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時は王が世を支配する時代。
「トナいつまで寝てるの!!早く起きなさい!コハクが待ってるよ!!」
T「ん~眠いよ。」
「ほら!!起きなさい!!コハクと出かけるんでしょ!!」
T「ハッ!!そうだった…!!」
私は母に叩き起こされ、慌てて身支度をし家を出ると、コハクが馬を連れて微笑み立っている。
K「トナ…ちゃんと襟を合わせて見えすぎ。」
コハクはそう言いながら無防備な私の襟元を合わせ直す。
T「ねぇ今日はどこに遊びに行くの?」
K「ん?秘密。ほら、馬に乗るよ。」
コハクがヒョイと馬に跨ると、コハクは私に手を出してグイッと引き上げるように自分の後ろに乗せた。
私はコハクの背中に頬を寄せギュッと腕を回す。
コハクは嬉しそうに笑いながら砂利道の上を馬に走らせた。
コハクとは物心ついた時からそばにいて姉弟のように仲が良かった。
しかし、それが姉弟愛ではなく…
想い人だと気づいたのはコハクが13歳になった時。
私が山に山菜を取りに行き、道に迷い遭難仕掛かった時に必死で探しに来てくれたコハクをみて、初めてコハクを男として意識し、女としてコハクに愛されたい…
そうコハクを求め、私とコハクはお互いの気持ちを確認し、自然な流れで当たり前のように愛し合うようになった。
K「着いたよ。」
コハクは馬を止め、私にそういうと私は馬を降り周りを見渡す。
すると、そこはひと気が全くなく小高い丘になっていて、あたり一面に色とりどりの紫陽花の花が咲いていた。
T「綺麗…」
コハクは自慢気な顔して馬から降りると、私の手を握りギュッと抱き寄せる。
私が恥ずかしさのあまり肩をすくめるとコハクは嬉しそうに鼻で笑った。
K「んふふふw」
T「ほんとここ綺麗…コハクは何色の紫陽花が好き?」
K「ん~俺は青かな?トナは?」
T「私は白かな?」
私がそういうとコハクはおかまなく私の首筋に唇を這わせる。
T「せっかく紫陽花畑にきたのに…やらしい…」
K「違うよ…ここには紫陽花を見に来たんじゃないよ?トナと愛を深めるために来たんだよ?」
コハクはそう言うと私の唇をゆっくりと塞ぎ、さっき自分が正したばかりの私の襟口を乱すとすーっと唇を這わす。
私はあまりにも綺麗な紫陽花を前にして淫らな行為に夢中になる自分たちに、少しの罪悪感を抱きながら私はコハクの服の中に手を忍び込ませた。
コハクは私を木にもたれ掛からせると、私の動きを制限しニヤッと笑い私の唇を親指でなぞる。
K「トナ…俺はもう一人前の男だよ?」
T「今さら?数えきれないほど私のこと抱いておいて今更なに言ってんの。」
K「んふふふ…そうだね。あのさ?俺たち…そろそろ子ども作ろう?」
そう言ってはコハクは私の返事を聞く前に何度も私の唇をハムハムと啄むように塞ぐから答えるにも答えられない。
コハクの袖口をギュッと握るとコハクは手を忍び込ませ、私の肌を撫でる。
T「赤ちゃん作るなら…コハクと…って決めてるけど…」
K「けど?」
T「もう少し2人でこうやって過ごしたいかな…」
私が微笑みながらそう言えば、コハクは嬉しそうに私に口づけをし私達は綺麗な紫陽花が見守るなか…無我夢中で愛し合った。
つづく
「トナいつまで寝てるの!!早く起きなさい!コハクが待ってるよ!!」
T「ん~眠いよ。」
「ほら!!起きなさい!!コハクと出かけるんでしょ!!」
T「ハッ!!そうだった…!!」
私は母に叩き起こされ、慌てて身支度をし家を出ると、コハクが馬を連れて微笑み立っている。
K「トナ…ちゃんと襟を合わせて見えすぎ。」
コハクはそう言いながら無防備な私の襟元を合わせ直す。
T「ねぇ今日はどこに遊びに行くの?」
K「ん?秘密。ほら、馬に乗るよ。」
コハクがヒョイと馬に跨ると、コハクは私に手を出してグイッと引き上げるように自分の後ろに乗せた。
私はコハクの背中に頬を寄せギュッと腕を回す。
コハクは嬉しそうに笑いながら砂利道の上を馬に走らせた。
コハクとは物心ついた時からそばにいて姉弟のように仲が良かった。
しかし、それが姉弟愛ではなく…
想い人だと気づいたのはコハクが13歳になった時。
私が山に山菜を取りに行き、道に迷い遭難仕掛かった時に必死で探しに来てくれたコハクをみて、初めてコハクを男として意識し、女としてコハクに愛されたい…
そうコハクを求め、私とコハクはお互いの気持ちを確認し、自然な流れで当たり前のように愛し合うようになった。
K「着いたよ。」
コハクは馬を止め、私にそういうと私は馬を降り周りを見渡す。
すると、そこはひと気が全くなく小高い丘になっていて、あたり一面に色とりどりの紫陽花の花が咲いていた。
T「綺麗…」
コハクは自慢気な顔して馬から降りると、私の手を握りギュッと抱き寄せる。
私が恥ずかしさのあまり肩をすくめるとコハクは嬉しそうに鼻で笑った。
K「んふふふw」
T「ほんとここ綺麗…コハクは何色の紫陽花が好き?」
K「ん~俺は青かな?トナは?」
T「私は白かな?」
私がそういうとコハクはおかまなく私の首筋に唇を這わせる。
T「せっかく紫陽花畑にきたのに…やらしい…」
K「違うよ…ここには紫陽花を見に来たんじゃないよ?トナと愛を深めるために来たんだよ?」
コハクはそう言うと私の唇をゆっくりと塞ぎ、さっき自分が正したばかりの私の襟口を乱すとすーっと唇を這わす。
私はあまりにも綺麗な紫陽花を前にして淫らな行為に夢中になる自分たちに、少しの罪悪感を抱きながら私はコハクの服の中に手を忍び込ませた。
コハクは私を木にもたれ掛からせると、私の動きを制限しニヤッと笑い私の唇を親指でなぞる。
K「トナ…俺はもう一人前の男だよ?」
T「今さら?数えきれないほど私のこと抱いておいて今更なに言ってんの。」
K「んふふふ…そうだね。あのさ?俺たち…そろそろ子ども作ろう?」
そう言ってはコハクは私の返事を聞く前に何度も私の唇をハムハムと啄むように塞ぐから答えるにも答えられない。
コハクの袖口をギュッと握るとコハクは手を忍び込ませ、私の肌を撫でる。
T「赤ちゃん作るなら…コハクと…って決めてるけど…」
K「けど?」
T「もう少し2人でこうやって過ごしたいかな…」
私が微笑みながらそう言えば、コハクは嬉しそうに私に口づけをし私達は綺麗な紫陽花が見守るなか…無我夢中で愛し合った。
つづく
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