45 / 52
◆第2章 おまけの神子とにゃんこ(?)とワイルドエロ傭兵
苦手な男⑤-2
しおりを挟む
で、夜会に参加したらしたでこの状況だ。
来て早々帰りたくなったことはなったけど、ジークと再会したことでますます帰りたくなったのは言うまでもない。
「……いや、本当なんでいるんだ?」
俺は引きつった笑みを浮かべながら、小さく呟いた。
シュナには参加しないと断られ、ラインハルトは急遽不参加。不安ばかりだったところに、やらかしそうな男を見つけたのだから俺が嫌がるのも当然だろう。
自分で参加するといった手前帰るのは許されないが、どういう経緯であの男がこの場所に同席しているのか知りたい。この場所に来ているという事は、招待されたという事なのだろう。
身なりも綺麗になっているし、仕草も洗練されているように見える。
仕草に関しては元々別段問題はなかったのかもしれないが、服装や髪のセットなど普段とは受ける印象が全く違ったので驚いた。正直、上流階級に見えなくもない。
今の所問題は起こしてい無さそうだが、シュナに気をつけろと前に行ったあの話、ひょっとしてジークには伝わっていないのか? いや、伝わっていたら来ないよな、こういう場所に。
ああ、でもシュナは別にジークの上司じゃないし、伝えたからといってジークが頷く訳ではないから、もしかしてシュナの話を無視して来ている可能性もあるか……すごい心配だ。正直、血の気がさーっと引いたし、ドキドキしてきた。
「……大丈夫ですか?」
思わず固まっていると、俺の顔色が悪くなったのに気付いたのか一人の男性が肩に手を置きながら声をかけてきた。いきなり話しかけられて、俺はびくりと体を震わせたが、優し気な手からは俺への労りだけが感じられる。
触れられた瞬間、不安な気持ちが薄らいだのが少し不思議だ。
「大分、顔色が悪いですが……」
顔を自然にそっと覗きこまれ、俺は「あっ」と目を見張った。
床に片膝を吐くようにして下から敬う様に俺を見つめるその男性の姿が、俺が良く見ていたファンタジー小説の容姿とそっくりだったからだ。いや、よく見ると顔立ちは似ていないので、種族と配色が全く一緒だったというほうが正しいかもしれない。
黒い褐色の肌に、白に限りなく近い銀色の少し癖のある長い髪。背は、ラインハルトよりは大きくて、ジークよりは小さい位だ。かなり背は高いけれど、頭が小さくてバランスが良いからか遠目で見たら、ここまで背が大きいとは思わないだろうなと思った。
金色っぽい、琥珀色の目が美しい。
いや、美しいのは目だけではなく顔もだ。
ラインハルトやシュナ、フェリックス王太子殿下などで美形をある程度見慣れているつもりの俺だったが、ちょっとレベルが桁外れだ。いや、ラインハルトたちも凄まじい美形なんだよ? それは間違いない。
ただ、なんていうのか神秘的というか……芸術的というか。
ラインハルトたちはまだ人間味があって、好き嫌いは別れるかなって部分は微妙にあったんだよ。目つきが悪いとか、そういう感じの。
でも、この男性に関しては多分、誰でも見惚れてしまう様なそんな何かがあった。
「ひょっ、として……ダーク……エルフ……?」
ぽかんと口を開けたままで思わず呟いてしまってから、俺は「あっ」と声をあげて、慌てて口を押えた。
「す、すみません!」
(心配してくれた相手に対してあまりにも失礼な態度すぎる……!)
