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22話
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私はゆっくりと口を開いた。
*「私たちが付き合ってるのは嘘だよ…でも…」
i「ほらやっぱり…ならきっと勘違いだよ。目を覚ますのはねぇさんの方なんじゃない?」
J「なんだよそれ…勘違いって…」
イチの言葉にジュイは怒りを露わにし、イチの胸ぐらを掴もうとするのを私が止めると、イチはさらにジュイにけしかけるように言葉をたたみ掛けた。
i「お前、ねぇさんの不意ついてキスしてただろ?それでねぇさんの気持ちがちょっとジュイに引っ張られて勘違いしてるだけじゃないかって言ってるだけ。」
J「なんだよそれ。そもそもイチさんはなんでそんなムキになるんだよ?俺とミラが好き同士になったら何か問題でもあるわけ?」
i「あぁ…あるよ?」
J「はぁ?」
i「俺だってねぇさんが好きだから…」
一同「え………」
キッパリと言い切ったイチの言葉にメンバー達は驚き言葉を失い、私も驚く。
しかし、これは魔法の惚れ薬のせいであり、もうメンバー達にこの事を隠すのは無理だと思った私は全てを白状する覚悟を決めた。
*「あぁ…もう…みんな違うの!!ちゃんと説明するからとりあえず座って落ち着いて話そう!!ねぇ!?」
今にも殴り合いになりそうなイチとジュイをなだめてソファに座らせると、他のメンバーも続いてそれぞれ座った。
*「これはね…もう全て私が悪いの。本当にごめん。全ては惚れ薬の魔法のせいなんだ…」
一同「惚れ薬?」
私が話し始める前にトウジが私の背中をポンポンっと撫でた。
T「ねぇさんはちゃんとみんなに話すって言ったんだけどね?俺が話し大きくしない方が良いからって言うの止めたんだよ…だから俺もねぇさんと同罪だね?」
そう言ってトウジは少しぎこちない笑顔を私に見せた。
そして、私はメンバーに事の経緯を説明した。
惚れ薬効果のある魔法の角砂糖もらったこと…それを手違いでユウ、ハヤト、ジュイ、イチの4人が飲んでしまったこと。
ユウとハヤトは戻ったけど…イチと飲んだ疑惑のあるジュイはまだ元に戻っていない事だけを説明した。
私はジュイと体の関係を持ってしまった事は他のメンバーには伝えなかった…
いや…伝えられなかった。
*「………という事なんです。」
N「ねぇさんマジでなにやってんの!?」
私の話を聞き終えるとナオは分かりやすく苛立ち怒っている。
*「ごめんなさい…」
M「そんな怪しいのもらってさ!?アホなの?」
マサトは私に呆れているのかソファの背もたれに深くもたれてため息をついている。
*「ごめんなさい…」
H「俺はもうねぇさんのことそんな風に思ってないから大丈夫だよ?」
ハヤトは本当にいつも通りのムードメーカーの優しいハヤトに戻っていた。
*「うん…」
Y「俺の唇奪いやがって…」
ユウはいまだに自分から私の唇にキスしてきたくせに、それは私が奪ったと言い張るので、言い訳をしようと私は思わず口を開くがそうなってしまったのも私のせいなので私は素直に謝った。
*「そ…それは!!…でも…ごめん。」
M「でもさ?キスでその魔法から醒めるならサッサとジュイとイチさんともキスしたらいいじゃん?」
*「それがさ…」
J「そこが分からなくて…ハヤトくんとユウさんはミラとのキスで戻ったけど俺は戻らないんだ…むしろ…」
*「ちょっとストップ!ジュイそれ以上は言わなくていい。」
私がジュイの言いかけた言葉を必死で止めると、他のメンバーが冷たい視線を私に刺してくる。
Y「この期に及んで隠し事するとはねぇさんもいい度胸してるな?」
その鋭いユウの目をみて私は思った。
