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何かの違和感に目を開くと、部屋の中には薄っすらと朝日が差し込んでいた。
夕べのやり取りの後だ、神経が高ぶって到底眠れないと思っていたのに知らずに眠りに落ちていたらしい。
気がつくと朝になっていた。
いつもなら抱き寄せられている男の体温が無い。
周囲を見渡すとベッドの上どころか部屋のどこにも男の姿が無かった。
エミリアは着ているナイトドレスに視線を向けた。
昨夜眠りについた時には距離こそおいていたが、男の姿は同じベッドの上にあった。
朝姿が無かったからといって安心できない。
むしろ、普段と違うその行動のほうが甚だ怪しい。
乱れが無いことを確認して、そっと安堵の息を漏らす。
「巫女様、おはようございます」
いつもの侍女が声を掛けて入ってきた。
「あ、うん。
おはよう…… 」
答えながらベッドを降りる。
「殿下は、今朝所用があってお早くお出になりましたよ」
訊いてもいないのに侍女は言う。
「そう? 」
気のない返事をして着替えを済ませた。
……なんだろう?
毎朝傍に寄り添ってくれている、男の姿がない。
それはとても安堵すべきことなのに……
何故か自分の隣に穴でも空いたみたいな、妙な気分になる。
寂しいとかそう言うわけでもない、ただ何故か切ない。
エミリアはどこからともなく湧きあがる違和感に首をかしげた。
「ん、いい風…… 」
祈祷室の窓と扉をすべて開け放つと、エミリアは吹き抜ける風に目を細めた。
戸外からいろいろな匂いを含んで流れてくる風は心地いい。
草原の緑、街路樹の花、水の匂い……
どこからともなくかすかに届く城下の人々の声。
風に触れながら目を閉じるとその光景がありありと脳裏に浮かびあがった。
「そう言えば、聖誕祭って、そろそろなんだよね」
風に乗って流れてくるいつもより少し華やかな人々の声にエミリアは口にする。
年に一度、神殿に祭られた神への感謝を讃えその誕生を祝う祭り。
都の広場には市が立ち、周囲の国々から集まる人々で溢れ返る。
曲芸士や楽団なども来て、街中が一気に華やかな雰囲気に満たされた。
この日だけは、家のこともすべて後回しにして、とにかく街に出る。
普通の店先ではめったに見たことのない不思議な文物や異国の食べ物の屋台、妹や小さな弟を連れて一日中はしゃぎ回った。
きっとウォティはこの準備のために忙しいのだろう。
今朝方姿が見えない理由は容易に想像がついた。
「いいなぁ、お祭り…… 」
窓の外に視線を向けたまま、そっと呟く。
絶対行きたい、行かせてもらいたいとは思うけど……
言ったところで、あっさり却下を食らうのは目に見えていた。
何しろ今年は『こっち側』の関係者になってしまったのだから。
遊びに街へ繰り出すなど、もってのほかで、きっと自分にも何らかの役割が課されるはずだ。
祭りのメイン行事の祈祷は神殿で行われていたが、エミリア程度の身分の人間になるとこの日神殿の内部へ足を踏み入れることなどできなかった。
内席は貴族や裕福な人々で占められ、エミリアたち普通の庶民は開かれた神殿のドアの外から内部を覗いて頭を下げお願いごとをするのが精一杯だった。
だから、どんなことが行われていたのか全くわからない。
ため息をつきながら、泉の端に戻ると腰を下ろす。
……それにしても。
「はぁ…… 」
そして、もう一度大きな息を吐いてそのまま地面に突っ伏す。
好き勝手に庭をつつきまわしていた鶏が寄ってきてエミリアの頭をつついた。
「もぅ、どうしていいかわかんないよぉ」
その鶏に話しかけるように呟いた。
本当は逃げ出したい。
逃げてしまえば……
この鳥籠のような息の詰まる場所からも、妙ないざこざからも開放される。
だけど、そしたら家族はどうなるんだろう?
まだ小さな弟は……
初日にあの男に言われた言葉が強烈に頭に焼き付いている。
エミリアの力を知らない人間のなかにはあの農場の収量を耳にし、喉から手が出るほどにほしがっている人間が何人もいる。
目つきの悪い男が父を訪ねてきてもめているのを実際に何度も目にしている。
もし、エミリアが魔女だなんて知れたら、すぐさま一家は土地を奪われ追い出されるだろう。
そして……
国土全体がそれほど豊かではないこの国で、実りをもたらしてくれる新しい土地を探すのは至難の技だ。
優しい父、少し厳しいけど陽気な母、可愛い弟や妹。
思い出すだけでその面影が脳裏に浮かぶ。
その大切な家族を路頭に迷わせることだけはしたくない。
だけど、その反面自分の見えないところで自分の知らない人が泣いている。
唇を噛んで、泣くのを我慢している人がいる。
それを思うと心が痛い……
そして……
「きゃぁ! 巫女様! 」
不意にあがった悲鳴に地面に突っ伏した顔を起こすと、目の前が緑にうずもれていた。
「何? 」
起こっていることがわからずに呆然と呟く。
目の前で豆の蔓が跳ねた。
その枝先に薔薇の花のような幾重にも重なった花びらの見たことのない豆の花がついている。
花は見る間に花びらを落とし、結実し実を膨らませてゆく。
隣では何故か林檎の木の枝が蔓のように伸び、すぐ傍に植えられた薔薇の茎に絡みつき始めていた。
「巫女様?
どうかなさったのですか? 」
妙な生育を好き勝手にはじめからみあった緑の茂みの先から侍女の声がした。
「大丈夫!
わたしは無事よ」
姿の見えないことはお互い様だろうと、声を張り上げて自分の無事を知らせる。
「巫女殿、入りますよ? 」
異変を察して集まってきたのか、戸口の付近から複数の人の声がする。
しばらく後、あちこちの枝を掃って立ち入ってきた人々の手を借り、エミリアはその部屋から連れ出された。
「どうされたんですか? 」
部屋に戻ると、暖かなお茶を差し出しながら侍女が訊いてきた。
「どうって……
わたしにも何がなんだか…… 」
差し出されたカップを口に運びながらエミリアは傍らに立つ侍女の顔をぼんやりと見上げる。
「お祭り行きたいなぁとか、外出駄目なのかなぁとか。
あと弟どうしてるのかな……
なんて考えてたら、知らないうちにああなってたのよね」
本当は他にも思いを巡らせていたことがあったのだが、それはあえてこの女には黙っておく。
つまりは、大地に身を投じたまま、あれやこれやごちゃごちゃ考えていたせいだ。
考えがごちゃごちゃだったから、エミリアのその思念を受けた同じ大地に芽吹くものがすべてごちゃごちゃに絡まって伸びていったんだと思う。
夕べのやり取りの後だ、神経が高ぶって到底眠れないと思っていたのに知らずに眠りに落ちていたらしい。
気がつくと朝になっていた。
いつもなら抱き寄せられている男の体温が無い。
周囲を見渡すとベッドの上どころか部屋のどこにも男の姿が無かった。
エミリアは着ているナイトドレスに視線を向けた。
昨夜眠りについた時には距離こそおいていたが、男の姿は同じベッドの上にあった。
朝姿が無かったからといって安心できない。
むしろ、普段と違うその行動のほうが甚だ怪しい。
乱れが無いことを確認して、そっと安堵の息を漏らす。
「巫女様、おはようございます」
いつもの侍女が声を掛けて入ってきた。
「あ、うん。
おはよう…… 」
答えながらベッドを降りる。
「殿下は、今朝所用があってお早くお出になりましたよ」
訊いてもいないのに侍女は言う。
「そう? 」
気のない返事をして着替えを済ませた。
……なんだろう?
毎朝傍に寄り添ってくれている、男の姿がない。
それはとても安堵すべきことなのに……
何故か自分の隣に穴でも空いたみたいな、妙な気分になる。
寂しいとかそう言うわけでもない、ただ何故か切ない。
エミリアはどこからともなく湧きあがる違和感に首をかしげた。
「ん、いい風…… 」
祈祷室の窓と扉をすべて開け放つと、エミリアは吹き抜ける風に目を細めた。
戸外からいろいろな匂いを含んで流れてくる風は心地いい。
草原の緑、街路樹の花、水の匂い……
どこからともなくかすかに届く城下の人々の声。
風に触れながら目を閉じるとその光景がありありと脳裏に浮かびあがった。
「そう言えば、聖誕祭って、そろそろなんだよね」
風に乗って流れてくるいつもより少し華やかな人々の声にエミリアは口にする。
年に一度、神殿に祭られた神への感謝を讃えその誕生を祝う祭り。
都の広場には市が立ち、周囲の国々から集まる人々で溢れ返る。
曲芸士や楽団なども来て、街中が一気に華やかな雰囲気に満たされた。
この日だけは、家のこともすべて後回しにして、とにかく街に出る。
普通の店先ではめったに見たことのない不思議な文物や異国の食べ物の屋台、妹や小さな弟を連れて一日中はしゃぎ回った。
きっとウォティはこの準備のために忙しいのだろう。
今朝方姿が見えない理由は容易に想像がついた。
「いいなぁ、お祭り…… 」
窓の外に視線を向けたまま、そっと呟く。
絶対行きたい、行かせてもらいたいとは思うけど……
言ったところで、あっさり却下を食らうのは目に見えていた。
何しろ今年は『こっち側』の関係者になってしまったのだから。
遊びに街へ繰り出すなど、もってのほかで、きっと自分にも何らかの役割が課されるはずだ。
祭りのメイン行事の祈祷は神殿で行われていたが、エミリア程度の身分の人間になるとこの日神殿の内部へ足を踏み入れることなどできなかった。
内席は貴族や裕福な人々で占められ、エミリアたち普通の庶民は開かれた神殿のドアの外から内部を覗いて頭を下げお願いごとをするのが精一杯だった。
だから、どんなことが行われていたのか全くわからない。
ため息をつきながら、泉の端に戻ると腰を下ろす。
……それにしても。
「はぁ…… 」
そして、もう一度大きな息を吐いてそのまま地面に突っ伏す。
好き勝手に庭をつつきまわしていた鶏が寄ってきてエミリアの頭をつついた。
「もぅ、どうしていいかわかんないよぉ」
その鶏に話しかけるように呟いた。
本当は逃げ出したい。
逃げてしまえば……
この鳥籠のような息の詰まる場所からも、妙ないざこざからも開放される。
だけど、そしたら家族はどうなるんだろう?
まだ小さな弟は……
初日にあの男に言われた言葉が強烈に頭に焼き付いている。
エミリアの力を知らない人間のなかにはあの農場の収量を耳にし、喉から手が出るほどにほしがっている人間が何人もいる。
目つきの悪い男が父を訪ねてきてもめているのを実際に何度も目にしている。
もし、エミリアが魔女だなんて知れたら、すぐさま一家は土地を奪われ追い出されるだろう。
そして……
国土全体がそれほど豊かではないこの国で、実りをもたらしてくれる新しい土地を探すのは至難の技だ。
優しい父、少し厳しいけど陽気な母、可愛い弟や妹。
思い出すだけでその面影が脳裏に浮かぶ。
その大切な家族を路頭に迷わせることだけはしたくない。
だけど、その反面自分の見えないところで自分の知らない人が泣いている。
唇を噛んで、泣くのを我慢している人がいる。
それを思うと心が痛い……
そして……
「きゃぁ! 巫女様! 」
不意にあがった悲鳴に地面に突っ伏した顔を起こすと、目の前が緑にうずもれていた。
「何? 」
起こっていることがわからずに呆然と呟く。
目の前で豆の蔓が跳ねた。
その枝先に薔薇の花のような幾重にも重なった花びらの見たことのない豆の花がついている。
花は見る間に花びらを落とし、結実し実を膨らませてゆく。
隣では何故か林檎の木の枝が蔓のように伸び、すぐ傍に植えられた薔薇の茎に絡みつき始めていた。
「巫女様?
どうかなさったのですか? 」
妙な生育を好き勝手にはじめからみあった緑の茂みの先から侍女の声がした。
「大丈夫!
わたしは無事よ」
姿の見えないことはお互い様だろうと、声を張り上げて自分の無事を知らせる。
「巫女殿、入りますよ? 」
異変を察して集まってきたのか、戸口の付近から複数の人の声がする。
しばらく後、あちこちの枝を掃って立ち入ってきた人々の手を借り、エミリアはその部屋から連れ出された。
「どうされたんですか? 」
部屋に戻ると、暖かなお茶を差し出しながら侍女が訊いてきた。
「どうって……
わたしにも何がなんだか…… 」
差し出されたカップを口に運びながらエミリアは傍らに立つ侍女の顔をぼんやりと見上げる。
「お祭り行きたいなぁとか、外出駄目なのかなぁとか。
あと弟どうしてるのかな……
なんて考えてたら、知らないうちにああなってたのよね」
本当は他にも思いを巡らせていたことがあったのだが、それはあえてこの女には黙っておく。
つまりは、大地に身を投じたまま、あれやこれやごちゃごちゃ考えていたせいだ。
考えがごちゃごちゃだったから、エミリアのその思念を受けた同じ大地に芽吹くものがすべてごちゃごちゃに絡まって伸びていったんだと思う。
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