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115話
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マハロside
そしてついに、ジョウキとトウヤが帰国する日となった。
俺とハヤセくんは2人でハヤセくんの家にいた。
そして、恐る恐る時刻をみる。
23時…そろそろあの2人は家に着く頃だろうか。
俺とハヤセくんは無言のままソファに座っていた。
すると、慌ただしく俺のスマホが鳴った。
スマホを見るとその着信の相手はジョウキからだった。
M「もしもし…」
俺が電話にでてもジョウキからの返答はなく俺はまた問いかける。
M「もしもし?ジョウキ?どうした?」
すると、ジョウキは掠れた声で詰まるようにゆっくりと話し出した。
J「…俺…また…忘れられちゃうのかも…」
M「ジョウキ……」
J「アナ本当は記憶戻ってるのに何も言わずにまた消えちゃったよ。何回、俺を忘れたら気が済むんだよ…」
ジョウキの声は明らかに涙声で、掛ける言葉が俺には見つからない。
J「マハロくんは…運命って信じる?」
M「え?」
俺はジョウキの突拍子もない言葉に驚き、視線を上げる。
J「俺は信じる…何度でもアナを見つけて…惚れさせる…」
M「…ジョウキ…?」
そしてジョウキからの電話は一方的にきれた。
つづく
そしてついに、ジョウキとトウヤが帰国する日となった。
俺とハヤセくんは2人でハヤセくんの家にいた。
そして、恐る恐る時刻をみる。
23時…そろそろあの2人は家に着く頃だろうか。
俺とハヤセくんは無言のままソファに座っていた。
すると、慌ただしく俺のスマホが鳴った。
スマホを見るとその着信の相手はジョウキからだった。
M「もしもし…」
俺が電話にでてもジョウキからの返答はなく俺はまた問いかける。
M「もしもし?ジョウキ?どうした?」
すると、ジョウキは掠れた声で詰まるようにゆっくりと話し出した。
J「…俺…また…忘れられちゃうのかも…」
M「ジョウキ……」
J「アナ本当は記憶戻ってるのに何も言わずにまた消えちゃったよ。何回、俺を忘れたら気が済むんだよ…」
ジョウキの声は明らかに涙声で、掛ける言葉が俺には見つからない。
J「マハロくんは…運命って信じる?」
M「え?」
俺はジョウキの突拍子もない言葉に驚き、視線を上げる。
J「俺は信じる…何度でもアナを見つけて…惚れさせる…」
M「…ジョウキ…?」
そしてジョウキからの電話は一方的にきれた。
つづく
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