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第三十七話
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ユオサイド
あぁ…きのうは飲み過ぎた…
私は一体どうやって帰ってきたんだっけ…?
お店で酔いが回ってきてトイレに行く前までの記憶はあるのに何故かそれ以降の記憶が…全くない。
まぁ、美沙さんも一緒だったし明日、会社で誠司さんと真人くんに変な事言わなかったか聞けばいいか。
そんなことを思っていると、何故だか胸の奥が悲しいというか…苦しいというか…不思議な感覚に襲われた。
昨日最後に飲んだワインがダメだったかな?
そう反省しながら外をみると、夕日が差し込んでいて、慌てて時計を見るともう既に夕方の17時前だった。
飲み過ぎて1日を無駄にしてしまった。
あ…スマホ充電しなきゃ…
そう思いスマホを手にすると純太くんからの数えきれないほどのトークが入っていた。
【トーク 純太】
8:30「きのうはごめん、話したい」
9:02「ちゃんとご飯食べた?」
9:25「二日酔いになってない?」
11:10「まだ、起きてないの?」
15:06「昨日の事怒ってますよね ?」
15:12「あの写真渡したい」
15:25「今日会えない?」
15:45「会いたい」
何故か私は純太くんの名前をみると胸がズキズキと疼いた。
今日は日曜日で日曜の美容室だと凄く忙しいはずなのにこれだけのトークが入っているだなんて…純太くんって…暇なの?っと私はクスッと笑った。
初めの頃は人の心にズカズカ入ってきそうな雰囲気の人だなと思っていたけど、トークの内容は私の事を気遣ってくれる内容ばっかりで少し嬉しい。
トークの間には純太くんから着信もなん度も入っていて私は不思議に思う。
飲み過ぎたとはいえ、ここまで意識を飛ばした経験はなかったのに、なぜか昨日のことは何ひとつ思い出すことが出来なかった。
【トーク ユオ】
迷惑メールみたいなトークはやめて下さい。
昨日、真人ぬんと練習じゃなかったんですね?怒ってませんので気にしないでください。今日はかなりの二日酔いです。辛いです。なので今日は会えません。
私は純太にそう返信をしてスマホを置いた。
つづく
あぁ…きのうは飲み過ぎた…
私は一体どうやって帰ってきたんだっけ…?
お店で酔いが回ってきてトイレに行く前までの記憶はあるのに何故かそれ以降の記憶が…全くない。
まぁ、美沙さんも一緒だったし明日、会社で誠司さんと真人くんに変な事言わなかったか聞けばいいか。
そんなことを思っていると、何故だか胸の奥が悲しいというか…苦しいというか…不思議な感覚に襲われた。
昨日最後に飲んだワインがダメだったかな?
そう反省しながら外をみると、夕日が差し込んでいて、慌てて時計を見るともう既に夕方の17時前だった。
飲み過ぎて1日を無駄にしてしまった。
あ…スマホ充電しなきゃ…
そう思いスマホを手にすると純太くんからの数えきれないほどのトークが入っていた。
【トーク 純太】
8:30「きのうはごめん、話したい」
9:02「ちゃんとご飯食べた?」
9:25「二日酔いになってない?」
11:10「まだ、起きてないの?」
15:06「昨日の事怒ってますよね ?」
15:12「あの写真渡したい」
15:25「今日会えない?」
15:45「会いたい」
何故か私は純太くんの名前をみると胸がズキズキと疼いた。
今日は日曜日で日曜の美容室だと凄く忙しいはずなのにこれだけのトークが入っているだなんて…純太くんって…暇なの?っと私はクスッと笑った。
初めの頃は人の心にズカズカ入ってきそうな雰囲気の人だなと思っていたけど、トークの内容は私の事を気遣ってくれる内容ばっかりで少し嬉しい。
トークの間には純太くんから着信もなん度も入っていて私は不思議に思う。
飲み過ぎたとはいえ、ここまで意識を飛ばした経験はなかったのに、なぜか昨日のことは何ひとつ思い出すことが出来なかった。
【トーク ユオ】
迷惑メールみたいなトークはやめて下さい。
昨日、真人ぬんと練習じゃなかったんですね?怒ってませんので気にしないでください。今日はかなりの二日酔いです。辛いです。なので今日は会えません。
私は純太にそう返信をしてスマホを置いた。
つづく
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