77 / 85
【ヤンデレβ×性悪α】 高慢αは手折られる
第三十話
しおりを挟む
side.フェナーラ
「フェナーラさん、お待ちください」
腕を取られた方に視線を向けると、険しい顔をしたアルヴィがいた。俺を制止する声はアルヴィのものと思えないほど、低く険を含んでいた。
「悪いが、急いでるんだ」
その手を振り切ろうとしたが思いの外、力強く、そのままアルヴィと対峙する形となる。
「アルヴィ、離してくれないか」
「会の開始までまだ時間があります。今乗り込んでも、現場を押さえられません。確実な状態でなければ言い逃れされてしまう。その失敗の責任をとるのはカリーノ様です。だから、勝手な行動は謹んでください」
本当は舌打ちしたくなるのを堪え努めて冷静に振る舞った俺に、アルヴィは事務的な口調で最後は語気を強めた。
ホールのタンゴの音楽が、ここまで聞こえる。この曲の次は最終曲のワルツだから、ダンスが終わるまで、あと10分はかかる。
アルヴィが言っていることが正論だと理解はしている。でも、セラフが傷つけられるのを知りながら手をこまねいて待つだけなんて、俺には出来ない。
「それなら、俺が全責任をとる」
だから手を離せと伝えてもアルヴィは揺らがない。学院時代から変わってないと思い込んでいたが、アルヴィもカリーノ様と同じように肝が据わって、一皮も、二皮も剥けたようだ。
「フェナーラさんが、どうやって責任を取るんですか?今回のことは、シャロル殿下からもお力添えをいただいているんですよ?いくらバナト商会といえど…」
全ては言わなかったが、一介の商人では役不足だと暗に言われたようなものだ。確かに、ここがエステートだったらバナト商会の力で何とかできたかもしれない。でもリドール帝国の規模の国の内政に、たった一つの商会ごときが口出しなんてできない。
「それでも、セラフを見捨てる訳にはいかないんだよ!」
「フェナーラさんが兄を想う気持ちは理解できます。」
感情が露わになる俺と、冷静なアルヴィ。どちらに分があるか明らかだった。
「でも、兄様のことだ、アルファに抱かれるために着いていった可能性だってありますよね?」
「奥方は、セラフは騙されていたって言ってただろ!」
アルヴィは遠い目をしながら、冷たく言い捨てる。もしかしたら、セラフに言われた嫌味や、過去の行いを思い出したのかもしれない。
俺は咄嗟にアルヴィの言葉を否定したが、その疑念を捨てきれない俺もいた。
「騙されたのか、自分で着いていったのかなんて、どうでもいいです。あの人のアルファ至上主義は度が過ぎてたので、いつか痛い目を見ると思ってましたし。それに、もし騙されていたなら、あの人がヴィルム殿下にしようとしたことが、どれ程残酷なことか分かるんじゃないですか?」
躊躇いなくセラフを切り捨てる言葉を吐き出す。それは今まで澱のように腹に溜まっていた負の感情に違いなかった。
ヴィルム殿下にセラフがしたことも、それがアーシュの逆鱗に触れたことも知っている。でも、セラフはもう既に貴族位の剥奪と、ベータに嫁入りという制裁を受けている。
だから、今回のこととは別問題のはずだ。
俺は腕に力を入れた。
「うわっ…」
声を漏らしたアルヴィの体は、バランスを崩した。尻餅を着いて倒れ込んだアルヴィを横目でみつつも、俺はセラフの元に急ぐべく勝手口から外へ出た。
* * *
side.セラフ
「やっ…やめっ…うぷっ」
腹の中をかき混ぜられる不快感に耐えられず、胃酸が逆流して口の端から溢れた。
「あー、また吐いた。はっ…萎えるわぁ」
伯爵は萎えると言っている割には、私の上で腰を振るのは辞めない。それにバカの一つ覚えのように、ただ抜き差しをしているだけ。自分が気持ちよくなることしか考えていない、利己的な行為は最低としか言いようがない。なのに、体はオメガのフェロモンに反応し熱っていく。
