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ジュンサクサイド
入学早々…
揉みくちゃにされて死ぬかと思ったけどテイヤさんと手を繋いで走って逃げてたらあぁ~俺めっちゃ今青春してるわ~って嬉しくなっちゃった。
テイヤさんが生まれたての小鹿みたいに足を震わせて歩けない…
なんて可愛い事言うからついお姫様抱っこしたものの…
その身体は男の子なのに俺が想像していたよりも…
ふわふわで柔らかくて…
マシュマロみたいで…
つい…
俺の息子が目覚めてしまいグイグイとテイヤさんのお尻を押し上げていた。
バレるヤバい…
不思議なものでそう思えば思うほど勃ち上がっていく俺の息子…。
はぁ…俺の息子も青春真っ盛りだな…
なんて思っていたら無意識に俺の腕がテイヤくんを引き寄せその唇に吸い付き…
もう柔らかくて温かくて…
気づいた時にはテイヤくんの唇に夢中になって口付けてしまっていた。
テイヤくんに拒まれるかもなんて思っても、テイヤくんはギュッと俺の制服を握り締めながら不器用に応えてくれる。
そのまま俺はベンチに腰掛け、男同士だというのにテイヤくんを膝の上に乗せたまま何度も何度も角度を変えて唇を重ねた。
お互い下手くそなキスの中に心地よい場所を探りながらただ繰り返す行為。
息苦しさすらも心地よくてお互いの蜜が制服に落ちないように舌先で拭いあいながら未熟なキスをした。
すると、テイヤくんが俺の胸をグイッと押した。
俺はまだ、キスしていたいのにその唇から仕方なく離れる。
T「溺れ死ぬ。」
J「あ…すいません。」
テイヤくんは俺の膝から降りようとするのでつい、俺はそこの腰をグイッと引き寄せる。
T「ばか離せ!女子たちに見られた!」
テイヤくんはそう言って公園の草むら辺りを目で合図する。
俺が目を凝らしその辺りを見るとそこには一眼レフカメラを持った数人の女の子が潜んでいた。
J「はぁ!?ストーカー!?」
T「じゃなくて俺の追っかけ…やばいな…これバレたら明日から大変だ…ちょっと待ってて。」
テイヤくんは俺の胸をポンポンと叩き、ひょいと俺の膝から降りてその草むらに潜む人たちの所へと行った。
つづく
入学早々…
揉みくちゃにされて死ぬかと思ったけどテイヤさんと手を繋いで走って逃げてたらあぁ~俺めっちゃ今青春してるわ~って嬉しくなっちゃった。
テイヤさんが生まれたての小鹿みたいに足を震わせて歩けない…
なんて可愛い事言うからついお姫様抱っこしたものの…
その身体は男の子なのに俺が想像していたよりも…
ふわふわで柔らかくて…
マシュマロみたいで…
つい…
俺の息子が目覚めてしまいグイグイとテイヤさんのお尻を押し上げていた。
バレるヤバい…
不思議なものでそう思えば思うほど勃ち上がっていく俺の息子…。
はぁ…俺の息子も青春真っ盛りだな…
なんて思っていたら無意識に俺の腕がテイヤくんを引き寄せその唇に吸い付き…
もう柔らかくて温かくて…
気づいた時にはテイヤくんの唇に夢中になって口付けてしまっていた。
テイヤくんに拒まれるかもなんて思っても、テイヤくんはギュッと俺の制服を握り締めながら不器用に応えてくれる。
そのまま俺はベンチに腰掛け、男同士だというのにテイヤくんを膝の上に乗せたまま何度も何度も角度を変えて唇を重ねた。
お互い下手くそなキスの中に心地よい場所を探りながらただ繰り返す行為。
息苦しさすらも心地よくてお互いの蜜が制服に落ちないように舌先で拭いあいながら未熟なキスをした。
すると、テイヤくんが俺の胸をグイッと押した。
俺はまだ、キスしていたいのにその唇から仕方なく離れる。
T「溺れ死ぬ。」
J「あ…すいません。」
テイヤくんは俺の膝から降りようとするのでつい、俺はそこの腰をグイッと引き寄せる。
T「ばか離せ!女子たちに見られた!」
テイヤくんはそう言って公園の草むら辺りを目で合図する。
俺が目を凝らしその辺りを見るとそこには一眼レフカメラを持った数人の女の子が潜んでいた。
J「はぁ!?ストーカー!?」
T「じゃなくて俺の追っかけ…やばいな…これバレたら明日から大変だ…ちょっと待ってて。」
テイヤくんは俺の胸をポンポンと叩き、ひょいと俺の膝から降りてその草むらに潜む人たちの所へと行った。
つづく
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