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日刊憑依譚 5月6日
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2人の美少女がその身体を折り重ねるように眠りについていた。
お互いを抱きしめ合う2人は、その白い裸体を惜しげも無く晒し、天使の羽根の様な白い泡に包まれていた。
その天使の様な寝顔も白磁の様な白い裸体も瓜二つの双子の姉妹は白く滑らかな胸のふくらみ同士ををふにゅっと柔らかく押し付け相い、同じ顔をくっつけて穏やかな寝息を立てていた。
その姿は血を分けた姉妹というよりは、まるで愛し合う恋人同士のようであった。
「うにゅ…?」
先に目を覚ましたのは、妹の鈴菜だった。
朦朧とした意識の中、鈴菜は目の前に鏡があるのだと思った。
直ぐにそれが双子の姉の清白だと気付き…やがて、自分達が一糸纏わぬ全裸で抱き合っている事に気が付いた。
「え…なんで…?」
余りにも異常な状況に、鈴菜の頭脳が混乱する。
やがて走馬灯めいて、先程までの光景が意識下に蘇ってくる。
「う…嘘でしょ…?わたし、おねぇちゃんと…」
血を分けた双子の姉との性行為という、異常極まる記憶を必死で否定しようとしたが、未だ身体の芯にわだかまる甘い疼きが、その淫らな記憶が真実である事を示していた。
鈴菜の顔がみるみる青褪めていく。
「ん…あれ…鏡…?」
清白も眼を覚ました様だ。
そして、自分が裸で妹と抱き合っている事に気付き、驚きと共に頬を紅潮させる。
「す…すずな…?なんで、わたしたち…こんな…」
混乱から口ごもる清白。
お互いを抱きしめ合う2人は、その白い裸体を惜しげも無く晒し、天使の羽根の様な白い泡に包まれていた。
その天使の様な寝顔も白磁の様な白い裸体も瓜二つの双子の姉妹は白く滑らかな胸のふくらみ同士ををふにゅっと柔らかく押し付け相い、同じ顔をくっつけて穏やかな寝息を立てていた。
その姿は血を分けた姉妹というよりは、まるで愛し合う恋人同士のようであった。
「うにゅ…?」
先に目を覚ましたのは、妹の鈴菜だった。
朦朧とした意識の中、鈴菜は目の前に鏡があるのだと思った。
直ぐにそれが双子の姉の清白だと気付き…やがて、自分達が一糸纏わぬ全裸で抱き合っている事に気が付いた。
「え…なんで…?」
余りにも異常な状況に、鈴菜の頭脳が混乱する。
やがて走馬灯めいて、先程までの光景が意識下に蘇ってくる。
「う…嘘でしょ…?わたし、おねぇちゃんと…」
血を分けた双子の姉との性行為という、異常極まる記憶を必死で否定しようとしたが、未だ身体の芯にわだかまる甘い疼きが、その淫らな記憶が真実である事を示していた。
鈴菜の顔がみるみる青褪めていく。
「ん…あれ…鏡…?」
清白も眼を覚ました様だ。
そして、自分が裸で妹と抱き合っている事に気付き、驚きと共に頬を紅潮させる。
「す…すずな…?なんで、わたしたち…こんな…」
混乱から口ごもる清白。
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