こんな行為に、フェナーラ以外で感じたくないのに、心を裏切るように体は穿たれる刺激を喜ぶ。
「やだっ…やだっ…きもちわるっ」
そこまで言った所で乾いた音が響き、頬に痛みが走る。もう何度引っ叩かれたか分からない。頬がジンジンと熱くなり、口の中には血の味が広がっていく。
「はっ…。こんなに勃たせておいて何言ってんだよ?萎えるような言ったら叩かれるって分からないのか?頭悪いな」
私を詰る伯爵は、優越感に浸っているようにもみえた。
「伯爵、早く終わらせてくださいよ」「後がつっかえてますよー」などの野次を無視して伯爵は私に喋り続ける。
「にしても学院の時から、これだけ感度良ければ、関係続けてやったのに。そしたら、ベータ__バナト__#に抱かれずに済んだのにな」
「んっ…あなたに…はっ…抱かれつづける…やっ…ほうが、地獄だ…ん"」
また頬に張り手が飛んでくる。次は、鼻の中に血の匂いが充満し、鼻からタラリと血が流れる。
もう痛みには麻痺していて、それよりも腫れた顔をフェナーラに見せたくないと的外れな事を考える。どんな状況といえどフェナーラ以外に抱かれてしまった時点で、失望されるに決まっているのに。
「あーっ、イキそう。今回は、中に出させてもらうから」
今回は?フェロモンにあてられ上手く働かない頭では伯爵が言った言葉の意味を理解するのに数秒かかった。理解してから、嫌悪感で体中にゾワっと鳥肌がたつ。
ー気持ち悪い。気持ち悪い。やだ。絶対に嫌だ
伯爵の屹立を抜こうと体を捩り、手足をバタつかせるが、鎖で自由を奪われている状態では抵抗にはならなかった。
私がもがいている間、伯爵は一人でたかみまで登り詰めていく
「あー、イク。全部、受け止めろよ」
「やだっ抜いてっ…中はやめてっ」
伯爵の精が私の中に放たれる直前に、バンっと大きな音がしてから伯爵の仲間の戸惑った声が聞こえた。
「んぶっ」
そして私の上で腰を振っていた伯爵は、突如、私の上から吹き飛んだ。一瞬の出来事に目を瞬くと、伯爵から吐き出された残滓が床を汚す。それは横に伸びていたので、何者かに頭を横蹴りされたのだと分かった。
「セラフ…」
聞き覚えのある声で呼ばれて、私は凍りついた。愛しくてたまらないその人に、一番この現場を見られたくなかった。
『「本当にひどい奴。…でも、愛してるんだ。誰よりも。だから、俺以外に触らせたくない』
昨晩のフェナーラの言葉が耳にこだまする。
ーもう終わりだ。嫌われた。
そう感じた瞬間に、涙が溢れ止まらなくなった。
「フェナーラさん、お待ちください」
腕を取られた方に視線を向けると、険しい顔をしたアルヴィがいた。俺を制止する声はアルヴィのものと思えないほど、低く険を含んでいた。
「悪いが、急いでるんだ」
その手を振り切ろうとしたが思いの外、力強く、そのままアルヴィと対峙する形となる。
「アルヴィ、離してくれないか」
「会の開始までまだ時間があります。今乗り込んでも、現場を押さえられません。確実な状態でなければ言い逃れされてしまう。その失敗の責任をとるのはカリーノ様です。だから、勝手な行動は謹んでください」
本当は舌打ちしたくなるのを堪え努めて冷静に振る舞った俺に、アルヴィは事務的な口調で最後は語気を強めた。
ホールのタンゴの音楽が、ここまで聞こえる。この曲の次は最終曲のワルツだから、ダンスが終わるまで、あと10分はかかる。
アルヴィが言っていることが正論だと理解はしている。でも、セラフが傷つけられるのを知りながら手をこまねいて待つだけなんて、俺には出来ない。
「それなら、俺が全責任をとる」
だから手を離せと伝えてもアルヴィは揺らがない。学院時代から変わってないと思い込んでいたが、アルヴィもカリーノ様と同じように肝が据わって、一皮も、二皮も剥けたようだ。
「フェナーラさんが、どうやって責任を取るんですか?今回のことは、シャロル殿下からもお力添えをいただいているんですよ?いくらバナト商会といえど…」
全ては言わなかったが、一介の商人では役不足だと暗に言われたようなものだ。確かに、ここがエステートだったらバナト商会の力で何とかできたかもしれない。でもリドール帝国の規模の国の内政に、たった一つの商会ごときが口出しなんてできない。
「それでも、セラフを見捨てる訳にはいかないんだよ!」
「フェナーラさんが兄を想う気持ちは理解できます。」
感情が露わになる俺と、冷静なアルヴィ。どちらに分があるか明らかだった。
「でも、兄様のことだ、アルファに抱かれるために着いていった可能性だってありますよね?」
「奥方は、セラフは騙されていたって言ってただろ!」
アルヴィは遠い目をしながら、冷たく言い捨てる。もしかしたら、セラフに言われた嫌味や、過去の行いを思い出したのかもしれない。
俺は咄嗟にアルヴィの言葉を否定したが、その疑念を捨てきれない俺もいた。
「騙されたのか、自分で着いていったのかなんて、どうでもいいです。あの人のアルファ至上主義は度が過ぎてたので、いつか痛い目を見ると思ってましたし。それに、もし騙されていたなら、あの人がヴィルム殿下にしようとしたことが、どれ程残酷なことか分かるんじゃないですか?」
躊躇いなくセラフを切り捨てる言葉を吐き出す。それは今まで澱のように腹に溜まっていた負の感情に違いなかった。
ヴィルム殿下にセラフがしたことも、それがアーシュの逆鱗に触れたことも知っている。でも、セラフはもう既に貴族位の剥奪と、ベータに嫁入りという制裁を受けている。
だから、今回のこととは別問題のはずだ。
俺は腕に力を入れた。
「うわっ…」
声を漏らしたアルヴィの体は、バランスを崩した。尻餅を着いて倒れ込んだアルヴィを横目でみつつも、俺はセラフの元に急ぐべく勝手口から外へ出た。
* * *
side.セラフ
「やっ…やめっ…うぷっ」
腹の中をかき混ぜられる不快感に耐えられず、胃酸が逆流して口の端から溢れた。
「あー、また吐いた。はっ…萎えるわぁ」
伯爵は萎えると言っている割には、私の上で腰を振るのは辞めない。それにバカの一つ覚えのように、ただ抜き差しをしているだけ。自分が気持ちよくなることしか考えていない、利己的な行為は最低としか言いようがない。なのに、体はオメガのフェロモンに反応し熱っていく。
こんな行為に、フェナーラ以外で感じたくないのに、心を裏切るように体は穿たれる刺激を喜ぶ。
「やだっ…やだっ…きもちわるっ」
そこまで言った所で乾いた音が響き、頬に痛みが走る。もう何度引っ叩かれたか分からない。頬がジンジンと熱くなり、口の中には血の味が広がっていく。
「はっ…。こんなに勃たせておいて何言ってんだよ?萎えるような言ったら叩かれるって分からないのか?頭悪いな」
私を詰る伯爵は、優越感に浸っているようにもみえた。
「伯爵、早く終わらせてくださいよ」「後がつっかえてますよー」などの野次を無視して伯爵は私に喋り続ける。
「にしても学院の時から、これだけ感度良ければ、関係続けてやったのに。そしたら、ベータ__バナト__#に抱かれずに済んだのにな」
「んっ…あなたに…はっ…抱かれつづける…やっ…ほうが、地獄だ…ん"」
また頬に張り手が飛んでくる。次は、鼻の中に血の匂いが充満し、鼻からタラリと血が流れる。
もう痛みには麻痺していて、それよりも腫れた顔をフェナーラに見せたくないと的外れな事を考える。どんな状況といえどフェナーラ以外に抱かれてしまった時点で、失望されるに決まっているのに。
「あーっ、イキそう。今回は、中に出させてもらうから」
今回は?フェロモンにあてられ上手く働かない頭では伯爵が言った言葉の意味を理解するのに数秒かかった。理解してから、嫌悪感で体中にゾワっと鳥肌がたつ。
ー気持ち悪い。気持ち悪い。やだ。絶対に嫌だ
伯爵の屹立を抜こうと体を捩り、手足をバタつかせるが、鎖で自由を奪われている状態では抵抗にはならなかった。
私がもがいている間、伯爵は一人でたかみまで登り詰めていく
「あー、イク。全部、受け止めろよ」
「やだっ抜いてっ…中はやめてっ」
伯爵の精が私の中に放たれる直前に、バンっと大きな音がしてから伯爵の仲間の戸惑った声が聞こえた。
「んぶっ」
そして私の上で腰を振っていた伯爵は、突如、私の上から吹き飛んだ。一瞬の出来事に目を瞬くと、伯爵から吐き出された残滓が床を汚す。それは横に伸びていたので、何者かに頭を横蹴りされたのだと分かった。
「セラフ…」
聞き覚えのある声で呼ばれて、私は凍りついた。愛しくてたまらないその人に、一番この現場を見られたくなかった。
『「本当にひどい奴。…でも、愛してるんだ。誰よりも。だから、俺以外に触らせたくない』
昨晩のフェナーラの言葉が耳にこだまする。
ーもう終わりだ。嫌われた。
そう感じた瞬間に、涙が溢れ止まらなくなった。
3
あなたにおすすめの小説
流れる星、どうかお願い
ハル
BL
羽水 結弦(うすい ゆずる)
オメガで高校中退の彼は国内の財閥の一つ、羽水本家の次男、羽水要と番になって約8年
高層マンションに住み、気兼ねなくスーパーで買い物をして好きな料理を食べられる。同じ性の人からすれば恵まれた生活をしている彼
そんな彼が夜、空を眺めて流れ星に祈る願いはただ一つ
”要が幸せになりますように”
オメガバースの世界を舞台にしたアルファ×オメガ
王道な関係の二人が織りなすラブストーリーをお楽しみに!
一応、更新していきますが、修正が入ることは多いので
ちょっと読みづらくなったら申し訳ないですが
お付き合いください!
夫には好きな相手がいるようです。愛されない僕は針と糸で未来を縫い直します。
伊織
BL
裕福な呉服屋の三男・桐生千尋(きりゅう ちひろ)は、行商人の家の次男・相馬誠一(そうま せいいち)と結婚した。
子どもの頃に憧れていた相手との結婚だったけれど、誠一はほとんど笑わず、冷たい態度ばかり。
ある日、千尋は誠一宛てに届いた女性からの恋文を見つけてしまう。
――自分はただ、家からの援助目当てで選ばれただけなのか?
失望と涙の中で、千尋は気づく。
「誠一に頼らず、自分の力で生きてみたい」
針と糸を手に、幼い頃から得意だった裁縫を活かして、少しずつ自分の居場所を築き始める。
やがて町の人々に必要とされ、笑顔を取り戻していく千尋。
そんな千尋を見て、誠一の心もまた揺れ始めて――。
涙から始まる、すれ違い夫婦の再生と恋の物語。
※本作は明治時代初期~中期をイメージしていますが、BL作品としての物語性を重視し、史実とは異なる設定や表現があります。
※誤字脱字などお気づきの点があるかもしれませんが、温かい目で読んでいただければ嬉しいです。
婚約破棄させた愛し合う2人にザマァされた俺。とその後
結人
BL
王太子妃になるために頑張ってた公爵家の三男アランが愛する2人の愛でザマァされ…溺愛される話。
※男しかいない世界で男同士でも結婚できます。子供はなんかしたら作ることができます。きっと…。
全5話完結。予約更新します。
縁結びオメガと不遇のアルファ
くま
BL
お見合い相手に必ず運命の相手が現れ破談になる柊弥生、いつしか縁結びオメガと揶揄されるようになり、山のようなお見合いを押しつけられる弥生、そんな折、中学の同級生で今は有名会社のエリート、藤宮暁アルファが泣きついてきた。何でも、この度結婚することになったオメガ女性の元婚約者の女になって欲しいと。無神経な事を言ってきた暁を一昨日来やがれと追い返すも、なんと、次のお見合い相手はそのアルファ男性だった。
