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第二章 復讐開始!
先祖返りの儀式開始!
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☆☆☆☆☆☆
キーン。ガシャーン。という音が響く。
バレたか、それとも俺たちが先祖返りの儀式を始めるための時間稼ぎか。どっちにしても、アスガード様に来て頂けなくてはならない。兄弟達(クローディンを除く)を守ってくれるには、必要な存在である。
俺たちは王太子の部屋の窓から侵入した。王太子は上の服を脱いでおり、近くの女(おそらく婚約者)と事を始めようとしていたところだった。少し反吐が出たが、アーネイルはすぐに女の方を捕縛し、俺はすぐさま王太子に"先祖返りの儀式"の魔法をかけた。そうすると、フォルテ王子の足元に魔法陣がでて、抵抗するが、カイルとソフィーがそれを阻止して、魔法陣から逃がさないようにした。
「[神の加護の元にて、今一度願う。その身体に刻まれた記憶を今一度この現世に再び還らんとす。リヴァーション・ヒールEX!!]」
そう言うと、フォルテ王子は苦しみ出した。
「うわああぁぁぁぁぁ!何だ、何だ、この記憶はあぁぁぁぁ!!!!!」
・・・始まった。ここからが鬼門だ。物語通りじゃないから、どうなるか分からない。俺は物語をぶっ壊しているからな。
その声を聞いた外で戦っていたやつが一気に部屋に入ってきた。
「貴様!王太子様に何を!」
その声はきっと強い感じがする。きっと、騎士団長クラスの人間だろう。それにしても、ディルクとアークライトを相手にして、ここまで体力が持つとはかなりの強敵だろう。
俺達はこの儀式を完成させなくてはならない。なんとかしないといけない、そう思い、時間稼ぎを図ることにした。
「さぁ?どうだろう?・・・その女を殺してしまえ。」
レオンは言った。
「貴様!王太子様だけでなく王太子様の婚約者まで手にかけようとするとは・・・成敗する!」
ここで俺達に攻撃されるのは、とても困る。そう思ったのは、ディルク達も同じで、こちらに向かってくる攻撃をディルクの斧で受ける。
「こちらのことを忘れてもらうのは困る。さて、さっきの続きでもしようか?」
「ここらの騎士は弱すぎる。あんた強いからさ、俺達の相手してよ。」
そう言って、二人は騎士団長に攻撃をする。
そのタイミングで、シルヴェスト王子が来てしまったのだ。しかし、レオンは狼狽えず応対する。
「これはシルヴェスト王子殿ではありませんか。・・・邪魔者を始末しにきたのであります。」
そう答えると、こちらを睨みつつ、叫んだ。
「王太子とその婚約者が邪魔者だと!?ふざけるのも大概にしてくれるかな?」
そう言うと思い、ステータスの値を上げといたのだ。
「シルヴェスト王子殿。よく婚約者の方を〈鑑定〉スキルで見てみるであります。」
そう言われて、実際にスキルを使い、婚約者の女のステータスを見ると、すごく驚いた。
「・・・ダン。その剣を収めろ。王太子を殺そうとしているのは、この女の方だ。」
そうシルヴェスト王子が言うと、ダンと呼ばれた騎士団長は激昂する。
「でも、しかし・・・!」
シルヴェストは騎士団長を諭した。
「ダンは気付かないのかな?この女の王太子への殺意が。ダンもスキルを使って確かめてみてくれるかな?」
そう言われて、確かめてみてみる騎士団長。そうすると、騎士団長は目を大きく見開いた。
「この女!王太子様を殺そうとしていたのか!逮捕する!・・・俺は近くに居ながらにして気付かなかったのか!」
そう言うと、レオンは呆れた顔をする。
「反省は後にしていただけるとありがたいのであります。・・・こちらを殺人犯にする前にとっとと捕まえていただけると幸いであります。」
冷静に言うレオン。そうすると、婚約者の女の身柄は騎士団長の手によって確保された。そして、儀式も無事に終わった。
「私は一体・・・?」
「フォルテ兄さん!大丈夫?」
「フォルテ・・・?この者の現在の名前かな?」
それを聞くと不安になって、同じ言葉で聞き返す。
「フォルテ兄さん!大丈夫?」
「私は大丈夫だ。だからそんな不安そうな顔をするな。ただ、今の私はあなたの知っているフォルテ兄さんではない。私はアスガードと言うものだ。」
辺りは静かになった。
キーン。ガシャーン。という音が響く。
バレたか、それとも俺たちが先祖返りの儀式を始めるための時間稼ぎか。どっちにしても、アスガード様に来て頂けなくてはならない。兄弟達(クローディンを除く)を守ってくれるには、必要な存在である。
俺たちは王太子の部屋の窓から侵入した。王太子は上の服を脱いでおり、近くの女(おそらく婚約者)と事を始めようとしていたところだった。少し反吐が出たが、アーネイルはすぐに女の方を捕縛し、俺はすぐさま王太子に"先祖返りの儀式"の魔法をかけた。そうすると、フォルテ王子の足元に魔法陣がでて、抵抗するが、カイルとソフィーがそれを阻止して、魔法陣から逃がさないようにした。
「[神の加護の元にて、今一度願う。その身体に刻まれた記憶を今一度この現世に再び還らんとす。リヴァーション・ヒールEX!!]」
そう言うと、フォルテ王子は苦しみ出した。
「うわああぁぁぁぁぁ!何だ、何だ、この記憶はあぁぁぁぁ!!!!!」
・・・始まった。ここからが鬼門だ。物語通りじゃないから、どうなるか分からない。俺は物語をぶっ壊しているからな。
その声を聞いた外で戦っていたやつが一気に部屋に入ってきた。
「貴様!王太子様に何を!」
その声はきっと強い感じがする。きっと、騎士団長クラスの人間だろう。それにしても、ディルクとアークライトを相手にして、ここまで体力が持つとはかなりの強敵だろう。
俺達はこの儀式を完成させなくてはならない。なんとかしないといけない、そう思い、時間稼ぎを図ることにした。
「さぁ?どうだろう?・・・その女を殺してしまえ。」
レオンは言った。
「貴様!王太子様だけでなく王太子様の婚約者まで手にかけようとするとは・・・成敗する!」
ここで俺達に攻撃されるのは、とても困る。そう思ったのは、ディルク達も同じで、こちらに向かってくる攻撃をディルクの斧で受ける。
「こちらのことを忘れてもらうのは困る。さて、さっきの続きでもしようか?」
「ここらの騎士は弱すぎる。あんた強いからさ、俺達の相手してよ。」
そう言って、二人は騎士団長に攻撃をする。
そのタイミングで、シルヴェスト王子が来てしまったのだ。しかし、レオンは狼狽えず応対する。
「これはシルヴェスト王子殿ではありませんか。・・・邪魔者を始末しにきたのであります。」
そう答えると、こちらを睨みつつ、叫んだ。
「王太子とその婚約者が邪魔者だと!?ふざけるのも大概にしてくれるかな?」
そう言うと思い、ステータスの値を上げといたのだ。
「シルヴェスト王子殿。よく婚約者の方を〈鑑定〉スキルで見てみるであります。」
そう言われて、実際にスキルを使い、婚約者の女のステータスを見ると、すごく驚いた。
「・・・ダン。その剣を収めろ。王太子を殺そうとしているのは、この女の方だ。」
そうシルヴェスト王子が言うと、ダンと呼ばれた騎士団長は激昂する。
「でも、しかし・・・!」
シルヴェストは騎士団長を諭した。
「ダンは気付かないのかな?この女の王太子への殺意が。ダンもスキルを使って確かめてみてくれるかな?」
そう言われて、確かめてみてみる騎士団長。そうすると、騎士団長は目を大きく見開いた。
「この女!王太子様を殺そうとしていたのか!逮捕する!・・・俺は近くに居ながらにして気付かなかったのか!」
そう言うと、レオンは呆れた顔をする。
「反省は後にしていただけるとありがたいのであります。・・・こちらを殺人犯にする前にとっとと捕まえていただけると幸いであります。」
冷静に言うレオン。そうすると、婚約者の女の身柄は騎士団長の手によって確保された。そして、儀式も無事に終わった。
「私は一体・・・?」
「フォルテ兄さん!大丈夫?」
「フォルテ・・・?この者の現在の名前かな?」
それを聞くと不安になって、同じ言葉で聞き返す。
「フォルテ兄さん!大丈夫?」
「私は大丈夫だ。だからそんな不安そうな顔をするな。ただ、今の私はあなたの知っているフォルテ兄さんではない。私はアスガードと言うものだ。」
辺りは静かになった。
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