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【傀儡師の遊戯】
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新一達が新たな決意を固めた後、関係者が揃ってSDカードの中身を見ることになった。
「じゃ、開くぞ」
快斗が添付されている内容を開くと、志乃達が言った通り、中には何かのゲームが1つだけ入っていた。そのゲームのタイトルは…
「『Dollhouse』?」
「…これまた、悪趣味だな」
゛DollMaster゛から送られてきたゲームが゛Dollhouse゛とか…悪趣味にも程がある。
しかも、それをターゲットである自分達に送り付けてplayさせようなど、もはや悪意を感じるレベルだ。
気持ち悪い物を感じつつ、それでもゲームを始めないと何も解らないままなので、大人しくカーソルを合わせてクリックする。
ゲームらしく、最初に恐怖を煽るようなBGMと共に不気味な館が表示される。そして、その館の前にDollMasterを模したキャラクターが現れ、仰々しく御辞儀をした。
『ようこそ、我が館へ。これから君には、我が館に相応しいDollを集めて貰おう。手段は問わない。邪魔をしてくる者から全て集めることが出来るかな?ふふふ…』
そんな不気味な笑い声と共にオープニングが終わると、チュートリアル開始画面に変わった。
「ここまでは何か普通のホラゲーみたいだな。悪趣味だけど」
「そうね。ちゃんとセーブも出来るみたいだし、ゲームで遊ぼうってのは本当みたい。悪趣味だけど」
「そうだな。まぁ、何にせよ、これをクリアしないといけないのは変わらない。悪趣味だけど」
「………君達」
嫌そうな顔で言う新一達を、警部は何か言いたそうな顔で見てくる。………いや、だって本当悪趣味だもの。このくらい言って良いと思うよ?
軽口を叩きつつ、ゲームを進める。チュートリアルが終わると、再びDollMasterが現れ指令を出してきた。
『最初のターゲットは、画家のDollです。警備をすり抜け、愛しいDollを我が館へ連れてきてください』
そして画面に現れるのは、警備状況とターゲットの位置が記されたマップ。
「こちらの武器は、道具が少数、後はこの回数限定の相手を眠らせる特殊能力か」
「うーむ、私はゲームは苦手なんだよな。誰か、得意な奴はいないか?」
困った顔の警部が周りを見るが、首を振るものばかり。皆さん、あまりゲームはしないらしい。
どうしようかと悩む警部に、快斗が軽く言った。
「あ、警部さん、これ俺がやりますよ。こういうゲーム得意なんで♪」
「ああ、お前、そういうの得意だったな。任せた」
と言うわけで。
ゲームが得意で、更に実際にこんな警備をすり抜けている実績がある快斗に任せると、あっという間にステージをクリアした。
「じゃ、開くぞ」
快斗が添付されている内容を開くと、志乃達が言った通り、中には何かのゲームが1つだけ入っていた。そのゲームのタイトルは…
「『Dollhouse』?」
「…これまた、悪趣味だな」
゛DollMaster゛から送られてきたゲームが゛Dollhouse゛とか…悪趣味にも程がある。
しかも、それをターゲットである自分達に送り付けてplayさせようなど、もはや悪意を感じるレベルだ。
気持ち悪い物を感じつつ、それでもゲームを始めないと何も解らないままなので、大人しくカーソルを合わせてクリックする。
ゲームらしく、最初に恐怖を煽るようなBGMと共に不気味な館が表示される。そして、その館の前にDollMasterを模したキャラクターが現れ、仰々しく御辞儀をした。
『ようこそ、我が館へ。これから君には、我が館に相応しいDollを集めて貰おう。手段は問わない。邪魔をしてくる者から全て集めることが出来るかな?ふふふ…』
そんな不気味な笑い声と共にオープニングが終わると、チュートリアル開始画面に変わった。
「ここまでは何か普通のホラゲーみたいだな。悪趣味だけど」
「そうね。ちゃんとセーブも出来るみたいだし、ゲームで遊ぼうってのは本当みたい。悪趣味だけど」
「そうだな。まぁ、何にせよ、これをクリアしないといけないのは変わらない。悪趣味だけど」
「………君達」
嫌そうな顔で言う新一達を、警部は何か言いたそうな顔で見てくる。………いや、だって本当悪趣味だもの。このくらい言って良いと思うよ?
軽口を叩きつつ、ゲームを進める。チュートリアルが終わると、再びDollMasterが現れ指令を出してきた。
『最初のターゲットは、画家のDollです。警備をすり抜け、愛しいDollを我が館へ連れてきてください』
そして画面に現れるのは、警備状況とターゲットの位置が記されたマップ。
「こちらの武器は、道具が少数、後はこの回数限定の相手を眠らせる特殊能力か」
「うーむ、私はゲームは苦手なんだよな。誰か、得意な奴はいないか?」
困った顔の警部が周りを見るが、首を振るものばかり。皆さん、あまりゲームはしないらしい。
どうしようかと悩む警部に、快斗が軽く言った。
「あ、警部さん、これ俺がやりますよ。こういうゲーム得意なんで♪」
「ああ、お前、そういうの得意だったな。任せた」
と言うわけで。
ゲームが得意で、更に実際にこんな警備をすり抜けている実績がある快斗に任せると、あっという間にステージをクリアした。
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