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1.幼少期!
16.グレイシア様はあざとい!
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まず、『飲み食い処シューリッヒ』にやってきた。元の姿に戻りました。ヴァネッサは驚いていたが、もうすでにグレイに心酔している気がする。エレーナが『グレイシア』と一度も言わなかった事が奏した。
「ご主人様。可愛いです。」
「あははっ♪ありがとねー。でも、君には探している人がいるんでしょ?一緒に探してあげるっ♪」
「・・・!何故、ご主人様は私の事を知っているんですかぁ?」
「えへへ。可愛い娘の情報はすぐにインプットしちゃうんだぁ♪」
「私、可愛いんですかぁ・・・!」
ナンパ野郎かよ。まぁ、服装も可愛く、着飾ったしね。可愛い事には変わりないが。寧ろ、グレイはスゲーな。軽く腕を組んじゃっているし、エレーナも反対側の腕を組んでいます。対抗意識でしょうか?
店に入ると、ちょうどいいタイミングで、アザリーに扮しているルシアン王子を発見した。運がかなり高いからかな?そう言えば、おやつの時間である。ルシアン王子はパンケーキを食べていた。俺達を見た瞬間、固まっていた気がする。
「あれ?アザリーさん!!ちょうど良かった。話があるんだっ♪ちょっと、いーい?」
「あ、あぁ・・・。」
わざと言っているよな。ルシアン王子なのにね。アンジュさんもちょうどいいタイミングで仕事が終わったみたいで、時間があるようだ。
「レジェちゃん!・・・あれ?クラリネッサは一緒じゃないの?」
「あー?ワープシステムを使って、ここまで来たの。だから、秘密💕」
「あぁ、それで、俺に話とは?」
わざとらしく、咳払いをして本題に入るルシアン王子。
「王城に誰かが情報をリークしたの?やたらと、ナイフの注文が殺到しているんだけどー?一体、誰の仕業なんだろうねー?」
ビクッと肩を大きく揺らす。バレバレじゃねーか!!
「まぁ、それは置いておくとして、アザリーさんは王城に知り合いはいるかなー?」
「・・・。」
まぁ、アンジュさんがいるから、アザリーと呼んでいるけど、ルシアン王子本人である事は、先の騒動で判明している。アンジュさんはうーん・・・と唸っている。
「アザリーはやたらと、知り合い多いからね!一人くらいいるんじゃないかね?」
「そーなんだっ!!じゃあ、ルシアン王子の護衛さんに連絡できるかなぁ・・・?」
チラッとルシアン王子の顔色を窺いながら、上目遣いを使って、頼む。その姿にルシアン王子の顔色が疑り深くなっている。
「・・・えーと、ルシアン王子の護衛・・・?えーと、一応連絡できるかな?」
視線があらぬ方向を向いている。なので、もう念話を駆使すればいいと思うよ。アンジュさんには伝わらないでしょ?
『あっ。その手があったねー♪』
・
・
・
『ルシアン王子ー?ヴァリーさんに伝えといてねっ☆このアクアマリンのような髪で、ふんわり髪な女の子、ヴァリーさんが探していた人だよっ♪その為に、わざわざ貴方の傍で働いていたんだよっ?給金を多く頂く為に。』
「えっ?ヴァリー、探している人物がいたのか・・・。知らなかった。」
「何で、声に出しちゃうかなっ?意味ないでしょー♪」
グレイは頬を膨らまして、可愛く、見せる。その可愛さに、アンジュさんがやられている。
『ちなみに、ヴァリーさんの妹さん。生き別れた妹をずっと、探し続けていたみたいだよっ?僕の情報量はすごいんだからー♪すぐに、見つけちゃった💕でも、この娘、一度奴隷になっているみたいだから、ルシアン王子の力添えがいるかもねっ♪』
「・・・分かった。」
チリーン♪
ルシアン王子はアイテムボックスから小さなベルを出して、鳴らす。これって、確か・・・?