愛に変わるのに劇的なキッカケは必要ない
かんだ
BL
オメガバ/α×Ω/見知らぬαの勘違いにより、不安定だった性が完全なΩになってしまった受け。αの攻めから責任を取ると言われたので金銭や仕事、生活等、面倒を見てもらうことになるが、それでもΩになりたくなかった受けは絶望しかない。
攻めを恨むことしか出来ない受けと、段々と受けが気になってしまい振り回される攻めの話。
ハピエン。
運命の番は姉の婚約者
riiko
BL
オメガの爽はある日偶然、運命のアルファを見つけてしまった。
しかし彼は姉の婚約者だったことがわかり、運命に自分の存在を知られる前に、運命を諦める決意をする。
結婚式で彼と対面したら、大好きな姉を前にその場で「運命の男」に発情する未来しか見えない。婚約者に「運命の番」がいることを知らずに、ベータの姉にはただ幸せな花嫁になってもらいたい。
運命と出会っても発情しない方法を探る中、ある男に出会い、策略の中に翻弄されていく爽。最後にはいったい…どんな結末が。
姉の幸せを願うがために取る対処法は、様々な人を巻き込みながらも運命と対峙して、無事に幸せを掴むまでのそんなお話です。
性描写が入るシーンは
※マークをタイトルにつけますのでご注意くださいませ。
物語、お楽しみいただけたら幸いです。
【完結】たとえ彼の身代わりだとしても貴方が僕を見てくれるのならば… 〜初恋のαは双子の弟の婚約者でした〜
葉月
BL
《あらすじ》
カトラレル家の長男であるレオナルドは双子の弟のミカエルがいる。天真爛漫な弟のミカエルはレオナルドとは真逆の性格だ。
カトラレル家は懇意にしているオリバー家のサイモンとミカエルが結婚する予定だったが、ミカエルが流行病で亡くなってしまい、親の言いつけによりレオナルドはミカエルの身代わりとして、サイモンに嫁ぐ。
愛している人を騙し続ける罪悪感と、弟への想いを抱き続ける主人公が幸せを掴み取る、オメガバースストーリー。
《番外編 無垢な身体が貴方色に染まるとき 〜運命の番は濃厚な愛と蜜で僕の身体を溺れさせる〜》
番になったレオとサイモン。
エマの里帰り出産に合わせて、他の使用人達全員にまとまった休暇を与えた。
数日、邸宅にはレオとサイモンとの2人っきり。
ずっとくっついていたい2人は……。
エチで甘々な数日間。
ー登場人物紹介ー
ーレオナルド・カトラレル(受け オメガ)18歳ー
長男で一卵性双生児の弟、ミカエルがいる。
カトラレル家の次期城主。
性格:内気で周りを気にしすぎるあまり、自分の気持ちを言えないないだが、頑張り屋で努力家。人の気持ちを考え行動できる。行動や言葉遣いは穏やか。ミカエルのことが好きだが、ミカエルがみんなに可愛がられていることが羨ましい。
外見:白肌に腰まである茶色の髪、エメラルドグリーンの瞳。中世的な外見に少し幼さを残しつつも。行為の時、幼さの中にも妖艶さがある。
体質:健康体
ーサイモン・オリバー(攻め アルファ)25歳ー
オリバー家の長男で次期城主。レオナルドとミカエルの7歳年上。
レオナルドとミカエルとサイモンの父親が仲がよく、レオナルドとミカエルが幼い頃からの付き合い。
性格:優しく穏やか。ほとんど怒らないが、怒ると怖い。好きな人には尽くし甘やかし甘える。時々不器用。
外見:黒髪に黒い瞳。健康的な肌に鍛えられた肉体。高身長。
乗馬、剣術が得意。貴族令嬢からの人気がすごい。
BL大賞参加作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる