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【第98話】クルミ到着
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ニルスは突如としてあらわれた、水の壁に驚いた。
「これほどの広範囲での水壁陣。噂に聞く精霊使いか・・・。しかし、逃げてはいないようだ。 全員次弾装填!!」
100人の精鋭部隊が、銃弾を再度装填する。魔法銃弾の段数はまだ多くあり、準備を行った。
精霊使いの研究もトルゴラム帝国でも行われていた。主に精霊魔法についての解析だった。
そして開発された試作品のアイテムも携帯していた。
「試してみるか。」
ニルスは、ブレスレットのような物を取り出した。そしてナックルのように構えた。
「はぁーーー!」
水壁陣に拳を叩きつけた。
パキッと音をたてて水壁陣が崩れた。
そしてその先には、体制を立て直した。アリス達が待ち構えていた。
ニルスは、部隊の攻撃を手をあげて止めさせた。
「精霊の応援ですか、降伏するつもりはないですか?」
「それはこっちのセリフだぜ。」
ニルスの問いかけに答えたのは、背後の入口から入ってきた与太郎だった。
その後ろには息をきらした、鈴多もついてきている。
「外の兵士達はやられましたか。欲が強いだけで使い物にならない兵士達でしたね。」
「ならわかるよな?」
「何がですか?」
与太郎の言葉に冷静にニルスは返した。
「全員、そのアリス姫に向けて一斉射撃!!」
ニルスは指示を出した。躊躇なく兵士達は魔法弾を撃つ。
「やめろ!」
与太郎は、ニルスに向って走り出した。そして剣を構え切りつけた。
ニルスも剣を抜き与太郎の一撃を止めた。
ニルスは与太郎の剣の威力に驚きつつも負けることはないと考えていた。それよりも配下に加えたいとも考えていた。強化装備もなしてこの力は惜しいなと。
アリス達は、護衛兵の盾に身を隠して耐えていた。ルティーも防御力を上げるために水の護りの加護を護衛兵にほどこしていた。
「弾薬に限りがあるはず、今は耐えるときです!」
【草薙・疾風】を手にしたアリスが飛び出そうとするのをラウルが止めている。
先程のミスもありアリスは考え込んでしまった。
しかし長くはもたない。盾が押されはじめていた。それよりも敵の隊長と一騎打ちをしている与太郎も心配だった。相手の方が余裕もあり与太郎が押され始めていたのだった。
これもニルスが手加減をしているからだった。ニルスは与太郎の相手をしながらも情報収集に余念がなかった。
場外の兵士達はすでに落ちたか、後は場内の兵もこのままでは厳しいか。制圧まで時間の問題だろうな。
そしてニルスは、更に後方に進軍中の兵にも連絡をとった。残り1日の所にまで来ていた。
「ふぅ~。仕方ないか。」
ニルスは、考えをまとめた。そして与太郎への攻撃に集中した。
「うっ。くそー。」
与太郎はニルスの剣を塞いだ。しかしその後ニルスはその剣から手を放した。
「何を?」
それと同時に水壁陣を破壊した、強烈なナックルを与太郎へ向けたのだった。
与太郎は、吹き飛ばされて壁に叩きつけられ気絶した。
「仕方ないが、消えてもらうよ。」
ニルスは懐から銃を取り出し与太郎へと向けた。
「ダメ!!」
アリスが飛び出してニルスに向ってきた。
「良いものが釣れましたね。」
アリスに向き直し、魔法弾を連射した。アリスはそれを剣で防ぎながら突進していった。ニルスは銃弾を火炎弾に変えて連射した。その炎を目眩ましにしてアリスに接近した。
そして一撃を入れて気絶させることに成功した。
「この剣は素晴らしいですね!」
アリスの剣を奪おうとした時、とっさに悪寒がして手を放した。アリスの剣が凍り始めたのだった。ルティーがアリスの上に乗っていた。アリスを氷が包む。
「面倒な。拘束器具で運べ!」
部隊に命令した。
拘束するための鎖をかける兵士達。
「やめろ!!」
ラウルの号令で、突撃を開始する護衛兵達だが銃弾の雨で先に進めずにいた。
ニルスが念の為と部下に与太郎の始末も命令した。
その与太郎は今だ気絶した状態だったが鈴多が必死に外へと連れ出そうとしていた。
「順次退却!」
ニルスは、そう命令をくだすとアリスの氷と一緒にその場から退却を開始した。
鈴多のもとに複数の兵士達が迫ってきて銃弾を構えた。
そして放たれた銃弾は、鈴多と与太郎へと向って行ったが当たらなかった。
性格には突然あらわれた黒い闇に吸い込まれてしまったのだった。
そこから出てきたのは小さな子供だった。それは遠い国にいるはずの陽向だった。そしてその後に久遠とクルミが続いて出てきたのだった。
先に出てきた久遠は、困惑しながらも敵の殺気を感じとり敵へと攻撃を開始した。
「クルミ様!!」
鈴多は、半分泣きながらクルミの名前を読んだ。
「ほんとにこれたのね。」
クルミは、状況を確認しながらも陽向を見た。
「鈴多!よっ!!」
陽向は鈴多に手を上げて挨拶をしていた。
「とりあえず、鈴多。状況を教えてくれ。」
久遠があっさりと敵を倒して、戻ってきた。そして鈴多に問いかけた。
