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7話
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ジュンサクサイド
俺はそんなテイヤくんをベンチからただ眺めている。
すると、俺の背後からカサカサっと音がしたので驚き振り返ると…
J「え!!!!?」
そこには男が立っていて俺の顔を見るなり走って逃げて行った。
なんなんだよこの街は…マジで都会は闇。
俺の住む田舎じゃ畑仕事してるばあちゃん達が今日も男前だね~大根持って帰りな~ぐらいだったのに。
都会は恐ろしい所だ…。
そんな事を思っているとトボトボとテイヤくんが俺の元へ戻ってきた。
T「話つけてきたからとりあえず大丈夫だと思う。」
J「話…?」
T「1人1回握手してあげるからそのデータを目の前で消去し見た事は口外しない。って交換条件出したらみんな納得して喜んで握手して帰っていた。」
俺はそんな非日常的な事を平気でペラペラと話すテイヤくんに唖然とし、言葉も見つからない。
しかし、テイヤくんはそんなのお構いなしで「お腹空いたから帰ろ~」なんて言って歩き始めるので、俺は慌ててその背中について行った。
J「テイヤくん、こういうこと…よくあるんですか?」
あんな人たちに追いかけられてカメラを向けられるなんて俺の人生では考えられない。
なのにテイヤくんは慣れた様子でなんの戸惑いもなくあしらっていた。
T「こういうことって?」
J「沢山の人に囲まれて追っかけられたり、あんなデカいカメラで写真撮られ…」
T「可愛い顔した男の子に手を繋がれて全力疾走されて歩けなくなってお姫様抱っこされてキスされたり?ってこと?」
J「え…あ…そ…それは…!!」
T「キスは初めて…かな?」
そう言ったテイヤくんの横顔をみて、俺の心臓がドクッと跳ね上がる。
思わず言葉に詰まり俺が無言のまま歩いているといきなりテイヤくんが俺と肩を組んできた。
T「心配するな!俺たちそういう年頃だしさ!ほら、なんだろ?色々溜まるじゃん?抜いても抜いても足りない…みたいな?分かる…分かるよ!!だから気にするな!」
テイヤくんはうんうんと頷きながら俺の肩を叩きそう話す。
いや、俺はそんな気持ちからテイヤくんにあんな事をしたんじゃない。
今まで感じたことのない感情を覚えて溢れ出すなかであぁいう行為に至ったのに…
テイヤくんは…違った?
テイヤくんにとったら…
ただふざけ合いの延長?
J「え…いやちょ!!テイヤくん!!」
T「俺ん家ここだからじゃ!!」
そう言って俺の呼びかけを遮り、手をあげて中に入って行こうとするテイヤくんを見て俺は唖然とした。
J「え…ウソ…ここ…俺ん家…」
俺がテイヤくんの家の横にある小さなハイツを指差すと、テイヤくんも驚いた顔をして戻ってきた。
T「え!!ここなの!?お隣さんじゃん!?」
J「……ですね…あの角部屋ですよ。」
指で俺の部屋をテイヤくんに教えてあげるとまた、テイヤくんは驚いた顔をした俺を見る。
T「あそこ…俺の部屋なんだけど…」
そう言ってテイヤくんが指差したのは、俺の部屋の窓と向かい合ったテイヤくんの家の窓。
J「うそ…やば…向かい同士…」
俺がそうつぶやくとテイヤくんは俺のことを目を細めて腕を組みジロジロと見つめてくる。
T「俺のこと好きだからってのぞき見しないでよね~頼んだよ~!!ジュンサクさ~ん。」
テイヤくんはそう言って笑い、俺に手を振り駆け足で家へと入って行った。
そんなの無理だよテイヤくん…
きっと俺は毎日、あの窓からあなたを呼んでしまうよ…
つづく
俺はそんなテイヤくんをベンチからただ眺めている。
すると、俺の背後からカサカサっと音がしたので驚き振り返ると…
J「え!!!!?」
そこには男が立っていて俺の顔を見るなり走って逃げて行った。
なんなんだよこの街は…マジで都会は闇。
俺の住む田舎じゃ畑仕事してるばあちゃん達が今日も男前だね~大根持って帰りな~ぐらいだったのに。
都会は恐ろしい所だ…。
そんな事を思っているとトボトボとテイヤくんが俺の元へ戻ってきた。
T「話つけてきたからとりあえず大丈夫だと思う。」
J「話…?」
T「1人1回握手してあげるからそのデータを目の前で消去し見た事は口外しない。って交換条件出したらみんな納得して喜んで握手して帰っていた。」
俺はそんな非日常的な事を平気でペラペラと話すテイヤくんに唖然とし、言葉も見つからない。
しかし、テイヤくんはそんなのお構いなしで「お腹空いたから帰ろ~」なんて言って歩き始めるので、俺は慌ててその背中について行った。
J「テイヤくん、こういうこと…よくあるんですか?」
あんな人たちに追いかけられてカメラを向けられるなんて俺の人生では考えられない。
なのにテイヤくんは慣れた様子でなんの戸惑いもなくあしらっていた。
T「こういうことって?」
J「沢山の人に囲まれて追っかけられたり、あんなデカいカメラで写真撮られ…」
T「可愛い顔した男の子に手を繋がれて全力疾走されて歩けなくなってお姫様抱っこされてキスされたり?ってこと?」
J「え…あ…そ…それは…!!」
T「キスは初めて…かな?」
そう言ったテイヤくんの横顔をみて、俺の心臓がドクッと跳ね上がる。
思わず言葉に詰まり俺が無言のまま歩いているといきなりテイヤくんが俺と肩を組んできた。
T「心配するな!俺たちそういう年頃だしさ!ほら、なんだろ?色々溜まるじゃん?抜いても抜いても足りない…みたいな?分かる…分かるよ!!だから気にするな!」
テイヤくんはうんうんと頷きながら俺の肩を叩きそう話す。
いや、俺はそんな気持ちからテイヤくんにあんな事をしたんじゃない。
今まで感じたことのない感情を覚えて溢れ出すなかであぁいう行為に至ったのに…
テイヤくんは…違った?
テイヤくんにとったら…
ただふざけ合いの延長?
J「え…いやちょ!!テイヤくん!!」
T「俺ん家ここだからじゃ!!」
そう言って俺の呼びかけを遮り、手をあげて中に入って行こうとするテイヤくんを見て俺は唖然とした。
J「え…ウソ…ここ…俺ん家…」
俺がテイヤくんの家の横にある小さなハイツを指差すと、テイヤくんも驚いた顔をして戻ってきた。
T「え!!ここなの!?お隣さんじゃん!?」
J「……ですね…あの角部屋ですよ。」
指で俺の部屋をテイヤくんに教えてあげるとまた、テイヤくんは驚いた顔をした俺を見る。
T「あそこ…俺の部屋なんだけど…」
そう言ってテイヤくんが指差したのは、俺の部屋の窓と向かい合ったテイヤくんの家の窓。
J「うそ…やば…向かい同士…」
俺がそうつぶやくとテイヤくんは俺のことを目を細めて腕を組みジロジロと見つめてくる。
T「俺のこと好きだからってのぞき見しないでよね~頼んだよ~!!ジュンサクさ~ん。」
テイヤくんはそう言って笑い、俺に手を振り駆け足で家へと入って行った。
そんなの無理だよテイヤくん…
きっと俺は毎日、あの窓からあなたを呼んでしまうよ…
つづく
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