【BL】花様年華〜僕たちの青春日記〜

樺純

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3話

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マモルサイド


慌てて家を出たがいつもより遅くなってしまった。


朝からダッシュして校門に向かっているとテイヤの姿が見えて、あぁ~やっぱ俺のこと待っててくれてんじゃ~ってウキウキしながら向かったのに…


テイヤは目のクリっとしたウサギみたいな筋肉質な男と何かを話していた。


最悪だ。


目を離したらすぐにこれ。


あいつはいつも男や女関係なく無意識に誘惑している。


あの視線で見つめるだけで…


あの口を動かすだけで…


あの手で触れるだけで…


目の前を通るだけで…


なんなら息するだけで…


何人の人を夢中にさせて恋に落としているのか…


ほんとに自覚がなさすぎる。


イラッとした俺はテイヤの元に飛んでいき、テイヤには俺がいるんだと見せつける為にテイヤに抱きつきながら話しかけた。


目の前にいる筋肉ウサギは下級生だろうか?


幼い顔のわりに生意気な目つきをして俺をチラッと見た。


そして、その目を見て俺は気づく。


こいつ…もうテイヤに惚れたなって。


なのにテイヤはそんな事に気づくはずなんてなく…自ら友達になろうと握手を交わした。


へぇ…気に入らない。


俺のテイヤと握手だなんて100年早いんだよ。


なんて思いながらも俺は一応、優等生から憧れられる生徒会長。


そこはぐっと堪えて優しく微笑む。


M「俺はマモル。ジュンサク、よろしくね?」


そう言って手を差し出すも…


J「どうも…」


そう愛想なく頭を下げて俺の手をよけながらジュンサクは校門をくぐった。


T「またね~」


テイヤが珍しく自分から懐いている。


嬉しそうな声で手を振れば…


その声に振り返り微笑みながら手を小さく振り返すジュンサク。


おい…俺の握手は無視しておきながら…


なんだそれ。


益々、気に入らない。


そんなジュンサクに見せつけるように俺はテイヤを後ろから抱きしめて首に頬を寄せる。


すると、分かりやすいほどに顔色を変えてイラつくジュンサク。


ふっwおもしれぇ…テイヤは絶対渡さない。


俺は桜の花が咲き誇る中そう心に誓った。


つづく
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