やっぱりユウは少し魔法が効いてるぐらいの甘いユウのほうが良かったなと。
つづく
*「私たちが付き合ってるのは嘘だよ…でも…」
i「ほらやっぱり…ならきっと勘違いだよ。目を覚ますのはねぇさんの方なんじゃない?」
J「なんだよそれ…勘違いって…」
イチの言葉にジュイは怒りを露わにし、イチの胸ぐらを掴もうとするのを私が止めると、イチはさらにジュイにけしかけるように言葉をたたみ掛けた。
i「お前、ねぇさんの不意ついてキスしてただろ?それでねぇさんの気持ちがちょっとジュイに引っ張られて勘違いしてるだけじゃないかって言ってるだけ。」
J「なんだよそれ。そもそもイチさんはなんでそんなムキになるんだよ?俺とミラが好き同士になったら何か問題でもあるわけ?」
i「あぁ…あるよ?」
J「はぁ?」
i「俺だってねぇさんが好きだから…」
一同「え………」
キッパリと言い切ったイチの言葉にメンバー達は驚き言葉を失い、私も驚く。
しかし、これは魔法の惚れ薬のせいであり、もうメンバー達にこの事を隠すのは無理だと思った私は全てを白状する覚悟を決めた。
*「あぁ…もう…みんな違うの!!ちゃんと説明するからとりあえず座って落ち着いて話そう!!ねぇ!?」
今にも殴り合いになりそうなイチとジュイをなだめてソファに座らせると、他のメンバーも続いてそれぞれ座った。
*「これはね…もう全て私が悪いの。本当にごめん。全ては惚れ薬の魔法のせいなんだ…」
一同「惚れ薬?」
私が話し始める前にトウジが私の背中をポンポンっと撫でた。
T「ねぇさんはちゃんとみんなに話すって言ったんだけどね?俺が話し大きくしない方が良いからって言うの止めたんだよ…だから俺もねぇさんと同罪だね?」
そう言ってトウジは少しぎこちない笑顔を私に見せた。
そして、私はメンバーに事の経緯を説明した。
惚れ薬効果のある魔法の角砂糖もらったこと…それを手違いでユウ、ハヤト、ジュイ、イチの4人が飲んでしまったこと。
ユウとハヤトは戻ったけど…イチと飲んだ疑惑のあるジュイはまだ元に戻っていない事だけを説明した。
私はジュイと体の関係を持ってしまった事は他のメンバーには伝えなかった…
いや…伝えられなかった。
*「………という事なんです。」
N「ねぇさんマジでなにやってんの!?」
私の話を聞き終えるとナオは分かりやすく苛立ち怒っている。
*「ごめんなさい…」
M「そんな怪しいのもらってさ!?アホなの?」
マサトは私に呆れているのかソファの背もたれに深くもたれてため息をついている。
*「ごめんなさい…」
H「俺はもうねぇさんのことそんな風に思ってないから大丈夫だよ?」
ハヤトは本当にいつも通りのムードメーカーの優しいハヤトに戻っていた。
*「うん…」
Y「俺の唇奪いやがって…」
ユウはいまだに自分から私の唇にキスしてきたくせに、それは私が奪ったと言い張るので、言い訳をしようと私は思わず口を開くがそうなってしまったのも私のせいなので私は素直に謝った。
*「そ…それは!!…でも…ごめん。」
M「でもさ?キスでその魔法から醒めるならサッサとジュイとイチさんともキスしたらいいじゃん?」
*「それがさ…」
J「そこが分からなくて…ハヤトくんとユウさんはミラとのキスで戻ったけど俺は戻らないんだ…むしろ…」
*「ちょっとストップ!ジュイそれ以上は言わなくていい。」
私がジュイの言いかけた言葉を必死で止めると、他のメンバーが冷たい視線を私に刺してくる。
Y「この期に及んで隠し事するとはねぇさんもいい度胸してるな?」
その鋭いユウの目をみて私は思った。
やっぱりユウは少し魔法が効いてるぐらいの甘いユウのほうが良かったなと。
つづく
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