しかも間抜け面でじっと見つめてしまっているのだ。
男性の装飾施された衣装はとてつもなく凝っていて、おそらくはかなり地位の高い相手な筈だ。王太子殿下の周りに普段から見かけるヒトではないし、そもそもこの場所にいるのだから、要人の一人なのは間違いない。
ジークがやらかす前に俺が要人の機嫌を損ねたとなれば全然ジークを笑えない。
だが、その男性は全く不快な表情を見せることもなく、優しく微笑んでくれた。むしろ、俺が余計に慌てたのを見て、微笑ましいとばかりに笑みを深くした。
「ふふ。謝らなくても良いんですよ。エルフを見るのは初めてなんでしょう? 仰る通り、私はダークエルフです。アーヴィルと申します」
「あ、俺は……」
丁寧な挨拶に名乗ろうとすると、アーヴィルさんと名乗った青年はそっと人差し指で俺の口に触れた。
「知っていますよ。トオルでしょう?」
人によって気持ち悪いなと感じることもあるだろう、気障すぎる仕草だったが、アーヴィルさんがやると全く気持ち悪いとは思えない。むしろ、その仕草に違和感など微塵も感じないし、おそらくこんな美貌の持ち主にそんなことをされたら、皆ぽーっと見惚れてしまうに違いない。
(ああ、そっか……。今回俺が参加することは根回し済みだもんな。あまりに他が放置プレイだから忘れていたけど)
フェリックス王太子殿下の挨拶とか諸々があって、先に賓客に挨拶するって話だったけどまだ色々終わってないからだとは思うけど。
「異世界人のトオルと言います。ただのおまけなので、あまり有益なことがいえるか分からず申し訳ないんですけれど……」
俺は少し赤くなりつつ、そう自己紹介をした。別に自虐では無くて、事実そうだから言ったまでだったんだけど、アーヴィルさんはとんでもないと慌てた。
「我々は異世界の話が聞けるだけで嬉しいのです。長く生きていると、新しい知識を得る機会は殆どありませんから。前回の神子の召喚の際には、私は中々お会いする機会が無かったので、神子ではないとはいえ、今回のように話を伺う機会を得られたのは光栄なことです」
どこか目をキラキラさせたその姿は、その言葉が本心なのだと訴えてくる。あまりに真っすぐな視線に俺が戸惑ったくらいだ。
「そ、そうですか……それなら良かったですっ」
照れもあって少しどもりながら言うと、アーヴィルさんは「はい!」と満足そうに満面の笑みで頷いてくれた。今まで割と癖のある美形ばっかりだったので不思議な感覚だが、好感の持てる相手だと素直に俺は感じていた。
「……そういえば、先ほど、お顔の色がすぐれませんでしたが何かありましたか?」
思いだしたかのようにそう言われ、俺は思わず動きを止めた。視線をゆっくりと逸らしながら俺は考える。さすがにジークのKYっぷりが心配なんですとはストレートには言えない。
(ど、どうしようかな)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
説明回、ストレスがたまると思うので連続更新しました。
ここ数話の説明会、色々と辛かったかもしれませんがここからは恋愛パートにガシガシ入っていきます
のでこれからもよろしくお願いします。
本日20時ごろ、次回更新します。
来て早々帰りたくなったことはなったけど、ジークと再会したことでますます帰りたくなったのは言うまでもない。
「……いや、本当なんでいるんだ?」
俺は引きつった笑みを浮かべながら、小さく呟いた。
シュナには参加しないと断られ、ラインハルトは急遽不参加。不安ばかりだったところに、やらかしそうな男を見つけたのだから俺が嫌がるのも当然だろう。
自分で参加するといった手前帰るのは許されないが、どういう経緯であの男がこの場所に同席しているのか知りたい。この場所に来ているという事は、招待されたという事なのだろう。
身なりも綺麗になっているし、仕草も洗練されているように見える。
仕草に関しては元々別段問題はなかったのかもしれないが、服装や髪のセットなど普段とは受ける印象が全く違ったので驚いた。正直、上流階級に見えなくもない。
今の所問題は起こしてい無さそうだが、シュナに気をつけろと前に行ったあの話、ひょっとしてジークには伝わっていないのか? いや、伝わっていたら来ないよな、こういう場所に。
