十二支vs十二星座

ビッグバン

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作られた物

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ポイズンゴーレムはスコールピンを見つけると口から縄状の何かを大量に吐き出した。

そして、それは一瞬にしてまるで意思を持つかのようにスコールピンを縛り上げた。

すると、どこからか妙に気色の悪い身の毛のよだつ様な巳の声と共に辺り一帯から大量の大蛇が現れスコールピンのハチマキを奪おうと一切に襲いかかった。

「シャシャシャシャシャシャ。お前も終わりだサソリ。辺り一帯は俺の僕の蛇達に包囲されている。さらに、お前は我が僕の蛇達によって縛り上げられ、目の前にはお前の完全上位互換のポイズンゴーレムがお前の逃走を許さない。たとえ全員倒しても、後ろにはこの俺が控えている。さすがのお前でもこれの軍勢を相手に無事ではすまないだろ。そんな疲労した状態では俺には勝てまい。シャシャシャシャシャシャ。」

サソリは何故か、その時、身体に巻きついた蛇を庇うかの様に蛇達の攻撃を避け、自身に明らかに殺意を持って襲いかかる大蛇の大群も殺さず一匹一匹麻痺させる毒を打ち込み動きを封じていく。

そして、あっという間に包囲して大蛇の集団をなぎ倒して残るはポイズンゴーレムとどこかに姿隠した巳だけとなった。

すると、どこからか、身の毛よだつ様な巳の声が聞こえてきた。

「シャシャシャシャシャシャ。使えない奴らめ。もう良いお前らみたいな使えない奴はサソリもろとも死んでしまえ。」

巳がそう言うと蛇達は急に苦しみ出し身体が膨れ上がり始めサソリ諸共大爆発した。

そして、巳の勝ち誇った高笑いが何処からかひびいき始めた。

「シャーシャーシャー。さすがのサソリもこれは生きてはいないだろう。あの蛇達には俺の周囲一帯を溶かす毒といざという時の為に俺の意思で体内の毒と混じり合い爆発させる毒を打ち込んである。蛇達が爆発した今、サソリの周囲一帯には強烈な溶解液が巻きらせれドロドロにとけていることだろうよ。シャシャシャ。だか、サソリの事だこれでもまだ生きてるかも知れねえこの煙が晴れたが最後とどめを刺してやる。シャシャシャシャシャシャ。」




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