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【第26話】再会
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目を覚ました。ジークは、自分が縛られていることに気がついた。
レオと言う兵士に案内されてモーリアスに、事情を聞いた。
まもなく戦闘が、開始されることを聞いて飛び出していったところを、レオパルドが気絶させたのだ。
「兵士1人からも、逃げられないとは.....」自分自身が不甲斐なかった。
「目が覚めたか?」
「縄をといてもらえませんか?」
「ダメだ。迎えがくるからそれまでそのままだ。」
竜神王国の迎えだろうか、送り返されるときが逃げ出すチャンスだと思った。まだジークはあきらめてなかった。
「誰が迎えにくるんですか?」
「おれも聞かされてないから分からないな。」
本当に聞いてないので分からなかった。ミン宰相からは、迎えの方と揉めることがないようにとだけ書いてあった。
よほど重要人物がくるのだろう。
おれのことも分かっているのかは不明だけどな。
「小競り合いが少し起きて、こちらの偵察部隊がやられてるようだ。それでは大規模な戦闘は少し遅れそうだな。」
レオと名乗った兵士がジークに説明をしてくれた。少しは安心するが被害は出ているのだ。
「この戦いを止める!お願いだ行かせてください!!」
「もう1人では無理だな、この戦いは仕組まれているからな」
レオパルドは、悪魔の存在、目的について説明をした。
「それなら叔父上はもう......」
「生きている体に憑依する場合もあるから何とも言えないな。」
「おっお迎えがきたみたいだ」
バタッン 勢いよく扉が開いた。
そこにはクルミが立っていた。
「どうしてクルミさんが?....」
質問に答えず、走りよってくるクルミ。ジークは怒られると身構えた。
目を閉じてしまった、ジークの顔に柔らかい感触が、クルミが抱き締めたのだ。
ジークは少し照れて逃げようとしたが、椅子に結ばれた状態で身動きができなかった。
「何で1人でいったの?」
涙目で話しかけてくるクルミ。
「あの....」言葉につまってしまった。
クルミは、ちょっと冷静になった。思わず抱き締めてしまったが、この時ようやく自分の気持ちに正直になれたと感じた。
ジークのことが好きなんだと気づいた。
後ろに回り縄をといた。
ジークも困惑して、固まっていた。
「外に出ておこうか?」
レオパルドが話しかける。
『大丈夫です!』2人の声がハモった。2人が顔を見合わせた。
「なら、とりあえず後にしてくれ。これからどうするか王国からの伝言はあるか?」
クルミは、落ち着きを取り戻したが自分の行動に恥ずかしくなった。
後ろから見ていた、メリットはクルミさんって、経験無さそうと思ってしまった。
「ジーク、1人で行かないで一緒にいさせてね。」
クルミが話しかける。この笑顔の前で断れる男はいなかった。
「あ....でも危険な目に合わせるかもしれないですよ」
「わたしがいれば大丈夫です!」
メリットさらに観察している。
クルミさん言葉使いも王子の時違うんだよね。やっぱり恋する乙女はかわいいなぁ。
「そろそろ話を進めないか?」
「あー その事なんだけど、正々堂々正面から突破しようと思うの。」
クルミは、軽い口調で答えた。
「悪魔対策とかも考えたけど、この国の正統な後継者はジークだから堂々とすべきよ!」
「ジーク、露払いは任せてね!」
「あなたは、好きにしていいよ」
「ハッハッハッ」
レオパルドは可笑しくなった。
このクルミという少女は、おれのことを聞かされてないのか?
力をあてにされると思ったがそうでもないらしい。
「面白い、お供するとしよう!」
クルミという名前も懐かしい、遠い昔に父と旅をした仲間の1人だった。姿がまったく違うので、レオパルドは気づかなかった。
「それじゃあ行きますか」
少しあきれてしまったジークだったが不思議と不安が消えていた。
クルミと一緒ならどこへでも行けると思った。
ラルセット公国の城門にたどり着いた。
3名、城門にかかる橋を歩く。
門番が気づく、兵士達が集まってきた。数は、200名はいるようだ。
ジークが問いかけた。
「この国の正統な後継者は自分だ!道を開けよ!」
戸惑う兵士達、数名の兵士が向かってきた。
「邪魔はさせない!」
クルミが前にでる、流れるような動きで倒していく。
「レオはそっちね半分ね。できるよね?」
「当たり前だ!」槍の一撃。
容赦はなく切り殺した。
レオパルドは思った。このクルミの動きはどうも見覚えがある。
【疾風勁草流】に近い。しなやかで踊るような剣技。強いだろうと思っていたが、予想以上だった。
切り殺した兵士が、黒く変色して消えていった。
周りの兵士が動揺している。
何だあの兵士はと叫びだしているものもいる。
「向かってくるものに容赦はしない、死を恐れぬ者だけこい!」
レオパルドの殺気に怯む兵士達。
前線の兵士達に伝令を伝えるように指示する指揮官。
それも無駄だった。
前線は、クルミ達に合わせて敵を引き付けていた。
親衛隊が、敵の奇襲部隊を先回りして鎮圧。
そして何より竜王が、戦場暴れていたのだった。持っているのはただの棒だった。
それを振り回す、その風ですら兵士達にはダメージが大きかった。
さすがは、生きる伝説と言われるだけのことはあった。
その戦場をアリスは食い入るようにみていたのだった。自分もこうなりたいと。
その頃メリットとシャオは城の裏手に回っていた。悪魔を逃さないように監視するためだ。
メリットに引っ付いている風の精霊が声をかけてくる。
「イスの小さなお姉ちゃん、監視なら僕が、結界張ろうか?」
イス?何のことかと思ったメリットだが思い出した。
「わたしの胸はイスじゃない!しかも小さくない!!」
「静かに!それで結界張ることができるかな?」
シャオが変わりに聞いた。
「風の結界を張れるよ。そこを通ると僕には分かるよ」
探知魔法のようなものだろうとシャオは理解した。
「お願いでますかな?」
「わかったーーー 」
風に精霊から、風が吹き荒れる。
「これでなんとかなるか」
風の精霊と言い争っている、メリットを横目に監視を緩めずシャオは思ったのだった。
レオと言う兵士に案内されてモーリアスに、事情を聞いた。
まもなく戦闘が、開始されることを聞いて飛び出していったところを、レオパルドが気絶させたのだ。
「兵士1人からも、逃げられないとは.....」自分自身が不甲斐なかった。
「目が覚めたか?」
「縄をといてもらえませんか?」
「ダメだ。迎えがくるからそれまでそのままだ。」
竜神王国の迎えだろうか、送り返されるときが逃げ出すチャンスだと思った。まだジークはあきらめてなかった。
「誰が迎えにくるんですか?」
「おれも聞かされてないから分からないな。」
本当に聞いてないので分からなかった。ミン宰相からは、迎えの方と揉めることがないようにとだけ書いてあった。
よほど重要人物がくるのだろう。
おれのことも分かっているのかは不明だけどな。
「小競り合いが少し起きて、こちらの偵察部隊がやられてるようだ。それでは大規模な戦闘は少し遅れそうだな。」
レオと名乗った兵士がジークに説明をしてくれた。少しは安心するが被害は出ているのだ。
「この戦いを止める!お願いだ行かせてください!!」
「もう1人では無理だな、この戦いは仕組まれているからな」
レオパルドは、悪魔の存在、目的について説明をした。
「それなら叔父上はもう......」
「生きている体に憑依する場合もあるから何とも言えないな。」
「おっお迎えがきたみたいだ」
バタッン 勢いよく扉が開いた。
そこにはクルミが立っていた。
「どうしてクルミさんが?....」
質問に答えず、走りよってくるクルミ。ジークは怒られると身構えた。
目を閉じてしまった、ジークの顔に柔らかい感触が、クルミが抱き締めたのだ。
ジークは少し照れて逃げようとしたが、椅子に結ばれた状態で身動きができなかった。
「何で1人でいったの?」
涙目で話しかけてくるクルミ。
「あの....」言葉につまってしまった。
クルミは、ちょっと冷静になった。思わず抱き締めてしまったが、この時ようやく自分の気持ちに正直になれたと感じた。
ジークのことが好きなんだと気づいた。
後ろに回り縄をといた。
ジークも困惑して、固まっていた。
「外に出ておこうか?」
レオパルドが話しかける。
『大丈夫です!』2人の声がハモった。2人が顔を見合わせた。
「なら、とりあえず後にしてくれ。これからどうするか王国からの伝言はあるか?」
クルミは、落ち着きを取り戻したが自分の行動に恥ずかしくなった。
後ろから見ていた、メリットはクルミさんって、経験無さそうと思ってしまった。
「ジーク、1人で行かないで一緒にいさせてね。」
クルミが話しかける。この笑顔の前で断れる男はいなかった。
「あ....でも危険な目に合わせるかもしれないですよ」
「わたしがいれば大丈夫です!」
メリットさらに観察している。
クルミさん言葉使いも王子の時違うんだよね。やっぱり恋する乙女はかわいいなぁ。
「そろそろ話を進めないか?」
「あー その事なんだけど、正々堂々正面から突破しようと思うの。」
クルミは、軽い口調で答えた。
「悪魔対策とかも考えたけど、この国の正統な後継者はジークだから堂々とすべきよ!」
「ジーク、露払いは任せてね!」
「あなたは、好きにしていいよ」
「ハッハッハッ」
レオパルドは可笑しくなった。
このクルミという少女は、おれのことを聞かされてないのか?
力をあてにされると思ったがそうでもないらしい。
「面白い、お供するとしよう!」
クルミという名前も懐かしい、遠い昔に父と旅をした仲間の1人だった。姿がまったく違うので、レオパルドは気づかなかった。
「それじゃあ行きますか」
少しあきれてしまったジークだったが不思議と不安が消えていた。
クルミと一緒ならどこへでも行けると思った。
ラルセット公国の城門にたどり着いた。
3名、城門にかかる橋を歩く。
門番が気づく、兵士達が集まってきた。数は、200名はいるようだ。
ジークが問いかけた。
「この国の正統な後継者は自分だ!道を開けよ!」
戸惑う兵士達、数名の兵士が向かってきた。
「邪魔はさせない!」
クルミが前にでる、流れるような動きで倒していく。
「レオはそっちね半分ね。できるよね?」
「当たり前だ!」槍の一撃。
容赦はなく切り殺した。
レオパルドは思った。このクルミの動きはどうも見覚えがある。
【疾風勁草流】に近い。しなやかで踊るような剣技。強いだろうと思っていたが、予想以上だった。
切り殺した兵士が、黒く変色して消えていった。
周りの兵士が動揺している。
何だあの兵士はと叫びだしているものもいる。
「向かってくるものに容赦はしない、死を恐れぬ者だけこい!」
レオパルドの殺気に怯む兵士達。
前線の兵士達に伝令を伝えるように指示する指揮官。
それも無駄だった。
前線は、クルミ達に合わせて敵を引き付けていた。
親衛隊が、敵の奇襲部隊を先回りして鎮圧。
そして何より竜王が、戦場暴れていたのだった。持っているのはただの棒だった。
それを振り回す、その風ですら兵士達にはダメージが大きかった。
さすがは、生きる伝説と言われるだけのことはあった。
その戦場をアリスは食い入るようにみていたのだった。自分もこうなりたいと。
その頃メリットとシャオは城の裏手に回っていた。悪魔を逃さないように監視するためだ。
メリットに引っ付いている風の精霊が声をかけてくる。
「イスの小さなお姉ちゃん、監視なら僕が、結界張ろうか?」
イス?何のことかと思ったメリットだが思い出した。
「わたしの胸はイスじゃない!しかも小さくない!!」
「静かに!それで結界張ることができるかな?」
シャオが変わりに聞いた。
「風の結界を張れるよ。そこを通ると僕には分かるよ」
探知魔法のようなものだろうとシャオは理解した。
「お願いでますかな?」
「わかったーーー 」
風に精霊から、風が吹き荒れる。
「これでなんとかなるか」
風の精霊と言い争っている、メリットを横目に監視を緩めずシャオは思ったのだった。
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