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30話 満腹と幸せの余韻
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足取りの重い3人で焼肉屋を出た。
「やばい、やばい。ひさしぶりに、食べ過ぎたよー。スカートきつい」
雪姫はスカートを直しながら言う。
「わたしも、おなかいっぱい。歩けないわよ。でも、幸せー」
「うん、うん。だなー」
仲が良さげに、ふたりは肩を寄せ合って歩いていた。
帰り道、雪姫は駅から電車なので見送って行こうと思った。
駅の近くにある喫煙所、そこから本日、何度も見た顔があらわれる。
「なんだ、天宮。帰りか?」
ポケットに携帯の充電器のような丸みを帯びた四角の箱をいれながら、九鬼先生が歩いてくる。喫煙所から出てきたってことは、あれが電子タバコってやつだろう。
「おっす」
「なーにが、おっすだ。見るからに満足した顔をしおって。帰りは電車か?」
「いや、ちかくなんで歩いて帰ります」
「皇樹と奏は?」
雪姫は話さず、駅を指さすだけだった。
「わたしも近くなので、歩いて帰ります」
「ふむ。遠くなら送ってやろうと思ったんだが……邪魔するのも無粋というやつだろう。歩いて帰れ。じゃあな」
「あっ、九鬼先生。歩くの面倒くさいんで乗っていいですか」
俺がそういうと、先生は笑いながら下を向く。「まったく、いい度胸だ」と嫌味なく言いながら車のカギを手に見せてくる。
「そこの駐車場から車を持ってくる。乗りたいやつは乗れ。わかっていると思うが助手席は座るなよ」
そう言い残すと、先生はゆっくりと歩き去る。
教師と生徒のいらない勘違いを避けろと言われた。俺のいたずら心がうずいた。
「雪姫、また明日な」
「おー、おー。またな雑音。また、あとで」
雪姫は美月にも手を振って、駅へと歩いて行った。ポニーテールの髪からゴムを引き抜いて歩いていた。ふわりと黒髪が舞うように落ちてきて風に煽られる。後姿も綺麗だと思った。けれど、いつもより重そうな足取りだった。
あれ、またあとで? なにかチャットでも来るんだろうか。
「奏さん、とっても恰好良いわ。知ってる? 彼女のピアノを弾いてる姿、とっても綺麗なの」
「最近、音楽室に遊びにいってるから知ってる。真剣すぎてこわいけどな」
雪姫が見えなくなると、美月と歩いて九鬼先生の車に向かう。
美月はすこしだけ足を止めたけれど、また歩き始めた。
運転席に九鬼先生が乗った車が駐車場から出て、道の端にとまっていた。黒い大きな車だった。どんな道でも走行できそうな車だ。
後ろの席の扉をあける。
「お邪魔しまーす。お先にどうぞ」
車に美月をのせた後、ドアをしめる。
俺はためらうことなく、助手席にのった。
「天宮ァ、人の話を聞かんか」
「ほら、先生。止まってるといっしょに車に乗ってるのが見られますよ。すげえ、車のシートが革だ。いい車ですね」
「まったく、ほんとうに手のかかる生徒だなお前は。で、どこまで行けばいい?」
「俺、皇樹と家いっしょだから。とりあえず俺んちまで。しばらく、まっすぐで」
九鬼先生は端正な顔を歪めた。唇の端を吊り上げ、ひくつかせながら言う。
「いま、お前をのせたことを急激に後悔しているところだ。まったく、気にはせんがな。私に関係ないし」
「先生は黙って嫉妬してそう」
「なんだ、グチってもいいのか? 実は最近な、友達の結婚式にどんな顔していけばいいかわからなくなってきたんだ」
「先生もさっさと結婚すればいいんじゃないですか?」
「天宮、お前は知らないようだから教えておこう。結婚はひとりではできないのさ」
「良い言葉ですね。ゼクシィにでも書いてありました?」
「車から蹴り落とされたいか。 皇樹、よく天宮といられるな」
「ふふっ、だって、しぐれといると退屈しないんですもの」
「まったく。若いっていいなあ」
赤信号で車がとまり、九鬼先生はハンドルの上に肘をついてぶつぶつと若さをひがみ始めた。
「先生、つくってくれた問題集を全部解いたんですけど、感想言っていいですか?」
「よ、よかろう」
背筋を伸ばした九鬼先生はハンドルを握る。青信号で車が動き出した。俺は、おもしろかったと先生に正直に伝えた。
感想も半ばに、俺の家の前に車がとまる。
「ありがとうございました」
美月といっしょに、先生にお礼を言ってから車を降りた。
「ではな」
それだけ言い残すと先生はすぐに黒い車は発進し、赤いブレーキランプを残して通りを抜けていった。
「美月、ごちそうさま」
「しぐれ、わたしもおなかいっぱいで、スカートがきついわ」
美月のスカートを見る。みないで、と肩を押された。
「いますぐ着替えたいし、お風呂もはいりたいわ。でも、動きたくないの」
「俺もだ。いますぐリビングのソファに座りたい」
カギをあけて、玄関に入る。
美月といっしょに「ふーっ」と大きく息をはいた。ただの食い過ぎだ。
「うふふっ」
「ははっ」
笑い合ってから、俺はリビングでソファにもたれかかる。
美月は着替えに自室に行った。
ひさしぶりに携帯を見た気がする。メッセージが来ている。ブルームーンからだ。
やっべ、朝に女装した自撮り写真を送ってたの、すっかり忘れてた。
メッセージを見た。
俺は大きな笑い声をあげた。口から笑い声をもらしたどころじゃない。家中に響き渡るぐらい声を出して笑った。
俺の自撮り写真を見たブルームーンが、コメントしていた。
「その制服、謳歌学園だろ。つーか、校内で時雨を見たことあるぞ」
何度も見返した。
俺を校内で見たことがある?
そうか、そうなんだ。同じ学校なんだ。
ネットで出会ったゲーム友達と、たまたま同じ学校だった。ブルームーンと同じ学校だったのか、俺。
それを聞いただけなのに、学校サボるんじゃなかったとか、もっと学内の人間の顔を覚えるべきだったとか、いろんな後悔がわいてくる。でも、それ以上に学校に行くのが楽しみでたまらない。
絶対に見つけてやる。見つけて、同じ部屋でコントローラーを持ってゲームしたい。アニメグッズの店にもいきたいし、イベントにも参加したい。現実で友達になりたい。
ネットの友人にリアルでも友人付き合いを求めるのは、望み過ぎだろうか?
俺は自分の部屋に移動して、ブルームーンからもらった紙ナプキンを取り出した。赤いキスマークとバーカという文字。たったそれだけのリアルの縁。ここから絶対捕まえてやると誓っている。
携帯が震えた。
ブルームーンからかなと携帯を見るけど、アプリからだった。いつも見ているマイチューブのピアノ配信者が配信をはじめた通知。
俺はそのままパソコンの前に座って、配信を視聴した。なんだかんだと見れるときは見てしまうピアノの動画配信。配信している人に、見ていることを伝えるためにコメントを書き込んでから、パソコンを置いている机にうつぶせになる。
また寝てしまいそうだと思いながら、白いキーボードの上を行き来する透明な手を見ていた。
ほんとうに綺麗だ。
音色が踊り、心が躍る。
ピアノが歌う。楽し気に、満足げに、楽しそうに音が走る。
まどろみのなか、リズムの早いアニソンや流行りのJPOPの曲を思い出しながら、俺はまた、寝落ちした。
あしたは早く起きようと思いながら。
「やばい、やばい。ひさしぶりに、食べ過ぎたよー。スカートきつい」
雪姫はスカートを直しながら言う。
「わたしも、おなかいっぱい。歩けないわよ。でも、幸せー」
「うん、うん。だなー」
仲が良さげに、ふたりは肩を寄せ合って歩いていた。
帰り道、雪姫は駅から電車なので見送って行こうと思った。
駅の近くにある喫煙所、そこから本日、何度も見た顔があらわれる。
「なんだ、天宮。帰りか?」
ポケットに携帯の充電器のような丸みを帯びた四角の箱をいれながら、九鬼先生が歩いてくる。喫煙所から出てきたってことは、あれが電子タバコってやつだろう。
「おっす」
「なーにが、おっすだ。見るからに満足した顔をしおって。帰りは電車か?」
「いや、ちかくなんで歩いて帰ります」
「皇樹と奏は?」
雪姫は話さず、駅を指さすだけだった。
「わたしも近くなので、歩いて帰ります」
「ふむ。遠くなら送ってやろうと思ったんだが……邪魔するのも無粋というやつだろう。歩いて帰れ。じゃあな」
「あっ、九鬼先生。歩くの面倒くさいんで乗っていいですか」
俺がそういうと、先生は笑いながら下を向く。「まったく、いい度胸だ」と嫌味なく言いながら車のカギを手に見せてくる。
「そこの駐車場から車を持ってくる。乗りたいやつは乗れ。わかっていると思うが助手席は座るなよ」
そう言い残すと、先生はゆっくりと歩き去る。
教師と生徒のいらない勘違いを避けろと言われた。俺のいたずら心がうずいた。
「雪姫、また明日な」
「おー、おー。またな雑音。また、あとで」
雪姫は美月にも手を振って、駅へと歩いて行った。ポニーテールの髪からゴムを引き抜いて歩いていた。ふわりと黒髪が舞うように落ちてきて風に煽られる。後姿も綺麗だと思った。けれど、いつもより重そうな足取りだった。
あれ、またあとで? なにかチャットでも来るんだろうか。
「奏さん、とっても恰好良いわ。知ってる? 彼女のピアノを弾いてる姿、とっても綺麗なの」
「最近、音楽室に遊びにいってるから知ってる。真剣すぎてこわいけどな」
雪姫が見えなくなると、美月と歩いて九鬼先生の車に向かう。
美月はすこしだけ足を止めたけれど、また歩き始めた。
運転席に九鬼先生が乗った車が駐車場から出て、道の端にとまっていた。黒い大きな車だった。どんな道でも走行できそうな車だ。
後ろの席の扉をあける。
「お邪魔しまーす。お先にどうぞ」
車に美月をのせた後、ドアをしめる。
俺はためらうことなく、助手席にのった。
「天宮ァ、人の話を聞かんか」
「ほら、先生。止まってるといっしょに車に乗ってるのが見られますよ。すげえ、車のシートが革だ。いい車ですね」
「まったく、ほんとうに手のかかる生徒だなお前は。で、どこまで行けばいい?」
「俺、皇樹と家いっしょだから。とりあえず俺んちまで。しばらく、まっすぐで」
九鬼先生は端正な顔を歪めた。唇の端を吊り上げ、ひくつかせながら言う。
「いま、お前をのせたことを急激に後悔しているところだ。まったく、気にはせんがな。私に関係ないし」
「先生は黙って嫉妬してそう」
「なんだ、グチってもいいのか? 実は最近な、友達の結婚式にどんな顔していけばいいかわからなくなってきたんだ」
「先生もさっさと結婚すればいいんじゃないですか?」
「天宮、お前は知らないようだから教えておこう。結婚はひとりではできないのさ」
「良い言葉ですね。ゼクシィにでも書いてありました?」
「車から蹴り落とされたいか。 皇樹、よく天宮といられるな」
「ふふっ、だって、しぐれといると退屈しないんですもの」
「まったく。若いっていいなあ」
赤信号で車がとまり、九鬼先生はハンドルの上に肘をついてぶつぶつと若さをひがみ始めた。
「先生、つくってくれた問題集を全部解いたんですけど、感想言っていいですか?」
「よ、よかろう」
背筋を伸ばした九鬼先生はハンドルを握る。青信号で車が動き出した。俺は、おもしろかったと先生に正直に伝えた。
感想も半ばに、俺の家の前に車がとまる。
「ありがとうございました」
美月といっしょに、先生にお礼を言ってから車を降りた。
「ではな」
それだけ言い残すと先生はすぐに黒い車は発進し、赤いブレーキランプを残して通りを抜けていった。
「美月、ごちそうさま」
「しぐれ、わたしもおなかいっぱいで、スカートがきついわ」
美月のスカートを見る。みないで、と肩を押された。
「いますぐ着替えたいし、お風呂もはいりたいわ。でも、動きたくないの」
「俺もだ。いますぐリビングのソファに座りたい」
カギをあけて、玄関に入る。
美月といっしょに「ふーっ」と大きく息をはいた。ただの食い過ぎだ。
「うふふっ」
「ははっ」
笑い合ってから、俺はリビングでソファにもたれかかる。
美月は着替えに自室に行った。
ひさしぶりに携帯を見た気がする。メッセージが来ている。ブルームーンからだ。
やっべ、朝に女装した自撮り写真を送ってたの、すっかり忘れてた。
メッセージを見た。
俺は大きな笑い声をあげた。口から笑い声をもらしたどころじゃない。家中に響き渡るぐらい声を出して笑った。
俺の自撮り写真を見たブルームーンが、コメントしていた。
「その制服、謳歌学園だろ。つーか、校内で時雨を見たことあるぞ」
何度も見返した。
俺を校内で見たことがある?
そうか、そうなんだ。同じ学校なんだ。
ネットで出会ったゲーム友達と、たまたま同じ学校だった。ブルームーンと同じ学校だったのか、俺。
それを聞いただけなのに、学校サボるんじゃなかったとか、もっと学内の人間の顔を覚えるべきだったとか、いろんな後悔がわいてくる。でも、それ以上に学校に行くのが楽しみでたまらない。
絶対に見つけてやる。見つけて、同じ部屋でコントローラーを持ってゲームしたい。アニメグッズの店にもいきたいし、イベントにも参加したい。現実で友達になりたい。
ネットの友人にリアルでも友人付き合いを求めるのは、望み過ぎだろうか?
俺は自分の部屋に移動して、ブルームーンからもらった紙ナプキンを取り出した。赤いキスマークとバーカという文字。たったそれだけのリアルの縁。ここから絶対捕まえてやると誓っている。
携帯が震えた。
ブルームーンからかなと携帯を見るけど、アプリからだった。いつも見ているマイチューブのピアノ配信者が配信をはじめた通知。
俺はそのままパソコンの前に座って、配信を視聴した。なんだかんだと見れるときは見てしまうピアノの動画配信。配信している人に、見ていることを伝えるためにコメントを書き込んでから、パソコンを置いている机にうつぶせになる。
また寝てしまいそうだと思いながら、白いキーボードの上を行き来する透明な手を見ていた。
ほんとうに綺麗だ。
音色が踊り、心が躍る。
ピアノが歌う。楽し気に、満足げに、楽しそうに音が走る。
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