『えっ?何々ー?』
ヴァリーを呼ぶ際のベルだ。ここにヴァリーが来るぞ。ヴァリー呼び出しベルと言った方がいいか。テレポート魔法がかかっているんだ。場所によっては、数分かかるが、ここでは1分もかからないだろう。
『わぁ。メンドクサイ状況なのにねっ。それに、自分が王子だってバラしているようなもんでしょっ!!』
そして、ヴァリーはすぐに召喚された。ヴァリーはこちらに気付かず、ルシアン王子を一発殴っていた。
「ご主人様。可愛いです。」
「あははっ♪ありがとねー。でも、君には探している人がいるんでしょ?一緒に探してあげるっ♪」
「・・・!何故、ご主人様は私の事を知っているんですかぁ?」
「えへへ。可愛い娘の情報はすぐにインプットしちゃうんだぁ♪」
「私、可愛いんですかぁ・・・!」
ナンパ野郎かよ。まぁ、服装も可愛く、着飾ったしね。可愛い事には変わりないが。寧ろ、グレイはスゲーな。軽く腕を組んじゃっているし、エレーナも反対側の腕を組んでいます。対抗意識でしょうか?
店に入ると、ちょうどいいタイミングで、アザリーに扮しているルシアン王子を発見した。運がかなり高いからかな?そう言えば、おやつの時間である。ルシアン王子はパンケーキを食べていた。俺達を見た瞬間、固まっていた気がする。
「あれ?アザリーさん!!ちょうど良かった。話があるんだっ♪ちょっと、いーい?」
「あ、あぁ・・・。」
わざと言っているよな。ルシアン王子なのにね。アンジュさんもちょうどいいタイミングで仕事が終わったみたいで、時間があるようだ。
「レジェちゃん!・・・あれ?クラリネッサは一緒じゃないの?」
「あー?ワープシステムを使って、ここまで来たの。だから、秘密💕」
「あぁ、それで、俺に話とは?」
わざとらしく、咳払いをして本題に入るルシアン王子。
「王城に誰かが情報をリークしたの?やたらと、ナイフの注文が殺到しているんだけどー?一体、誰の仕業なんだろうねー?」
ビクッと肩を大きく揺らす。バレバレじゃねーか!!
「まぁ、それは置いておくとして、アザリーさんは王城に知り合いはいるかなー?」
「・・・。」
まぁ、アンジュさんがいるから、アザリーと呼んでいるけど、ルシアン王子本人である事は、先の騒動で判明している。アンジュさんはうーん・・・と唸っている。
「アザリーはやたらと、知り合い多いからね!一人くらいいるんじゃないかね?」
「そーなんだっ!!じゃあ、ルシアン王子の護衛さんに連絡できるかなぁ・・・?」
チラッとルシアン王子の顔色を窺いながら、上目遣いを使って、頼む。その姿にルシアン王子の顔色が疑り深くなっている。
「・・・えーと、ルシアン王子の護衛・・・?えーと、一応連絡できるかな?」
視線があらぬ方向を向いている。なので、もう念話を駆使すればいいと思うよ。アンジュさんには伝わらないでしょ?
『あっ。その手があったねー♪』
・
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『ルシアン王子ー?ヴァリーさんに伝えといてねっ☆このアクアマリンのような髪で、ふんわり髪な女の子、ヴァリーさんが探していた人だよっ♪その為に、わざわざ貴方の傍で働いていたんだよっ?給金を多く頂く為に。』
「えっ?ヴァリー、探している人物がいたのか・・・。知らなかった。」
「何で、声に出しちゃうかなっ?意味ないでしょー♪」
グレイは頬を膨らまして、可愛く、見せる。その可愛さに、アンジュさんがやられている。
『ちなみに、ヴァリーさんの妹さん。生き別れた妹をずっと、探し続けていたみたいだよっ?僕の情報量はすごいんだからー♪すぐに、見つけちゃった💕でも、この娘、一度奴隷になっているみたいだから、ルシアン王子の力添えがいるかもねっ♪』
「・・・分かった。」
チリーン♪
ルシアン王子はアイテムボックスから小さなベルを出して、鳴らす。これって、確か・・・?
『えっ?何々ー?』
ヴァリーを呼ぶ際のベルだ。ここにヴァリーが来るぞ。ヴァリー呼び出しベルと言った方がいいか。テレポート魔法がかかっているんだ。場所によっては、数分かかるが、ここでは1分もかからないだろう。
『わぁ。メンドクサイ状況なのにねっ。それに、自分が王子だってバラしているようなもんでしょっ!!』
そして、ヴァリーはすぐに召喚された。ヴァリーはこちらに気付かず、ルシアン王子を一発殴っていた。
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