ああ、でもシュナは別にジークの上司じゃないし、伝えたからといってジークが頷く訳ではないから、もしかしてシュナの話を無視して来ている可能性もあるか……すごい心配だ。正直、血の気がさーっと引いたし、ドキドキしてきた。
「……大丈夫ですか?」
思わず固まっていると、俺の顔色が悪くなったのに気付いたのか一人の男性が肩に手を置きながら声をかけてきた。いきなり話しかけられて、俺はびくりと体を震わせたが、優し気な手からは俺への労りだけが感じられる。
触れられた瞬間、不安な気持ちが薄らいだのが少し不思議だ。
「大分、顔色が悪いですが……」
顔を自然にそっと覗きこまれ、俺は「あっ」と目を見張った。
床に片膝を吐くようにして下から敬う様に俺を見つめるその男性の姿が、俺が良く見ていたファンタジー小説の容姿とそっくりだったからだ。いや、よく見ると顔立ちは似ていないので、種族と配色が全く一緒だったというほうが正しいかもしれない。
黒い褐色の肌に、白に限りなく近い銀色の少し癖のある長い髪。背は、ラインハルトよりは大きくて、ジークよりは小さい位だ。かなり背は高いけれど、頭が小さくてバランスが良いからか遠目で見たら、ここまで背が大きいとは思わないだろうなと思った。
金色っぽい、琥珀色の目が美しい。
いや、美しいのは目だけではなく顔もだ。
ラインハルトやシュナ、フェリックス王太子殿下などで美形をある程度見慣れているつもりの俺だったが、ちょっとレベルが桁外れだ。いや、ラインハルトたちも凄まじい美形なんだよ? それは間違いない。
ただ、なんていうのか神秘的というか……芸術的というか。
ラインハルトたちはまだ人間味があって、好き嫌いは別れるかなって部分は微妙にあったんだよ。目つきが悪いとか、そういう感じの。
でも、この男性に関しては多分、誰でも見惚れてしまう様なそんな何かがあった。
「ひょっ、として……ダーク……エルフ……?」
ぽかんと口を開けたままで思わず呟いてしまってから、俺は「あっ」と声をあげて、慌てて口を押えた。
「す、すみません!」
(心配してくれた相手に対してあまりにも失礼な態度すぎる……!)
しかも間抜け面でじっと見つめてしまっているのだ。
男性の装飾施された衣装はとてつもなく凝っていて、おそらくはかなり地位の高い相手な筈だ。王太子殿下の周りに普段から見かけるヒトではないし、そもそもこの場所にいるのだから、要人の一人なのは間違いない。
ジークがやらかす前に俺が要人の機嫌を損ねたとなれば全然ジークを笑えない。
だが、その男性は全く不快な表情を見せることもなく、優しく微笑んでくれた。むしろ、俺が余計に慌てたのを見て、微笑ましいとばかりに笑みを深くした。
「ふふ。謝らなくても良いんですよ。エルフを見るのは初めてなんでしょう? 仰る通り、私はダークエルフです。アーヴィルと申します」
「あ、俺は……」
丁寧な挨拶に名乗ろうとすると、アーヴィルさんと名乗った青年はそっと人差し指で俺の口に触れた。
「知っていますよ。トオルでしょう?」
人によって気持ち悪いなと感じることもあるだろう、気障すぎる仕草だったが、アーヴィルさんがやると全く気持ち悪いとは思えない。むしろ、その仕草に違和感など微塵も感じないし、おそらくこんな美貌の持ち主にそんなことをされたら、皆ぽーっと見惚れてしまうに違いない。
(ああ、そっか……。今回俺が参加することは根回し済みだもんな。あまりに他が放置プレイだから忘れていたけど)
フェリックス王太子殿下の挨拶とか諸々があって、先に賓客に挨拶するって話だったけどまだ色々終わってないからだとは思うけど。
「異世界人のトオルと言います。ただのおまけなので、あまり有益なことがいえるか分からず申し訳ないんですけれど……」
俺は少し赤くなりつつ、そう自己紹介をした。別に自虐では無くて、事実そうだから言ったまでだったんだけど、アーヴィルさんはとんでもないと慌てた。
「我々は異世界の話が聞けるだけで嬉しいのです。長く生きていると、新しい知識を得る機会は殆どありませんから。前回の神子の召喚の際には、私は中々お会いする機会が無かったので、神子ではないとはいえ、今回のように話を伺う機会を得られたのは光栄なことです」
どこか目をキラキラさせたその姿は、その言葉が本心なのだと訴えてくる。あまりに真っすぐな視線に俺が戸惑ったくらいだ。
「そ、そうですか……それなら良かったですっ」
