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5.モルバーン学園(一年生編)
5-17.
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翌日、どうにか歩けるようになったというのに、王宮へ呼び出された。
正直椅子に座っているだけでも辛く、寝そべって居たい。
せめて高級クッションは欲しい所だ。
今回の騒動、王妃様の前で裁かれるらしいが、寝そべって会見しては駄目だろうか。
何度目の謁見の間かは覚えてないが毎回碌な事にならない気がする。
そして、今回、先に単独で陛下と王妃様に謁見する事になった。
真っ先に『愚息のしでかしたことを』といったお決まりの文句から始まり、二人から謝罪された。
その上で婚約をどうするかはこれから決めようという話になった。
普通に考えれば斬りかかって来た相手との結婚なんて怖すぎて出来る筈もない。
そこは操られている事を信じたいというのが親としての想いだ。
俺は馬鹿正直に立っているのが辛いと苦情を述べる。
すると王妃様の膝の上に座らされた。
巨大な胸の谷間に後頭部が埋まり、両肩に途方もないボリュームのモノが圧し掛かった。
正直嬉しいやら恥ずかしいやら、中々複雑な気分だ。
だが、陛下が羨ましそうにこちらを見ているのは気分が良い。
くっくっく。
参加者は、生徒会からオルドリッジとフラヴィア、当人としてアレグサンダーとシャーリー、それに俺の付き添いでセシリアまで来ていた。
アレグサンダーの荒れようは酷いもので、謁見の間に帯刀したまま入ろうとしたらしい。
衛兵とひと悶着あった上で入って来たこともあって、衛兵としてはいつでも取り押さえれる様に警戒しているのだろう。
「面を上げい───、まずは、アレグサンダー問う、婚約破棄の理由を答えよ」
「父上、カロリーナの悪事をここで晒すのは本意ではありませんが、私の無実を証明する必要な事ですので話させて頂きます。カロリーナはここにいるシャーリーに毒を練り込んだバラを送ったり、階段から突き落としたり、私物を盗んだり、嫌がらせを数多く行っておりました、これはすべてシャーリーに対する嫉妬であります、行き過ぎた感情を収めるため、私は剣を取ったまででございます」
アレグサンダーが言い終わると同時にシャーリーが口を開いた。
「陛下!アレグサンダー様は何も悪うございません!全てはそこに居るカロリーナ様の所業、どうか公平なお裁きをお願いします」
陛下の許しもなく発言すること自体が不敬なのだと、思わないのだろうか。
王妃様はその事を指摘すると、陛下がそれを庇った。
まだ幼き娘のする事だから許してやれ、と。
「そして、私は真の愛を見つけました、私の伴侶に相応しいのはシャーリー嬢、ただ一人です」
「そんな・・・嬉しい」
「私の目の前で不貞を自白するとは良い度胸ね」
王妃様の声は怒り含んでおり、怒りを抑えるのに小刻みに震えるのが、両肩に乗ったモノから伝わって来る。
それでもアレグサンダー様は怯まなかった。
俺を睨み付けているのだが、背後の王妃様を睨み付けている様にも見えなくもない。
反抗的な態度を見かねて陛下が冷淡な目をしながら苦言した。
「不貞の件は置いておくとして、婚約破棄するからと言って殺人は許されると言う訳ではない、どういうつもりか答えよアレグサンダー」
「殺人ではありません、現に彼女の傷は塞がっているではありませんか、ちょっと切れただけで大袈裟な話でございます、些か早合点が過ぎますよ、父上」
「では同じくらいの傷を負ってみるか?オルドリッジ殿、どれくらいの切り傷で、どれ程出血していたのか教えて頂けるかな」
「はっ、それは酷い斬り方で左肩から胸の間を通り、右脇腹にかけて一筋、出血量から察するに指先1関節分を超える深さを切っているかと思われます。そして出血量ですが、血しぶきが吹き上がる程、それは彼女の着ていた服が証明する事でしょう」
「オルドリッジ様、それでは今、傷が塞がっている事に説明がつかないではありませんか!」
「アレグサンダー、慎め。カロリーナ嬢、実際の所どうなのじゃ、傷口の具合は」
「ご心配をおかけするような傷跡は残っておりません、特異体質で回復力が異常に高く、早々死ねないのです。ただ、出血した物はすぐに帰ってきませんから普段通りには過ごせないと言う状態でございます、実際は普通なら死ぬでしょうから、殿下に負わすにはお勧めできません」
「それは不幸中の幸いであるな、重ね重ね不肖の息子が申し訳ない事をした」
「父上!父上が謝ることなどありません、私は当然の事をしたまでです!ですが、シャーリーの為にあらぬ罪をかぶれと言うのであれば謹んでお受けしましょう」
「先ずはそこじゃ、あらぬ罪ではない、れっきとした罪である事を認めよ、アレグサンダー」
キリがない。
「陛下、二人に対して少し確認したい事があるのですが宜しいでしょうか」
「カロリーナよ、申してみよ」
「アレグサンダー様、シャーリー様、両名のパトロネス・ランクを見せて頂けますか、もしパトロネス・リングをつけていないのであれば、アクセサリー類を全て外してください」
「両名、カロリーナの言う通りにせよ」
二人は渋々従った。
アレグサンダー様はパトロネス・ランクを見せ、シャーリーはアクセサリーを外した。
そして、シャーリーのパトロネス・リングを着けていないからと言ってアクセサリを外す。
だが、そのアクセサリーに見覚えがあった。
「陛下、シャーリー様の付けていた腕輪ですが、魅了系の物だと思われます、今、鑑定魔法が使えないので断定はできないですが」
「カロリーナ!この期に及んでまた言いがかりをつけるのか!」
アレグサンダー様が激高し、俺に詰め寄ろうとするのを衛兵が制止する。
「また、私を斬るのですか?」
「・・・斬る?」
「忘れたとでも?随分痛かったですよ、一瞬、死を覚悟する程に」
「・・・私が斬ったとでも・・・」
アレグサンダー様の様子がおかしい、徐々に洗脳が解けている様に見える。
俺はそれに正直に答えた。
斬られた場所を指でなぞりながら、冷たく見下ろして言った。
「ここから、ここにかけて、バッサリと。傷口から血の噴水が出て内臓も見えていたのですよ」
「私が・・・俺が・・・嘘だろ・・・そんな事する訳がない、俺はカロリーナを愛している」
「アレグサンダー様・・・?一体どうしたのですか、私の為に、愛の為に戦うと仰ってくれたではないですか!」
この状況を信じられないと言った感じのシャーリーがアレグサンダーの体を激しく揺さぶった。
その行為に対し、フラヴィアが厳しい言葉が突き刺さる。
「シャーリー!御前だ、殿下に対しても無礼だぞ」
「副会長、貴女も私を責めるんでしょ、私が悪いって言うんでしょ、私が、私が、私があああああ!」
「お、おい」
シャーリーの華奢な体が歪に変化する。
口は裂け牙がむき出しになり、手足が毛深くなり爪が伸び、背に漆黒の翼が生える。
低級魔族。
ソイツの体は一瞬で燃え上がる。
生徒会長、オルドリッジ・サンチェスによる魔法攻撃で一瞬で灰になった。
*
「オルドリッジ様って何者なのですか?」
「ただの通りすがりの生徒会長だよ」
「陛下からオルドリッジ殿って呼ばれていましたよね。つまりは上位貴族みたいな要人、例えば当主とか」
「はは、それなりの地位だと言う事は言っておくよ、どうだい?惚れ直したかい?」
「そ、それはないだろ、地位に惚れるみたいな事はあり得ない」
「そうだろうね、ふはは」
正直椅子に座っているだけでも辛く、寝そべって居たい。
せめて高級クッションは欲しい所だ。
今回の騒動、王妃様の前で裁かれるらしいが、寝そべって会見しては駄目だろうか。
何度目の謁見の間かは覚えてないが毎回碌な事にならない気がする。
そして、今回、先に単独で陛下と王妃様に謁見する事になった。
真っ先に『愚息のしでかしたことを』といったお決まりの文句から始まり、二人から謝罪された。
その上で婚約をどうするかはこれから決めようという話になった。
普通に考えれば斬りかかって来た相手との結婚なんて怖すぎて出来る筈もない。
そこは操られている事を信じたいというのが親としての想いだ。
俺は馬鹿正直に立っているのが辛いと苦情を述べる。
すると王妃様の膝の上に座らされた。
巨大な胸の谷間に後頭部が埋まり、両肩に途方もないボリュームのモノが圧し掛かった。
正直嬉しいやら恥ずかしいやら、中々複雑な気分だ。
だが、陛下が羨ましそうにこちらを見ているのは気分が良い。
くっくっく。
参加者は、生徒会からオルドリッジとフラヴィア、当人としてアレグサンダーとシャーリー、それに俺の付き添いでセシリアまで来ていた。
アレグサンダーの荒れようは酷いもので、謁見の間に帯刀したまま入ろうとしたらしい。
衛兵とひと悶着あった上で入って来たこともあって、衛兵としてはいつでも取り押さえれる様に警戒しているのだろう。
「面を上げい───、まずは、アレグサンダー問う、婚約破棄の理由を答えよ」
「父上、カロリーナの悪事をここで晒すのは本意ではありませんが、私の無実を証明する必要な事ですので話させて頂きます。カロリーナはここにいるシャーリーに毒を練り込んだバラを送ったり、階段から突き落としたり、私物を盗んだり、嫌がらせを数多く行っておりました、これはすべてシャーリーに対する嫉妬であります、行き過ぎた感情を収めるため、私は剣を取ったまででございます」
アレグサンダーが言い終わると同時にシャーリーが口を開いた。
「陛下!アレグサンダー様は何も悪うございません!全てはそこに居るカロリーナ様の所業、どうか公平なお裁きをお願いします」
陛下の許しもなく発言すること自体が不敬なのだと、思わないのだろうか。
王妃様はその事を指摘すると、陛下がそれを庇った。
まだ幼き娘のする事だから許してやれ、と。
「そして、私は真の愛を見つけました、私の伴侶に相応しいのはシャーリー嬢、ただ一人です」
「そんな・・・嬉しい」
「私の目の前で不貞を自白するとは良い度胸ね」
王妃様の声は怒り含んでおり、怒りを抑えるのに小刻みに震えるのが、両肩に乗ったモノから伝わって来る。
それでもアレグサンダー様は怯まなかった。
俺を睨み付けているのだが、背後の王妃様を睨み付けている様にも見えなくもない。
反抗的な態度を見かねて陛下が冷淡な目をしながら苦言した。
「不貞の件は置いておくとして、婚約破棄するからと言って殺人は許されると言う訳ではない、どういうつもりか答えよアレグサンダー」
「殺人ではありません、現に彼女の傷は塞がっているではありませんか、ちょっと切れただけで大袈裟な話でございます、些か早合点が過ぎますよ、父上」
「では同じくらいの傷を負ってみるか?オルドリッジ殿、どれくらいの切り傷で、どれ程出血していたのか教えて頂けるかな」
「はっ、それは酷い斬り方で左肩から胸の間を通り、右脇腹にかけて一筋、出血量から察するに指先1関節分を超える深さを切っているかと思われます。そして出血量ですが、血しぶきが吹き上がる程、それは彼女の着ていた服が証明する事でしょう」
「オルドリッジ様、それでは今、傷が塞がっている事に説明がつかないではありませんか!」
「アレグサンダー、慎め。カロリーナ嬢、実際の所どうなのじゃ、傷口の具合は」
「ご心配をおかけするような傷跡は残っておりません、特異体質で回復力が異常に高く、早々死ねないのです。ただ、出血した物はすぐに帰ってきませんから普段通りには過ごせないと言う状態でございます、実際は普通なら死ぬでしょうから、殿下に負わすにはお勧めできません」
「それは不幸中の幸いであるな、重ね重ね不肖の息子が申し訳ない事をした」
「父上!父上が謝ることなどありません、私は当然の事をしたまでです!ですが、シャーリーの為にあらぬ罪をかぶれと言うのであれば謹んでお受けしましょう」
「先ずはそこじゃ、あらぬ罪ではない、れっきとした罪である事を認めよ、アレグサンダー」
キリがない。
「陛下、二人に対して少し確認したい事があるのですが宜しいでしょうか」
「カロリーナよ、申してみよ」
「アレグサンダー様、シャーリー様、両名のパトロネス・ランクを見せて頂けますか、もしパトロネス・リングをつけていないのであれば、アクセサリー類を全て外してください」
「両名、カロリーナの言う通りにせよ」
二人は渋々従った。
アレグサンダー様はパトロネス・ランクを見せ、シャーリーはアクセサリーを外した。
そして、シャーリーのパトロネス・リングを着けていないからと言ってアクセサリを外す。
だが、そのアクセサリーに見覚えがあった。
「陛下、シャーリー様の付けていた腕輪ですが、魅了系の物だと思われます、今、鑑定魔法が使えないので断定はできないですが」
「カロリーナ!この期に及んでまた言いがかりをつけるのか!」
アレグサンダー様が激高し、俺に詰め寄ろうとするのを衛兵が制止する。
「また、私を斬るのですか?」
「・・・斬る?」
「忘れたとでも?随分痛かったですよ、一瞬、死を覚悟する程に」
「・・・私が斬ったとでも・・・」
アレグサンダー様の様子がおかしい、徐々に洗脳が解けている様に見える。
俺はそれに正直に答えた。
斬られた場所を指でなぞりながら、冷たく見下ろして言った。
「ここから、ここにかけて、バッサリと。傷口から血の噴水が出て内臓も見えていたのですよ」
「私が・・・俺が・・・嘘だろ・・・そんな事する訳がない、俺はカロリーナを愛している」
「アレグサンダー様・・・?一体どうしたのですか、私の為に、愛の為に戦うと仰ってくれたではないですか!」
この状況を信じられないと言った感じのシャーリーがアレグサンダーの体を激しく揺さぶった。
その行為に対し、フラヴィアが厳しい言葉が突き刺さる。
「シャーリー!御前だ、殿下に対しても無礼だぞ」
「副会長、貴女も私を責めるんでしょ、私が悪いって言うんでしょ、私が、私が、私があああああ!」
「お、おい」
シャーリーの華奢な体が歪に変化する。
口は裂け牙がむき出しになり、手足が毛深くなり爪が伸び、背に漆黒の翼が生える。
低級魔族。
ソイツの体は一瞬で燃え上がる。
生徒会長、オルドリッジ・サンチェスによる魔法攻撃で一瞬で灰になった。
*
「オルドリッジ様って何者なのですか?」
「ただの通りすがりの生徒会長だよ」
「陛下からオルドリッジ殿って呼ばれていましたよね。つまりは上位貴族みたいな要人、例えば当主とか」
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