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1.幼少期!
7.新たな朝に!
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母上を仕方なくベッドに運ぶ。エレーナもね!ベッドを買いました!!またしても、体の主導権を奪われましたが。その際に、左手の証も隠蔽したけど。
その日は、静かに一人?で食事しました。母上達が起きたのは翌日の事。朝食の準備をしている際に、母上は起きてきた。
「あ、母さん。やっと、起きたねー?そんなに驚く事なのかなぁ?」
そうすると、母上は顔を青くする。
「そりゃ、驚きますよ!!自分の子供が・・・『救世の力』を持っているなんて・・・。これでは、国が混乱してしまいますぅ・・・。」
「でも、僕の父親は、国王。ずっと前から知っていたよ。」
口調がいつになく真面目。寧ろ、憎しみがこもっている気がする。顔もこわばっている気がする。
まぁ、俺が第四王子が生まれる前に、自分が生まれるように操作したんだけどね。おかげで、ややこしやー。じゃなきゃ、グレイシアは難産で産まれる予定だったから、母親が死んで、その事を根に持って、恨みながら生き続ける。それは、悪役ヒーローになる原因!
だから、さっくりと『救世の力』を使ってこの世に生まれてきました!!早産だけど、安産で済みました!!やったね!!
『でも、ややこしい状況ー♪けれど、母さんを助けてくれて、ありがとー♪』
・
・
・
「母さんもエレーナも朝ごはん出来てるよー♪」
起き抜けのエレーナは驚く。
「グレイシア。料理が出来るのですか!?」
「僕、これでも5歳だよ!!家事スキルMAXだよー?」
「へぇ・・・。そうなんですか。私は家事をした事がありません・・・。」
「これから、私が教えてあげるっ!」
「はい・・・!」
えへんと母上はどや顔。エレーナはほのかに笑う。可愛いですね。
「えっと、名前は・・・。」
「私?そう言えば、名乗っていませんでしたねー?クラリネッサ・マーリン。ちなみに、グレイシアの母親ですっ!」
「えっ・・・!?年の離れた姉弟ではないのですか!?」
「それ、毎回言われるー♪ちなみに、母さんの年齢は21歳でーす♪見えないでしょ?」
「逆さ・・・ではないですよね?」
「あっ。12歳って事かー♪母さん、童顔だからねー?・・・でもさー。僕、母さんによく似ているでしょ?」
「それは・・・よく似た姉弟かと思ったくらいです。」
でも、実際は親子です。村人以外には間違われると思う。村を一緒には出た事はないけどさ。
俺達は朝食を食べる。エレーナが感激して泣いていた。一度感情が爆発すると、溢れ出てくるタイプなのね。
「とても、美味しいです!私、こんな食事食べた事ないです。」
「えへへっ。嬉しいなっ♪」
実は、この辺りの食事を美味しくした。所謂、食SUGEE?いや、知らんけど。しかも、スマートフォンでこの世界に存在しない食べ物を輸入して、育ててみた。勿論、土地柄に合わせたものだけど。
やっぱり、『救世の力』があるおかげだろうか?この村に繁栄をもたらしてくれる。庶民暮らしも悪くない。
朝食をいただくと、玄関のドアがノックされた。
俺は、玄関のドアを開けると、村長さんがいた。まぁ、何故か、体の主導権が譲られているが。
「村長さん!どうしたんですか?」
「クラリネッサちゃんに頼み事があるのじゃ。」
俺は、母上を呼ぶ。すぐに母上が来る。そのタイミングで体の主導権を奪われる。
「何でしょうかー?」
「ここで獲れた野菜を、孫に届けて欲しいのじゃ。」
「確か、村長さんのお孫さんって王都に行ってしまったという・・・?」
あぁ、何故か面倒な事が起こりそうです。
その日は、静かに一人?で食事しました。母上達が起きたのは翌日の事。朝食の準備をしている際に、母上は起きてきた。
「あ、母さん。やっと、起きたねー?そんなに驚く事なのかなぁ?」
そうすると、母上は顔を青くする。
「そりゃ、驚きますよ!!自分の子供が・・・『救世の力』を持っているなんて・・・。これでは、国が混乱してしまいますぅ・・・。」
「でも、僕の父親は、国王。ずっと前から知っていたよ。」
口調がいつになく真面目。寧ろ、憎しみがこもっている気がする。顔もこわばっている気がする。
まぁ、俺が第四王子が生まれる前に、自分が生まれるように操作したんだけどね。おかげで、ややこしやー。じゃなきゃ、グレイシアは難産で産まれる予定だったから、母親が死んで、その事を根に持って、恨みながら生き続ける。それは、悪役ヒーローになる原因!
だから、さっくりと『救世の力』を使ってこの世に生まれてきました!!早産だけど、安産で済みました!!やったね!!
『でも、ややこしい状況ー♪けれど、母さんを助けてくれて、ありがとー♪』
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「母さんもエレーナも朝ごはん出来てるよー♪」
起き抜けのエレーナは驚く。
「グレイシア。料理が出来るのですか!?」
「僕、これでも5歳だよ!!家事スキルMAXだよー?」
「へぇ・・・。そうなんですか。私は家事をした事がありません・・・。」
「これから、私が教えてあげるっ!」
「はい・・・!」
えへんと母上はどや顔。エレーナはほのかに笑う。可愛いですね。
「えっと、名前は・・・。」
「私?そう言えば、名乗っていませんでしたねー?クラリネッサ・マーリン。ちなみに、グレイシアの母親ですっ!」
「えっ・・・!?年の離れた姉弟ではないのですか!?」
「それ、毎回言われるー♪ちなみに、母さんの年齢は21歳でーす♪見えないでしょ?」
「逆さ・・・ではないですよね?」
「あっ。12歳って事かー♪母さん、童顔だからねー?・・・でもさー。僕、母さんによく似ているでしょ?」
「それは・・・よく似た姉弟かと思ったくらいです。」
でも、実際は親子です。村人以外には間違われると思う。村を一緒には出た事はないけどさ。
俺達は朝食を食べる。エレーナが感激して泣いていた。一度感情が爆発すると、溢れ出てくるタイプなのね。
「とても、美味しいです!私、こんな食事食べた事ないです。」
「えへへっ。嬉しいなっ♪」
実は、この辺りの食事を美味しくした。所謂、食SUGEE?いや、知らんけど。しかも、スマートフォンでこの世界に存在しない食べ物を輸入して、育ててみた。勿論、土地柄に合わせたものだけど。
やっぱり、『救世の力』があるおかげだろうか?この村に繁栄をもたらしてくれる。庶民暮らしも悪くない。
朝食をいただくと、玄関のドアがノックされた。
俺は、玄関のドアを開けると、村長さんがいた。まぁ、何故か、体の主導権が譲られているが。
「村長さん!どうしたんですか?」
「クラリネッサちゃんに頼み事があるのじゃ。」
俺は、母上を呼ぶ。すぐに母上が来る。そのタイミングで体の主導権を奪われる。
「何でしょうかー?」
「ここで獲れた野菜を、孫に届けて欲しいのじゃ。」
「確か、村長さんのお孫さんって王都に行ってしまったという・・・?」
あぁ、何故か面倒な事が起こりそうです。
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