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9.王子との会話!
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あれから、2年が経ち私は7歳となりました。ハーベスト様はあれから、週に2回くらいのペースで自宅に来るようになりました。ハーベスト様とお話していてとても楽しいです。ゲームでのハーベスト様はお兄さんへのコンプレックスがあり、どこか、いつも自信がなさげなのですが、今来ていらっしゃるハーベスト様はお兄さんをライバル視して、いつか追い越してやるんだと息巻いております。ハーベスト様は、火・水・土・風属性の持ち主でなかなか強いです。
あら?これは白虎さんの言う通りパラレルワールドというやつだったのでしょうか?しかし、油断は禁物です。
白虎さんの属性はやはり本来の金属性に近いらしい、土属性に含まれるそうで、火属性のフィーとはあまり馴れ合おうとしません。
要するにヒロイン・リーゼがハーベスト様ルートに入らなければいい話ですよね!!あと、逆ハールートにもです。だったら、ここはハーベスト様と仲良くなるのが手っ取り早いと考えた私はハーベスト様が来た時はいつも楽しく話したり、私の精霊さんの紹介をしたりして、仲良くやれていると思います。ハーベスト様はいつも笑ってくれます。笑顔に見入ってしまう時があります。
うっかり惚れてしまいそうです。流石、イケメンさんです。
「アリアは精霊さんが4体いるんだよね?それで、神獣クラスの精霊が2体、上級クラスが2体、十分聖女様になれるんじゃないかな?」
ハーベスト様は問いかけます。
「しかし、油断は禁物と言います。私はもっと多くの精霊さんとの契約をしたいのですよ。それに、レオンさん曰く、神獣クラスの精霊でさえも勝てない魔獣が発生したとのことをおっしゃっていました。その時、私は神獣クラスの精霊さん・・・レオンさんの手当てが十分にできなかった。私はまだ力が聖女になるための力が足りないのです。」
そう言うと、ハーベスト様は驚いた顔をしました。
「神獣クラスの精霊でさえも勝てない魔獣・・・?それが精霊使いの減少に繋がっているのかな?」
「多分そうです。だから、多くの精霊さんを助けなければならない。魔物退治は毎日1体は倒すように心がけております。」
そう言うと、ハーベスト様はもっと驚いた顔をしました。
「毎日魔物を倒しているの?・・・そんな危険な事!いつもやっているの?」
そう聞かれたので、正直に答えます。
「はい。きっと小さなことかもしれませんが、それでも、世界の危機を救えるのなら、精霊さんを助けなければ、私達は生きていけないのです。私達は精霊さん達の力を借りて、生活しているのですから、当然の行いでしょう。」
そう心構えを言うと、ハーベスト様は目を見開き、さらに驚いた。
「・・・アリアのやっていることは正しいと思う。僕だって、精霊の加護を得て、作られた食べ物などを食べている。確かに世界の危機なんだ。・・・あと、なんで神獣クラスの精霊が倒せないくらいの魔獣が発生したことを黙っていたのかな?」
ハーベスト様はいつも笑っていますが、この時は違いました。笑顔は笑顔なのですが、笑顔が怖いです。
アリア大ピンチです。普段温厚な人が怒ると怖いと言いますが、これはきついです。
「す、すみませんでした。ハーベスト様。」
謝罪すると、ハーベスト様は少し考え込みました。
「・・・最近、腐食している森があるんだ。僕はその調査に付き添うことになっている。アリアも一緒に来ないかな?アリアの力も必要かもしれない。お願い聞いてくれないかな?それで、チャラにしてあげる。あと、国王陛下にはお伝えするのは、僕がやっておくから大丈夫だよ。」
私はあまり考えることなく、即答した。
「はいです!ハーベスト様と一緒に参ります。」
これは精霊さんのピンチなのかもしれないです。ぜひ、助けなければ!!
あら?これは白虎さんの言う通りパラレルワールドというやつだったのでしょうか?しかし、油断は禁物です。
白虎さんの属性はやはり本来の金属性に近いらしい、土属性に含まれるそうで、火属性のフィーとはあまり馴れ合おうとしません。
要するにヒロイン・リーゼがハーベスト様ルートに入らなければいい話ですよね!!あと、逆ハールートにもです。だったら、ここはハーベスト様と仲良くなるのが手っ取り早いと考えた私はハーベスト様が来た時はいつも楽しく話したり、私の精霊さんの紹介をしたりして、仲良くやれていると思います。ハーベスト様はいつも笑ってくれます。笑顔に見入ってしまう時があります。
うっかり惚れてしまいそうです。流石、イケメンさんです。
「アリアは精霊さんが4体いるんだよね?それで、神獣クラスの精霊が2体、上級クラスが2体、十分聖女様になれるんじゃないかな?」
ハーベスト様は問いかけます。
「しかし、油断は禁物と言います。私はもっと多くの精霊さんとの契約をしたいのですよ。それに、レオンさん曰く、神獣クラスの精霊でさえも勝てない魔獣が発生したとのことをおっしゃっていました。その時、私は神獣クラスの精霊さん・・・レオンさんの手当てが十分にできなかった。私はまだ力が聖女になるための力が足りないのです。」
そう言うと、ハーベスト様は驚いた顔をしました。
「神獣クラスの精霊でさえも勝てない魔獣・・・?それが精霊使いの減少に繋がっているのかな?」
「多分そうです。だから、多くの精霊さんを助けなければならない。魔物退治は毎日1体は倒すように心がけております。」
そう言うと、ハーベスト様はもっと驚いた顔をしました。
「毎日魔物を倒しているの?・・・そんな危険な事!いつもやっているの?」
そう聞かれたので、正直に答えます。
「はい。きっと小さなことかもしれませんが、それでも、世界の危機を救えるのなら、精霊さんを助けなければ、私達は生きていけないのです。私達は精霊さん達の力を借りて、生活しているのですから、当然の行いでしょう。」
そう心構えを言うと、ハーベスト様は目を見開き、さらに驚いた。
「・・・アリアのやっていることは正しいと思う。僕だって、精霊の加護を得て、作られた食べ物などを食べている。確かに世界の危機なんだ。・・・あと、なんで神獣クラスの精霊が倒せないくらいの魔獣が発生したことを黙っていたのかな?」
ハーベスト様はいつも笑っていますが、この時は違いました。笑顔は笑顔なのですが、笑顔が怖いです。
アリア大ピンチです。普段温厚な人が怒ると怖いと言いますが、これはきついです。
「す、すみませんでした。ハーベスト様。」
謝罪すると、ハーベスト様は少し考え込みました。
「・・・最近、腐食している森があるんだ。僕はその調査に付き添うことになっている。アリアも一緒に来ないかな?アリアの力も必要かもしれない。お願い聞いてくれないかな?それで、チャラにしてあげる。あと、国王陛下にはお伝えするのは、僕がやっておくから大丈夫だよ。」
私はあまり考えることなく、即答した。
「はいです!ハーベスト様と一緒に参ります。」
これは精霊さんのピンチなのかもしれないです。ぜひ、助けなければ!!
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