ごめん!でも、ごちそうさま

エシカ

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※喪失

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ジオ「これが事の顛末だ」

ジオからヴェイルに行われてきたこれまでの一部始終が語られた

優「そ…そんな…ヴェイル…何でそんなこと」
ヴェイル「ごめん…優に…こんな奴の相手させたらヤバイって思ったから…」
優「ヴェイル…。…ジオ!俺が変わるから、だからヴェイルにこれ以上…」
ジオ「あ~、勘違いするんじゃねぇ…と言ってもそりゃヴェイルもだな」
優・ヴェイル「え?」
ジオ「ヴェイル…俺はお前に優を助けたければ身代わりになれといったが、ありゃあ方便だ」
ヴェイル「…どういうことだよ?」
ジオ「俺は最初からお前狙いだったって事だ」
ヴェイル「俺…?」
ジオ「俺が嫁にしたい、孕ませて俺のガキ産ませてぇのはヴェイルお前だ。目の前にいるこいつじゃない」
ヴェイル「騙したのか…」
ジオ「そうかもな…そらっ」

部屋に入った後中断されていた行為が急に再開された。

ヴェイル「うっ…!ジオ!やめっ…優見るな!」
優「ヴェイルっ!やめ…っ!?ちょっ!」

今まで存在を目の前の光景が衝撃過ぎて忘れていたが後ろにここまで連れてきた図体の大きい男が居て優を拘束していた。

ジオ「そこでじっとしていろ、お前の好きなヴェイルは今日、俺に貫かれ俺のモンになる」
ヴェイル「いやお前の気持ち聞いてこのままじっとしてる程バカじゃねぇっ!」

ヴェイルはジオの攻めが激しくなる前に何とか逃げ出そうと踠いたが一枚も二枚も上手なジオに動きを完封され、身動きがとれないままヴェイルの秘穴にジオの太い指が入り込む。

ヴェイル「ぐぁっ!やめろよっ!入れるなっ!」
ジオ「逃げ出そうとした罰だ…間髪入れずいくぞ」

長く太い指で一本奥まで入れたと思ったら二本三本と間を開けず増やされ前立腺も刺激されながら指で擦られるとヴェイルの反応も比例して激しく喘いでいく。

ヴェイル「…っ!?ひぁっ!?あ"ぁあっ!あ!やめっ!はぅううっっ!!」
優「ヴェイルっっ!!離せよ!!ジオ!やめてくれ!!」

どれだけ激しく優が暴れても全く動じない男は感情の見えない顔でただ優を抑え続ける。

ジオ「これもお前が望んでいる美味しいシチュエーションってやつじゃないのか?」
優「…は?」
ジオ「俺が知らないと思うなよ」

ヴェイルのアナルを解しながらこちらに話かける。

ジオ「お前の友が襲われている間隠れながらその状況を楽しんでたのをな」
優「!!な…なんで…それを…」
ジオ「ここは俺のギルドだ…この中で起こっていることは見ようと思えば全て見れる」
ヴェイル「な、なんの…うぁっ…話を…」
ジオ「目の前にいるこいつが中々いい趣味してるって話だ」
ヴェイル「優…?」
優「…ぅ…俺」
ジオ「お前が望む事を今からしてやる」

見せるのは癪だかなとボソリと呟いたジオは三本目を入れていたヴェイルのアナルから指を抜くと前を寛げると血管の浮き出た今まで見たのとは比べ物にならない程長くて大きく太い剛直が姿を表した。

ヴェイル「やめろっ!!嫌だっ!!」
ジオ「ヴェイル…お前は今俺のモンになる…」

そう言うとジオは暴れるヴェイルをものともせず、まだ未開通のアナルに難なくセットする。

優「ヴェイル!!!くそがぁーーっっ!!」
ヴェイル「優!!助けて!!俺、優の事が」

ヴェイルが言い終わる前にジオが力を込め自身の赤黒い怒張をアナルに押し込む。

ヴェイル「ぐっがっっ…はっっ…っ!?」
優「ヴェイルーーーーーーっっっ!!!」

無情にも握りこぶし大の雁首がヴェイルの中に解されたとはいえほぼ無理矢理押し込まれていき、そこからゆっくりとけれど確実にヴェイルの中を割り開いて侵入していく。

ヴェイル「あ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ーーーーーーーーーっっっ!!!」
ジオ「…ん…ふぅっ!!」

ジオは一度動きを止めた後、まだ半分も挿入っていない男の腕よりも太く長い剛直を一気に押し進めた。

ヴェイル「がっはぁっっ……!!ぁっ…ぁ…」

ヴェイルは目を見開き口から唾液を飛ばしながら苦しそうな声を漏らす。
それもそのはずほぼジオのデカすぎる剛直が入り込んだヴェイルの鍛えられた腹筋はジオのモノで崩されるように伸ばされ膨らんでいる、所謂ボテ腹と呼ばれる状態になっていたのだ。

優「ヴェ、ヴェイル…っっ」
ヴェイル「…ぁ…あ…ゆ…ぅ…っ!」

ジオは自身を全て飲み込ませた後慣らす様にヴェイルの胎の中を小刻みに動かしヴェイルの反応を確かめる。

ジオ「あ~…ヴェイル…っ!お前の胎ん中…最高だ…っ!すげえ締め付けだけど中は熱くて溶けそうなくらいトロトロフワフワで…気持ちイイっ…!これでお前は…俺のモンだっ…」

