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5.モルバーン学園(一年生編)
5-7.
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飯に近いおやつを食べ終わると俺達はフラヴィアの部屋に戻った。
今度は生徒会の2年生女子3名も一緒だ。
10月からはこのうち最低一人が生徒会の主要になるのだから、仲良くしていて損はない。
とはいえ、彼女ら3人は兄に群がっていたメンバーなのだから、仲良くしようという意味合いが兄目的だというのは明らかだ。
彼女らの名前は、活発なウェンディ・ダーズリー、おっとりとしたサーシャ・ホップカーク、すこしツンが入ったデライラ・クルコヴァだという。
覚えるのが面倒だったらモブA、B、Cでもいいくらいだ。
そして、彼女ら主体で質問責めが始まった。
「カロリーナちゃんってダグラス先輩とどういう関係~?」
「どうもこうも、友達ですよ」
「それだけ?二人でこそこそ落ちあってデートしてるって噂だよ、なんでも城下町で一緒に居るところを見たって噂が」
「それは本当ですね、一緒に大図書館にいきましたから」
その一言で突然、場の空気が変わり、2年が気持ち悪い程のニヤケ面に、フラヴィアまでも変な笑みを浮かべている。
「ほぉ~、それで、大図書館デートでなにしてたの?」
「というか、その後、出店で色々食べて回ってるよね。そのあたりどうなの?」
「そのままだと思いますよ?大図書館は人を紹介しただけ、そのお礼に食べ物をおごってもらっただけです」
「・・・と、いうのが表向きね」
そんな勝手な推理でウンウンと頷く一同、ちなみにカレンはもう寝ている、俺も見習おうかな。
だが、その空気の中、フラヴィアが新たな燃料を探り当てようとする。
「じゃあカロリーナちゃんはダグラスの事を男としてどう思ってるのだ?」
「男女の関係って事ですか?」
「そうだ、多少なりと認めてやる事はしているのだろう?」
「認めてというと、そうですね。なかなか頼りになる方になる可能性は秘めているという所でしょうか」
「なーんだ、煮え切らないなぁ」
そういうと、フラヴィアはそっぽを向いて本を読み始め、女子トークは2年に丸投げをする。
「でも、この状況」
「うん、そうだよね」
「連れてこない?」
「うふふふ、いいのかな」
3人がまるで悪だくみをしている様な感じで意思疎通をしているのだが、主語がないから意味が分からない。
思わず眉をひそめてしまうのだが、彼女達は行動を起こしてしまう。
「カロリーナちゃんの相手はこのサーシャが努めます、二人は用事があるので、ちょっと席を外しますね」
それから雑談ばかりが続き、少し飽きてきた頃に二人が戻って来た。
更に一人の女子を連れて。
だが、その新たに来た短髪の女子に見覚えがある。
誰だったか分からずに、顔をジロジロ見てしまう。
「すまない、あまりみられると照れる」
「その声は、殿下!どうして女装を?化粧までして・・・」
「女子寮に入る条件だそうだ、その、カロリーナに会わせてくれるというので・・・」
「ルールはルールですよ。早めに帰ったほうがいいですよ、そうですよねフラヴィア様」
「まぁ、大目に見てやってもいいのではないか?なんせ婚約者がいるのだからな、どうせ毎年何人かがやっている事だ、だが、1年の最初の違反者が殿下だというのもまた面白いな、捕まってみるか?ふはは」
「やめてください、捕まえるなら、そこの二人を捕まえてくださいよ」
アレグサンダーが嫌がるのをフラヴィアは楽しんでいるのか、読んでいた本を閉じて、またもや会話に参加し始める。
その顔は獲物をみつけた雌豹を彷彿とさせている。
「なぁ、アレグサンダーは婚約者が男とデートしていればどう思う?」
「そんな、俺と言う者がいながら・・・、って本当にデートなのですか?にわかに信じがたいですね」
「アレグサンダー様、実際はデートではありませんよ、ただの付き添いです」
「そうか、ただの付き添いか・・・付き添いか・・・」
「アレグサンダー様?」
殿下の様子がおかしい、何か会話の意選択肢を誤ったのだろうか?
