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第三章 ゲームの始まり
覚悟
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☆☆☆☆☆☆
レオンは珍しくも自分から身体の主導権を譲ってくれた。
「きっと、話しても信じられないと思います。物語は大分変化していますからね。俺も学園が始まり、2年生になるまでの過去に起きる事は予想出来ても、今後の事は分からないです。」
「物語・・・?」
シルヴェスト王子は疑問に思った事を口にする。
「そう、ここは俺達の前世によく似た物語に似ているんです。」
「?よく分からないですが、物語の中の話に似ているから、知り得ない情報も知ることが出来たと?」
「そうです。そうしないと、レオンは王族に恨みを持って、国を滅ぼすこともありましたからね。」
「それは・・・。」
口を閉ざすシルヴェスト王子。
「でも、大分物語を変えてきました。レオンも王族に恨みを持っていない。・・・ただ、レオン様とシルヴェスト王子とでクローディン王子、いや魔王・アルフィーテを退治・・・殺さないといけないだけは分かっている。それだけは絶対やらないといけない事です。それで、王族の300年に渡る争いは終わる。晴れて世界はやっと魔王・アルフィーテが及ぼしていた影響も消える。死の森が清浄化される。・・・まぁ、きっとレベルは強いものは残ってしまうんだろうけど。でも、魔王・アルフィーテを完全に消滅させなくてはなりません。それは確実な事です。」
俺はゲーム世界に転生したけれど、でもこれはゲームじゃない。現実に起きていることなのだ。それをはっきり自覚しよう。俺は覚悟を決めた顔でシルヴェスト王子に問う。
「もし、クローディン王子を助ける算段がなく、魔王・アルフィーテを殺さなければならなくなった時、あなたは実の兄弟・・・お兄さんを殺すことが出来ますか?」
逆に質問で返されたシルヴェスト王子はまごつく。そして、また質問で返された。
「・・・それは・・・俺達がやらないといけない事なのですか?」
それは・・・俺も思っていた事だけど、このゲームにおいて、双子で倒す事に意味があったゲームだったはずだ。それが、このゲームのtrue endの話だったんだ。それに、ここでアスガード様が出てきても困る。確かに、元はといえば、アスガード様達、双子の問題だったんだ。でも、今現代で行われている問題に関しては、俺達、レオン様達、双子で対処しないと思ったんだ。
俺はその質問に即答した。
「俺は少なくとも、アスガード様との話をする事はあったとしても、現代に起きている事象は、現代にいる俺達で決着をつけないといけない事だと思っています。それで、ようやく王族の争いは終わる。元はと言えば、双子で争われた戦い。だったら、双子で決着をつけないといけない事だと覚悟しています。・・・少なくとも、俺はレオン様にそうして欲しいと思っています。シルヴェスト王子はどうなされますか?」
また、質問で返す。・・・答えはきっとすぐには出せないと思っていますが、それでも俺の覚悟は伝わっているはず。案の定、シルヴェスト王子は黙ってしまう。
「・・・俺は覚悟は決まっているんだ。とっくのとうに。だから、俺はヴェスに近付いた。覚悟がなければ、例え俺一人でも魔王・アルフィーテを殺す。まだ、時間はあると思う。その間に、考えておけ。」
レオン様は最後の最後で主導権を奪った。俺の覚悟は伝えたので、いいのですけど!!
生徒会長も話が終わったようで、”ルルネ”の街に再度行くことが決まった。
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レオンは珍しくも自分から身体の主導権を譲ってくれた。
「きっと、話しても信じられないと思います。物語は大分変化していますからね。俺も学園が始まり、2年生になるまでの過去に起きる事は予想出来ても、今後の事は分からないです。」
「物語・・・?」
シルヴェスト王子は疑問に思った事を口にする。
「そう、ここは俺達の前世によく似た物語に似ているんです。」
「?よく分からないですが、物語の中の話に似ているから、知り得ない情報も知ることが出来たと?」
「そうです。そうしないと、レオンは王族に恨みを持って、国を滅ぼすこともありましたからね。」
「それは・・・。」
口を閉ざすシルヴェスト王子。
「でも、大分物語を変えてきました。レオンも王族に恨みを持っていない。・・・ただ、レオン様とシルヴェスト王子とでクローディン王子、いや魔王・アルフィーテを退治・・・殺さないといけないだけは分かっている。それだけは絶対やらないといけない事です。それで、王族の300年に渡る争いは終わる。晴れて世界はやっと魔王・アルフィーテが及ぼしていた影響も消える。死の森が清浄化される。・・・まぁ、きっとレベルは強いものは残ってしまうんだろうけど。でも、魔王・アルフィーテを完全に消滅させなくてはなりません。それは確実な事です。」
俺はゲーム世界に転生したけれど、でもこれはゲームじゃない。現実に起きていることなのだ。それをはっきり自覚しよう。俺は覚悟を決めた顔でシルヴェスト王子に問う。
「もし、クローディン王子を助ける算段がなく、魔王・アルフィーテを殺さなければならなくなった時、あなたは実の兄弟・・・お兄さんを殺すことが出来ますか?」
逆に質問で返されたシルヴェスト王子はまごつく。そして、また質問で返された。
「・・・それは・・・俺達がやらないといけない事なのですか?」
それは・・・俺も思っていた事だけど、このゲームにおいて、双子で倒す事に意味があったゲームだったはずだ。それが、このゲームのtrue endの話だったんだ。それに、ここでアスガード様が出てきても困る。確かに、元はといえば、アスガード様達、双子の問題だったんだ。でも、今現代で行われている問題に関しては、俺達、レオン様達、双子で対処しないと思ったんだ。
俺はその質問に即答した。
「俺は少なくとも、アスガード様との話をする事はあったとしても、現代に起きている事象は、現代にいる俺達で決着をつけないといけない事だと思っています。それで、ようやく王族の争いは終わる。元はと言えば、双子で争われた戦い。だったら、双子で決着をつけないといけない事だと覚悟しています。・・・少なくとも、俺はレオン様にそうして欲しいと思っています。シルヴェスト王子はどうなされますか?」
また、質問で返す。・・・答えはきっとすぐには出せないと思っていますが、それでも俺の覚悟は伝わっているはず。案の定、シルヴェスト王子は黙ってしまう。
「・・・俺は覚悟は決まっているんだ。とっくのとうに。だから、俺はヴェスに近付いた。覚悟がなければ、例え俺一人でも魔王・アルフィーテを殺す。まだ、時間はあると思う。その間に、考えておけ。」
レオン様は最後の最後で主導権を奪った。俺の覚悟は伝えたので、いいのですけど!!
生徒会長も話が終わったようで、”ルルネ”の街に再度行くことが決まった。
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