そう言いながらヴェイルの首筋や肩などに痕をつけるかのように吸い付いたり噛んだりしつつ、ヴェイルの乳首を弄りながらもう片方の手は縮こまったモノを優しく扱いていく。

ヴェイル「ぁ…あぁ…っぅ」

優はその光景に絶望し体の力が抜けるが自身のモノは反対にズボンを押し上げ興奮しているようだった。

優「くそっ…なんで…俺…チクショウッ!!」

ジオはヴェイルの肩越しがチラと優を見たがすぐに興味が失せたようにヴェイルを見、反応を楽しみながら少しずつ穿つスピードを早めてヴェイルを屈服させようと追い込み始めた。
二人の結合部からは、バチュバチュバンバンと力強い音が響きヴェイルの腹はジオの動きに合わせ、盛り上がったり引っ込んだりした。

ヴェイル「あ"っ!あっ!!あ"ぁっっ!!あはっ!!ぅあっ!い"っ!ひぁっ!!あ!!あぁぁっ!!あんっ!あああっ!!」

ヴェイルの反応が徐々に痛みや苦しさだけではなく快感などを拾い始めているのか声に色が滲み始め、顔も紅潮していく。

ジオ「ヴェイル!かわいいぜ!おらっ!気持ちいいか!!どうだっ!ふっ!!ふっ!!」

ヴェイルの感じ始めた反応をみたジオは更に荒々しく激しくヴェイルを犯していく。
ヴェイルの腹もこれでもかとジオのモノの形に膨らみ行為の激しさを物語っているが、ヴェイルは痛苦しい気持ちもありつつも気持ちよさの混じったなんとも憂いを帯びた色気のある表情でジオを享受していく。

優「ヴェイル…っ」
ヴェイル「優っ…!あっ…!あっ!ごめ…っあんっ!俺っ!おかしく…ぁあっ!なって…っ!いっ…たいのに…あはっ…!くる…ぅん"ん"っっ!!しぃのに…っっ!はっ…あっ…!ごめんっ!!」

ヴェイルは生理的な涙を流しながら優に申し訳なさを感じつつも、自身の抗えない快感に困惑しながらも身を委ね開き直ったかのようにジオを誘う様な動きも見せ始めていく。

ジオはその様子に汗をかきながらも雄臭く笑み、ヴェイルの顔を此方に向けさせ荒々しく口づけをしてヴェイルもそれに応えて目を瞑りながら舌を絡め応えていく。

優「ぁ…」

優は絶望からまともに言葉を発することなくただ目の前の情事に光のない目を向けていた。

ジオは口づけをやめるとある意味優にもトドメを刺すように声高に腰を荒々しく動かしながら宣言する。

ジオ「ヴェイルっ!お前をっ!見た時からっ!嫁にしたいって思ってた!やっと叶う!ギルドマスタージオのモンになれっ!そして孕め!俺の子を産んでっ!家族になれっ!」
ヴェイル「あっ!!あ、あ、あ、あぁあっ…はんっ!あぁっ!」
優「イヤだ…俺から…ヴェイルを…奪わないで…くれ…俺の大事な…幼なじみで…友達で…親友で…家族で…俺の…好きな…」
ジオ「分かったな!ヴェイル!お前だけしか見ねぇ!一生幸せにしてやるっ!だから孕め!沢山ガキ作って大家族にっ!なろう!!」
ヴェイル「わ…ぁんっ!分かった!あぁっ!!分かったから!もうっイかせて…あぅっ!あ!あ!イッちゃう!!ぁあっ!」
ジオ「あぁっ!イかせてやるっ!お前の目の前にいる奴に思いっきり飛ばしてやれっ!!」 
ヴェイル「あっあっ!イク!!でちゃう!!優ごめん!!俺イク!イッちまうよ!!あっあっ…あぁっっ!!」
ジオ「俺も出す!!お前の胎ん中一発で孕むくらいパンパンになるくらいに出す!!あぁーイクぞ!!イクイク!!」

ほぼ同時に二人揃って高みに上り詰め射精を開始する。
ヴェイルの出した精液はある程度離れた距離に位置していた優の顔まで届くほど飛びどれだけ興奮していたかが、如実に分かる程だった。
ジオはイッた後も数回豪快なピストンをした後動きを止めてヴェイルの中に熱を放出し始める。
繋がりあった結合部からは音がビュクビュク聞こえ、またジオの剛直も根元が激しく痙攣していることから絶え間なく最早放水といった方がいいレベルの量がヴェイルの中に流しこまれているのがそこを見るだけでも分かるのだがもっと見えやすい所でもそれは分かった。
ヴェイルの腹はジオの射精に合わせて少しずつ剛直の形以上に膨らみ始め最早妊婦のようだった。射精の勢いも凄いのかジオの射出の度にヴェイルの腹が震えていた。

ヴェイルは体を此方に向けさせられたまま体を弓なりに反らせ体をビクビクと震わせ目は見開きつつもどこか幸せそうで口は舌がデロンと出て涎を垂らしアへ顔のようになっていた。

ジオは両手をそれぞれヴェイルの胸と腹に手を這わし優しく撫でて、ヴェイルをよく頑張ったと労るような手つきで自身のまだまだ続く射精の余韻に浸っている様で、特に腹は大きくなっていくヴェイルの腹に感無量の様な撫で回しかただった。


優は涙を一筋流し昨日と今日で親友全てを失った喪失感を味わっていた。







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