「考えても見れば、俺、カロリーナとデートした事がない、だというのに一緒に出かけたと言うのか?」
「いや、だって婚約者ってだけでデートの義務はないでしょ」
「でも出歩くくらいはいいじゃないか!俺だってデートしたいんだ!もう我慢ならん、今週デートする!決めたからな!」
「はいはい、迷宮でもダンジョンでも付き合いますよ」
「あ、いや、普通に街中がいいのだが、それじゃあだめか?」
「それはちょっと・・・面倒だなぁ」
というかツマラナイな、実際、コイツと関係を深めたくないし、諦めて欲しい。
「じゃあ、デートしてくれたら、ドワーフが作った名刀を上げるから!」
「乗った!」
「やったー!」
「あ・・・・あー・・・しまった・・・」
*
「カロリーナちゃん、実際の所、殿下とうまく行ってないのか?公爵の念願だろう?」
「うまく行ってる様に見えますか?もう散々なんですよ、婚約も無理矢理だったし、強引に迫って来るしで」
「性欲がないよりはマシであろう?代継問題に困るぞ」
「できればだれとも添い遂げたくないですね」
「ふむ、じゃあ私が寝取ってしまっても構わぬのだな?」
「ええ、歓迎しますよ」
「・・・本気・・・・なのか」
今度は生徒会の2年生女子3名も一緒だ。
10月からはこのうち最低一人が生徒会の主要になるのだから、仲良くしていて損はない。
とはいえ、彼女ら3人は兄に群がっていたメンバーなのだから、仲良くしようという意味合いが兄目的だというのは明らかだ。
彼女らの名前は、活発なウェンディ・ダーズリー、おっとりとしたサーシャ・ホップカーク、すこしツンが入ったデライラ・クルコヴァだという。
覚えるのが面倒だったらモブA、B、Cでもいいくらいだ。
そして、彼女ら主体で質問責めが始まった。
「カロリーナちゃんってダグラス先輩とどういう関係~?」
「どうもこうも、友達ですよ」
「それだけ?二人でこそこそ落ちあってデートしてるって噂だよ、なんでも城下町で一緒に居るところを見たって噂が」
「それは本当ですね、一緒に大図書館にいきましたから」
その一言で突然、場の空気が変わり、2年が気持ち悪い程のニヤケ面に、フラヴィアまでも変な笑みを浮かべている。
「ほぉ~、それで、大図書館デートでなにしてたの?」
「というか、その後、出店で色々食べて回ってるよね。そのあたりどうなの?」
「そのままだと思いますよ?大図書館は人を紹介しただけ、そのお礼に食べ物をおごってもらっただけです」
「・・・と、いうのが表向きね」
そんな勝手な推理でウンウンと頷く一同、ちなみにカレンはもう寝ている、俺も見習おうかな。
だが、その空気の中、フラヴィアが新たな燃料を探り当てようとする。
「じゃあカロリーナちゃんはダグラスの事を男としてどう思ってるのだ?」
「男女の関係って事ですか?」
「そうだ、多少なりと認めてやる事はしているのだろう?」
「認めてというと、そうですね。なかなか頼りになる方になる可能性は秘めているという所でしょうか」
「なーんだ、煮え切らないなぁ」
そういうと、フラヴィアはそっぽを向いて本を読み始め、女子トークは2年に丸投げをする。
「でも、この状況」
「うん、そうだよね」
「連れてこない?」
「うふふふ、いいのかな」
3人がまるで悪だくみをしている様な感じで意思疎通をしているのだが、主語がないから意味が分からない。
思わず眉をひそめてしまうのだが、彼女達は行動を起こしてしまう。
「カロリーナちゃんの相手はこのサーシャが努めます、二人は用事があるので、ちょっと席を外しますね」
それから雑談ばかりが続き、少し飽きてきた頃に二人が戻って来た。
更に一人の女子を連れて。
だが、その新たに来た短髪の女子に見覚えがある。
誰だったか分からずに、顔をジロジロ見てしまう。
「すまない、あまりみられると照れる」
「その声は、殿下!どうして女装を?化粧までして・・・」
「女子寮に入る条件だそうだ、その、カロリーナに会わせてくれるというので・・・」
「ルールはルールですよ。早めに帰ったほうがいいですよ、そうですよねフラヴィア様」
「まぁ、大目に見てやってもいいのではないか?なんせ婚約者がいるのだからな、どうせ毎年何人かがやっている事だ、だが、1年の最初の違反者が殿下だというのもまた面白いな、捕まってみるか?ふはは」
「やめてください、捕まえるなら、そこの二人を捕まえてくださいよ」
アレグサンダーが嫌がるのをフラヴィアは楽しんでいるのか、読んでいた本を閉じて、またもや会話に参加し始める。
その顔は獲物をみつけた雌豹を彷彿とさせている。
「なぁ、アレグサンダーは婚約者が男とデートしていればどう思う?」
「そんな、俺と言う者がいながら・・・、って本当にデートなのですか?にわかに信じがたいですね」
「アレグサンダー様、実際はデートではありませんよ、ただの付き添いです」
「そうか、ただの付き添いか・・・付き添いか・・・」
「アレグサンダー様?」
殿下の様子がおかしい、何か会話の意選択肢を誤ったのだろうか?
「考えても見れば、俺、カロリーナとデートした事がない、だというのに一緒に出かけたと言うのか?」
「いや、だって婚約者ってだけでデートの義務はないでしょ」
「でも出歩くくらいはいいじゃないか!俺だってデートしたいんだ!もう我慢ならん、今週デートする!決めたからな!」
「はいはい、迷宮でもダンジョンでも付き合いますよ」
「あ、いや、普通に街中がいいのだが、それじゃあだめか?」
「それはちょっと・・・面倒だなぁ」
というかツマラナイな、実際、コイツと関係を深めたくないし、諦めて欲しい。
「じゃあ、デートしてくれたら、ドワーフが作った名刀を上げるから!」
「乗った!」
「やったー!」
「あ・・・・あー・・・しまった・・・」
*
「カロリーナちゃん、実際の所、殿下とうまく行ってないのか?公爵の念願だろう?」
「うまく行ってる様に見えますか?もう散々なんですよ、婚約も無理矢理だったし、強引に迫って来るしで」
「性欲がないよりはマシであろう?代継問題に困るぞ」
「できればだれとも添い遂げたくないですね」
「ふむ、じゃあ私が寝取ってしまっても構わぬのだな?」
「ええ、歓迎しますよ」
「・・・本気・・・・なのか」
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