乙女ゲームに悪役転生な無自覚チートの異世界譚

第四章 しばしの休息と

街での休暇

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次学校に行くのは、明日・明後日が休みなので、明明後日になるので、しばしの休暇である。ここしばらく忙しかったので、嬉しい休暇だ。何して過ごそうかな？

レオン様は使い魔達とともに、街の散歩がてら遊ぶようだ。俺もこの際思う存分楽しもうか？青龍と白虎は相も変わらず俺達を挟んで、喧嘩腰になるが、街の散策はとても気分がいいもんだ。

子供達はここしばらく離れていたので、これでもかと集まってくる。可愛い子供達だ。・・・ただし、レベルは100に近い子達だけどね！レオン様たるひと誰一人も蔑ろにはしないのが、レオン様のカッコいいところである。レオン様の人柄を知れば、カッコいいってところ分かるんだけど、何故悪役なんだろうな？

そう言うところもカッコいいです。レオン様。

子供達と思う存分遊んだところで、買い物しに行くようだ。何を買うのかな？

レオン様がまず行ったのは、洋服屋さん。四神様達に服を買ってあげるみたいだ。青龍と朱雀の服を買おうと婦人服店に向かうと、セレナとソフィーがいた。

「あら、レオンがここに来るなんて、珍しいこともあるのね？」

セレナは言う。
レオン様は青龍と朱雀を指して、言った。

「この二人の服を買いにな。セレナ、いいの選んでくれねーか？」

「いーわよ。素材がいいもの。服の着せがいがあるってもの。ランちゃんは女の子としては背の高い方だから、脚が長く見えるファッションがいいかしら？スーちゃんはその目立つ髪を生かしたファッションね！・・・待ってなさいよ！！レオン！！」

ビシッと指さすセレナ。

「楽しみに待ってる。」

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しばらく待つと、大人っぽい印象になったランランことランはどこか自信ありげだ。まぁ、出てるところは出ている体型だからそりゃあ、自信あるよね。朱雀ことスーはどこかキョロキョロしていて、これが自分の姿なのか、自信なさげだった。

「二人とも似合うな。ランランは大人っぽい女性って感じで、スーはおとなしい淑女みたいで綺麗だぜ。」

こういうことをサラッと言いのけてしまうレオン様も凄いと思うんだけどね。
2人は褒められて嬉しそうだった。若干お化粧もしているのかな？とても綺麗だ。

「二人とも本当に綺麗だなぁ。・・・ってあれ！？レオン様！？なんで、いきなり主導権を譲って来るんですかね！？」

セレナは

「あら？ユーリじゃない？珍しいわね、レオンが主導権を譲るなんて。」

なんともない感じで言った。

「でも、二人とも本当に綺麗だよ。」

ランランは自信ありげに言った。

「ユーリも私の大切なご主人様だもの。嬉しいわ。」

え・・・？俺の事も分かっているの！？

「セレナも2人に似合う服選んでくれてありがとう。」

その後、すぐ主導権は奪われたが、洋服店にお金を支払い、その場を離れた。
今度は紳士服店に行く予定だ。ラートンやゲンにリンはどんな服装を選んで、かっこよくなるのかな？
まだまだ、休暇は始まったばかり。ここで楽しまないと、後は復讐・・・尽くしになってしまうからな。

楽しまなきゃ損！！

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