鈴多は、アリスが、敵に囚われたのを告げた。それを聞いたクルミは相手の追撃に入ったのだった。
「これほどの広範囲での水壁陣。噂に聞く精霊使いか・・・。しかし、逃げてはいないようだ。 全員次弾装填!!」
100人の精鋭部隊が、銃弾を再度装填する。魔法銃弾の段数はまだ多くあり、準備を行った。
精霊使いの研究もトルゴラム帝国でも行われていた。主に精霊魔法についての解析だった。
そして開発された試作品のアイテムも携帯していた。
「試してみるか。」
ニルスは、ブレスレットのような物を取り出した。そしてナックルのように構えた。
「はぁーーー!」
水壁陣に拳を叩きつけた。
パキッと音をたてて水壁陣が崩れた。
そしてその先には、体制を立て直した。アリス達が待ち構えていた。
ニルスは、部隊の攻撃を手をあげて止めさせた。
「精霊の応援ですか、降伏するつもりはないですか?」
「それはこっちのセリフだぜ。」
ニルスの問いかけに答えたのは、背後の入口から入ってきた与太郎だった。
その後ろには息をきらした、鈴多もついてきている。
「外の兵士達はやられましたか。欲が強いだけで使い物にならない兵士達でしたね。」
「ならわかるよな?」
「何がですか?」
与太郎の言葉に冷静にニルスは返した。
「全員、そのアリス姫に向けて一斉射撃!!」
ニルスは指示を出した。躊躇なく兵士達は魔法弾を撃つ。
「やめろ!」
与太郎は、ニルスに向って走り出した。そして剣を構え切りつけた。
ニルスも剣を抜き与太郎の一撃を止めた。
ニルスは与太郎の剣の威力に驚きつつも負けることはないと考えていた。それよりも配下に加えたいとも考えていた。強化装備もなしてこの力は惜しいなと。
アリス達は、護衛兵の盾に身を隠して耐えていた。ルティーも防御力を上げるために水の護りの加護を護衛兵にほどこしていた。
「弾薬に限りがあるはず、今は耐えるときです!」
【草薙・疾風】を手にしたアリスが飛び出そうとするのをラウルが止めている。
先程のミスもありアリスは考え込んでしまった。
しかし長くはもたない。盾が押されはじめていた。それよりも敵の隊長と一騎打ちをしている与太郎も心配だった。相手の方が余裕もあり与太郎が押され始めていたのだった。
これもニルスが手加減をしているからだった。ニルスは与太郎の相手をしながらも情報収集に余念がなかった。
場外の兵士達はすでに落ちたか、後は場内の兵もこのままでは厳しいか。制圧まで時間の問題だろうな。
そしてニルスは、更に後方に進軍中の兵にも連絡をとった。残り1日の所にまで来ていた。
「ふぅ~。仕方ないか。」
ニルスは、考えをまとめた。そして与太郎への攻撃に集中した。
「うっ。くそー。」
与太郎はニルスの剣を塞いだ。しかしその後ニルスはその剣から手を放した。
「何を?」
それと同時に水壁陣を破壊した、強烈なナックルを与太郎へ向けたのだった。
与太郎は、吹き飛ばされて壁に叩きつけられ気絶した。
「仕方ないが、消えてもらうよ。」
ニルスは懐から銃を取り出し与太郎へと向けた。
「ダメ!!」
アリスが飛び出してニルスに向ってきた。
「良いものが釣れましたね。」
アリスに向き直し、魔法弾を連射した。アリスはそれを剣で防ぎながら突進していった。ニルスは銃弾を火炎弾に変えて連射した。その炎を目眩ましにしてアリスに接近した。
そして一撃を入れて気絶させることに成功した。
「この剣は素晴らしいですね!」
アリスの剣を奪おうとした時、とっさに悪寒がして手を放した。アリスの剣が凍り始めたのだった。ルティーがアリスの上に乗っていた。アリスを氷が包む。
「面倒な。拘束器具で運べ!」
部隊に命令した。
拘束するための鎖をかける兵士達。
「やめろ!!」
ラウルの号令で、突撃を開始する護衛兵達だが銃弾の雨で先に進めずにいた。
ニルスが念の為と部下に与太郎の始末も命令した。
その与太郎は今だ気絶した状態だったが鈴多が必死に外へと連れ出そうとしていた。
「順次退却!」
ニルスは、そう命令をくだすとアリスの氷と一緒にその場から退却を開始した。
鈴多のもとに複数の兵士達が迫ってきて銃弾を構えた。
そして放たれた銃弾は、鈴多と与太郎へと向って行ったが当たらなかった。
性格には突然あらわれた黒い闇に吸い込まれてしまったのだった。
そこから出てきたのは小さな子供だった。それは遠い国にいるはずの陽向だった。そしてその後に久遠とクルミが続いて出てきたのだった。
先に出てきた久遠は、困惑しながらも敵の殺気を感じとり敵へと攻撃を開始した。
「クルミ様!!」
鈴多は、半分泣きながらクルミの名前を読んだ。
「ほんとにこれたのね。」
クルミは、状況を確認しながらも陽向を見た。
「鈴多!よっ!!」
陽向は鈴多に手を上げて挨拶をしていた。
「とりあえず、鈴多。状況を教えてくれ。」
久遠があっさりと敵を倒して、戻ってきた。そして鈴多に問いかけた。
鈴多は、アリスが、敵に囚われたのを告げた。それを聞いたクルミは相手の追撃に入ったのだった。
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