁ早速。さっき、神はヒトを傷つけることができないって言っていたけど、それはどう言うこと?」
私がそう尋ねると、ゼウスじいは「うむ」と頷いて答えてくれた。
「我々神は様々な世界の均衡を保つため、“光の源“という存在に生み出された存在だ。その均衡を保つために与えられた力は、“知性あるものへ力を与えること“だ。そなたもマリーティアから授かったであろうスキルや加護がそれである」
私は「ふむふむ」と相槌を打つ。
「しかし、その力が強大ゆえに、神々が世界の均衡を保つことを放棄して力で世界を支配してしまわぬよう、我々には世界にあるものを故意に傷つけることは禁忌とされておる」
「禁忌を犯したらどうなるの?」
「禁忌を犯したものは、その魂が即消滅をする。そう言う爆弾を抱えておるのだよ。魔王の称号を持つ者は、勇者パーティにのみ傷つけることを許されている。それも均衡を保つという目的のためだ」
「なるほどね……。なら、次はできることだよ。世界の地形の一部を変形させたりとかはできる? 例えば、ダンジョンを作ったりとか」
「うむ。その土地の土地神ならばできるぞ。ただし、その土地の均衡を保つ上で有益だと判断できねばならない」
「なるほどなるほど。あっ、後さ、ずっと疑問に思っていたんだけど、勇者マコトは今、勇者の光は持っていないんだよね?」
その私の問いに、マリーちゃんが「はい、間違えてルキちゃん様に与えてしまいましたので……」と答えてくれた。
「それなら、勇者マコトにも追加で勇者の光をあげることはできなかったの?」
ゼウスじいが回答する。
「それは、できぬのだ。勇者の光は強すぎるスキルゆえに、全世界で“1魔王1勇者の光“の原則が適応される。譲渡することもできぬ」
「なるほどー、そう言うことかぁ。世界の均衡を保つのもなかなか難しいんだね……。じゃぁ、最後に! 私のクラフトしたものを世界アドヴェインに持ち込むことはできる?」
「それは可能だ。我々次元の狭間の神を経由すれば、異世界の物を別の異世界へ送り込むことが可能だ。ただし……」
「異世界の均衡を崩すような物はダメってことね」
「左様。理解が早くて助かる」
⸺⸺そのゼウスじいの回答で、私の中のあるシナリオが完成した。
「おっけー! なんとかなるかも!」
私がそう宣言すると、その場にいた神々から「おぉ!」と歓声が上がった。
「ユノ、一体どのような案が……!?」
と、アメちゃん。
私はドヤ顔でこう高らかに宣言した。
「ラスボスを倒したクリア後の追加ストーリーってやつだよ!」
私はRPGが好きで今までたくさんやってきたんだ。その経験を活かして、勇者マコトにラスボス後の追加ストーリーをこなしてもらって、人知れずルシファーをボコボコにしてもらう!