照れもあって少しどもりながら言うと、アーヴィルさんは「はい!」と満足そうに満面の笑みで頷いてくれた。今まで割と癖のある美形ばっかりだったので不思議な感覚だが、好感の持てる相手だと素直に俺は感じていた。
「……そういえば、先ほど、お顔の色がすぐれませんでしたが何かありましたか?」
思いだしたかのようにそう言われ、俺は思わず動きを止めた。視線をゆっくりと逸らしながら俺は考える。さすがにジークのKYっぷりが心配なんですとはストレートには言えない。
(ど、どうしようかな)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
説明回、ストレスがたまると思うので連続更新しました。
ここ数話の説明会、色々と辛かったかもしれませんがここからは恋愛パートにガシガシ入っていきます
のでこれからもよろしくお願いします。
本日20時ごろ、次回更新します。
170
あなたにおすすめの小説
有能すぎる親友の隣が辛いので、平凡男爵令息の僕は消えたいと思います
緑虫
BL
第三王子の十歳の生誕パーティーで、王子に気に入られないようお城の花園に避難した、貧乏男爵令息のルカ・グリューベル。
知り合った宮廷庭師から、『ネムリバナ』という水に浮かべるとよく寝られる香りを放つ花びらをもらう。
花園からの帰り道、噴水で泣いている少年に遭遇。目の下に酷いクマのある少年を慰めたルカは、もらったばかりの花びらを男の子に渡して立ち去った。
十二歳になり、ルカは寄宿学校に入学する。
寮の同室になった子は、まさかのその時の男の子、アルフレート(アリ)・ユーネル侯爵令息だった。
見目麗しく文武両道のアリ。だが二年前と変わらず睡眠障害を抱えていて、目の下のクマは健在。
宮廷庭師と親交を続けていたルカには、『ネムリバナ』を第三王子の為に学校の温室で育てる役割を与えられていた。アリは花びらを王子の元まで運ぶ役目を負っている。育てる見返りに少量の花びらを入手できるようになったルカは、早速アリに使ってみることに。
やがて問題なく眠れるようになったアリはめきめきと頭角を表し、しがない男爵令息にすぎない平凡なルカには手の届かない存在になっていく。
次第にアリに対する恋心に気づくルカ。だが、男の自分はアリとは不釣り合いだと、卒業を機に離れることを決意する。
アリを見ない為に地方に移ったルカ。実はここは、アリの叔父が経営する領地。そこでたった半年の間に朗らかで輝いていたアリの変わり果てた姿を見てしまい――。
ハイスペ不眠攻めxお人好し平凡受けのファンタジーBLです。ハピエン。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
平凡な俺が完璧なお兄様に執着されてます
クズねこ
BL
いつもは目も合わせてくれないのにある時だけ異様に甘えてくるお兄様と義理の弟の話。
『次期公爵家当主』『皇太子様の右腕』そんなふうに言われているのは俺の義理のお兄様である。
何をするにも完璧で、なんでも片手間にやってしまうそんなお兄様に執着されるお話。
BLでヤンデレものです。
第13回BL大賞に応募中です。ぜひ、応援よろしくお願いします!
週一 更新予定
ときどきプラスで更新します!
帝に囲われていることなど知らない俺は今日も一人草を刈る。
志子
BL
ノリと勢いで書いたBL転生中華ファンタジー。
美形×平凡。
乱文失礼します。誤字脱字あったらすみません。
崖から落ちて顔に大傷を負い高熱で三日三晩魘された俺は前世を思い出した。どうやら農村の子どもに転生したようだ。
転生小説のようにチート能力で無双したり、前世の知識を使ってバンバン改革を起こしたり……なんてことはない。
そんな平々凡々の俺は今、帝の花園と呼ばれる後宮で下っ端として働いてる。
え? 男の俺が後宮に? って思ったろ? 実はこの後宮、ちょーーと変わっていて…‥。
「今夜は、ずっと繋がっていたい」というから頷いた結果。
猫宮乾
BL
異世界転移(転生)したワタルが現地の魔術師ユーグと恋人になって、致しているお話です。9割性描写です。※自サイトからの転載です。サイトにこの二人が付き合うまでが置いてありますが、こちら単独でご覧頂けます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる