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作戦会議
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今まで寝たきりだったのに急に動いたからか立っているのが辛くなり、私は家の中に戻って横になった。とは言っても寝る訳ではなく言葉通り横になり、周りには家族とじいやがいる。じいやは毛が一本も生えていないツルツルの頭を両手で抱えながら「姫様!姫様!」と心配そうにしている。
「ふふっ。じいやの頭はこの大地のようね。何も生えていない」
「なんですとー!?」
うん、じいやはこんな感じで騒がしいほうがいい。そんなじいやを見ているうちに少し元気が出て来て私はベッドに腰掛けた。
「考えることはたくさんあるんだけど、正直何から手を付けたらいいか分からないの」
私がポツリと言うと、スイレンが私の横に座り手を握った。
「カレン、僕に出来ることなら何でも言って?カレンは元々大雑把だから、カレンの考えを細かく考えたり伝えたりするのは得意だから!」
可愛くて頼りになる弟がそう言えば、お父様もお母様も私の手を握る。
「そうだぞカレン。力仕事なら任せろ」
「私には力も知恵もないけれど、細かな作業なら誰にも負けませんよ」
うん、私には力強い味方である家族がいる。そして私たちを生かそうと我慢を強いられている国民の為に頑張ろう。
「まず……水はそれなりに近くにあるのよね?綺麗な川なんでしょ?」
じいやが雄大に流れてるってさっき言ってたよね。記憶にある限り飲み水は透明だったな。
「そうだな。私もよく行っているが、岩に囲まれているおかげかこの大地が流れ込んでいないようでとても澄んでいる」
「お父様いつの間に行ってたの!?知らなかったわ!というか生水はあまりそのまま飲んで欲しくないのだけれど、煮沸したりしているの?」
すると今度はお母様が話し始めた。
「森では岩から染み出した水を貯めてそのまま飲んでいましたよ?それに煮沸するにももう燃やす物が……」
おぅふ……そこまで緊迫しているんだ……。
「そうだ!この家は?窓はないけど木で作られているよね?」
「意図的に外を見せない造りで建てたのでございます。この場所に来るまで木は生えておりませんでしたが、周囲数キロの範囲にポツポツと生えていた木で建てたのでございます」
「待ってじいや。まさかその木も……」
「はい……伐採し尽くしました。最初はその木で国民が家を建てました。そして生えている草を煮て食べたりもしていましたが、次第に焚き付けに使う物も無くなり国民は家を壊して火を起こしていました。今では屋根だけを残しております。そして燃やす物が無くなると生で草を食べるようになり、その草も生えて来なくなったので数年前にコッソリとシャイアーク国に行き、生で食べられるトウモロコーンを買ったのでございます」
あまりのことに私は両手で頭を抱えてしまった。
「……買ったということは通貨があるのね!?」
「あるにはあるが……森の民は村同士で物々交換で生活をしていたので、今あるのはじいやが城で働いていた時の貯金だけだな」
お父様!?物々交換!?じいやの老後の資金が!ちなみに額を聞いても日本円ではないので意味が分からず詳しく聞くと、もうほとんど残っていないとのことだった。
「……じいや、申し訳ないけど借りることになると思う……」
「貸すなど!この国の為に全て使っていただいて構いません!」
うん、じいやの老後の為に気合を入れて頑張るよ……。そう思うと力が湧いてきて座って話している場合じゃないと、止めるみんなを振り切ってまた私は外に出た。
「ふふっ。じいやの頭はこの大地のようね。何も生えていない」
「なんですとー!?」
うん、じいやはこんな感じで騒がしいほうがいい。そんなじいやを見ているうちに少し元気が出て来て私はベッドに腰掛けた。
「考えることはたくさんあるんだけど、正直何から手を付けたらいいか分からないの」
私がポツリと言うと、スイレンが私の横に座り手を握った。
「カレン、僕に出来ることなら何でも言って?カレンは元々大雑把だから、カレンの考えを細かく考えたり伝えたりするのは得意だから!」
可愛くて頼りになる弟がそう言えば、お父様もお母様も私の手を握る。
「そうだぞカレン。力仕事なら任せろ」
「私には力も知恵もないけれど、細かな作業なら誰にも負けませんよ」
うん、私には力強い味方である家族がいる。そして私たちを生かそうと我慢を強いられている国民の為に頑張ろう。
「まず……水はそれなりに近くにあるのよね?綺麗な川なんでしょ?」
じいやが雄大に流れてるってさっき言ってたよね。記憶にある限り飲み水は透明だったな。
「そうだな。私もよく行っているが、岩に囲まれているおかげかこの大地が流れ込んでいないようでとても澄んでいる」
「お父様いつの間に行ってたの!?知らなかったわ!というか生水はあまりそのまま飲んで欲しくないのだけれど、煮沸したりしているの?」
すると今度はお母様が話し始めた。
「森では岩から染み出した水を貯めてそのまま飲んでいましたよ?それに煮沸するにももう燃やす物が……」
おぅふ……そこまで緊迫しているんだ……。
「そうだ!この家は?窓はないけど木で作られているよね?」
「意図的に外を見せない造りで建てたのでございます。この場所に来るまで木は生えておりませんでしたが、周囲数キロの範囲にポツポツと生えていた木で建てたのでございます」
「待ってじいや。まさかその木も……」
「はい……伐採し尽くしました。最初はその木で国民が家を建てました。そして生えている草を煮て食べたりもしていましたが、次第に焚き付けに使う物も無くなり国民は家を壊して火を起こしていました。今では屋根だけを残しております。そして燃やす物が無くなると生で草を食べるようになり、その草も生えて来なくなったので数年前にコッソリとシャイアーク国に行き、生で食べられるトウモロコーンを買ったのでございます」
あまりのことに私は両手で頭を抱えてしまった。
「……買ったということは通貨があるのね!?」
「あるにはあるが……森の民は村同士で物々交換で生活をしていたので、今あるのはじいやが城で働いていた時の貯金だけだな」
お父様!?物々交換!?じいやの老後の資金が!ちなみに額を聞いても日本円ではないので意味が分からず詳しく聞くと、もうほとんど残っていないとのことだった。
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「貸すなど!この国の為に全て使っていただいて構いません!」
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