大丈夫、勇者マコトも追加ストーリーを攻略したくなるような魅惑の報酬も思いついた。
私はそのシナリオの一部始終を神々へ伝えた。
そして、勇者マコトがストーリー攻略をする時のみモニタリングできるよう、大きな光のモニターをファストトラベルの看板の隣に設置してもらった。
このモニターには、勇者パーティの賢者に変装している魔王ロキからの映像が送られてくる。早速送られてきた映像では、勇者パーティは魔王城手前のラストダンジョンを攻略しているところであった。
ダンジョン中盤にある、入り口と行き来のできる転送魔法陣へと辿り着くと今日の攻略はおしまいのようで、そこからダンジョンの入り口へと戻り、映像は途切れた。プライベートを極力守るための配慮だ。
無事神々の集いも解散となり、今後の私は勇者マコトの世界を救う旅を見守りながら、ウルユ島の改良をしていくこととなった。
さて、いよいよお城の建設とウルユ島の経済を整えることを視野に入れていこうと思う。まずは、ウルユ島全体の地盤の改良だ。
と、ゼウスじい。
「ありがとう、ゼウスじい。じゃぁ早速。さっき、神はヒトを傷つけることができないって言っていたけど、それはどう言うこと?」
私がそう尋ねると、ゼウスじいは「うむ」と頷いて答えてくれた。
「我々神は様々な世界の均衡を保つため、“光の源“という存在に生み出された存在だ。その均衡を保つために与えられた力は、“知性あるものへ力を与えること“だ。そなたもマリーティアから授かったであろうスキルや加護がそれである」
私は「ふむふむ」と相槌を打つ。
「しかし、その力が強大ゆえに、神々が世界の均衡を保つことを放棄して力で世界を支配してしまわぬよう、我々には世界にあるものを故意に傷つけることは禁忌とされておる」
「禁忌を犯したらどうなるの?」
「禁忌を犯したものは、その魂が即消滅をする。そう言う爆弾を抱えておるのだよ。魔王の称号を持つ者は、勇者パーティにのみ傷つけることを許されている。それも均衡を保つという目的のためだ」
「なるほどね……。なら、次はできることだよ。世界の地形の一部を変形させたりとかはできる? 例えば、ダンジョンを作ったりとか」
「うむ。その土地の土地神ならばできるぞ。ただし、その土地の均衡を保つ上で有益だと判断できねばならない」
「なるほどなるほど。あっ、後さ、ずっと疑問に思っていたんだけど、勇者マコトは今、勇者の光は持っていないんだよね?」
その私の問いに、マリーちゃんが「はい、間違えてルキちゃん様に与えてしまいましたので……」と答えてくれた。
「それなら、勇者マコトにも追加で勇者の光をあげることはできなかったの?」
ゼウスじいが回答する。
「それは、できぬのだ。勇者の光は強すぎるスキルゆえに、全世界で“1魔王1勇者の光“の原則が適応される。譲渡することもできぬ」
「なるほどー、そう言うことかぁ。世界の均衡を保つのもなかなか難しいんだね……。じゃぁ、最後に! 私のクラフトしたものを世界アドヴェインに持ち込むことはできる?」
「それは可能だ。我々次元の狭間の神を経由すれば、異世界の物を別の異世界へ送り込むことが可能だ。ただし……」
「異世界の均衡を崩すような物はダメってことね」
「左様。理解が早くて助かる」
⸺⸺そのゼウスじいの回答で、私の中のあるシナリオが完成した。
「おっけー! なんとかなるかも!」
私がそう宣言すると、その場にいた神々から「おぉ!」と歓声が上がった。
「ユノ、一体どのような案が……!?」
と、アメちゃん。
私はドヤ顔でこう高らかに宣言した。
「ラスボスを倒したクリア後の追加ストーリーってやつだよ!」
私はRPGが好きで今までたくさんやってきたんだ。その経験を活かして、勇者マコトにラスボス後の追加ストーリーをこなしてもらって、人知れずルシファーをボコボコにしてもらう!
大丈夫、勇者マコトも追加ストーリーを攻略したくなるような魅惑の報酬も思いついた。
私はそのシナリオの一部始終を神々へ伝えた。
そして、勇者マコトがストーリー攻略をする時のみモニタリングできるよう、大きな光のモニターをファストトラベルの看板の隣に設置してもらった。
このモニターには、勇者パーティの賢者に変装している魔王ロキからの映像が送られてくる。早速送られてきた映像では、勇者パーティは魔王城手前のラストダンジョンを攻略しているところであった。
ダンジョン中盤にある、入り口と行き来のできる転送魔法陣へと辿り着くと今日の攻略はおしまいのようで、そこからダンジョンの入り口へと戻り、映像は途切れた。プライベートを極力守るための配慮だ。
無事神々の集いも解散となり、今後の私は勇者マコトの世界を救う旅を見守りながら、ウルユ島の改良をしていくこととなった。
さて、いよいよお城の建設とウルユ島の経済を整えることを視野に入れていこうと思う。まずは、ウルユ島全体の地盤の改良だ。
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