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6.モルバーン学園(二年生編)
6-25.プルサウンにて(リーシュナル視点)
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側近の話を適当に聞き流す事が多かったせいで、てっきり狡猾なオッサンが王になったのかと思っていたがそうではなかった。
見た目はだいたい10歳くらいの子供、しかも女が王座についてるとは思いもよらなかった。
その年頃の子供なら一瞬で私に惚れ込むのは間違いない。
そうなる事は必然で既成事実を作るまでもないが、念には念を入れるとしよう。
「私が皇帝のリーシュナルだ。君とは是非とも仲良くしたい」
「もとよりそういう話し合いの場だと聞いている。そちらが友好的であれば此方としては問題にするつもりは無い」
握手の為に手を刺し伸ばすと、か細い腕、小さな掌が私の手を握った。
まるで小動物、少しでもリラックスできるように彼女の手を両手で包み込んだ。
高官が良くやる手法でそれに倣ってやったのだ。
立って話すのも落ち着かないのですぐに椅子に座るようにと誘導すると素直に座った。
普通は正面に座るのだが、私は彼女の真横に座る事にした。
女は私が近くにいるだけで卒倒するのだが、コイツはその程度では頬すら赤らめないようだ。
仕方ない奴だと思いながら、ずっと見つめて話を続ける事にした。
「随分可憐なのだな。驚いたぞ。てっきり・・・」
「てっきり?」
「ああ、気にしないでくれ。どうかな、これから夜通し語り合おうではないか。好きな事はなんだ?本は読むのか?ダンスはできるのか?演劇が好きなら用意してやるぞ」
「落ち着け、飯を食べようと言う話なのだろ?先ずはそこからじゃないか?」
「そうだな、ふむ・・・そうだ、もっといいモノを食べよう。この飯はもう冷めてしまっているだろう」
「この飯は無駄にすると言う事か?」
「いやいや、マサムネが食べてくれるさ、そうだろ?マサムネ」
「あ゛あ゛ッ? あー仕方ネェなぁ、それは俺が食っといてやるぜ」
残飯はマサムネに任せ、私達は別室に向かった。
それにしても飯を無駄にするのを嫌がるとは随分子供だな。
親にそう躾されたのだろうが、上の者が贅沢せずにどうするというのだろう。
上が贅沢せねば金は溜まる一方なのだ。
贅沢をして散財するのが上の責務なのだが、まぁいまはいいだろう。
さて、仕切りを挟んで奥に寝室が用意された部屋には既に食事が運ばれていた。
わが国では高級品とされた物ばかりを取り揃え、贅の沢を尽くした食事。
これ一杯で豪商の家が建つと言っても過言ではない。
それを見るや否や、彼女は少し残念そうに声を出した。
「ああ、やはりまた、どんぶりなのだな」
「嫌いか?贅沢な品物だぞ、説明するとだな───」
「ああ、それについてはいい。本題である明後日の話をしようじゃないか」
なんてマイペースな奴なんだ。私のペースに持ち込める気配がない。
皇帝である私が説明してやろうというのだから大人しく聞くべきなのだ。
だが、私は年上なのだから大人の対応をしてやる事にした。
「そうだな、本題は大事だ。だが、その前に食事をしようではないか。冷めてしまってはもったいない、そうだろう?」
しかし、よく見れば年の割に胸はある方だ。
マサムネが貧相な体と言っていたが、私は悪くはないと思った。
この時点でこれだけ大きければ、身長と共に更に大きくなるであろう。
将来を見据える事が出来ないのであれば、マサムネもまだまだだと言う事だ。
そう、胸は膨らみかけが良いのだ。
「酒は・・・まぁよしておこうか、年齢的にもまずかろう」
「え・・・あ・・・ああ・・そうだな」
それから果実ドリンクを掲げ乾杯した。
折角「これからの二国の友好と繁栄を」と言ったのに、彼女はなんの言葉も発しない。
あちらの国ではそういうものなのだろうか。
「───なに?要求はどうなったか、だと?聞いていないのだが、どういう内容だ?」
聞けば関税や滞在期間の免除、ドラゴンを使った上空飛行、通過、着陸の無条件許可を並べてくる。
我が国は空に対する兵力はない。
なので、来たところで対処は難しいだろう。
魔術師が揃っていれば対処できるかもしれないが、それで防衛できるのは点であり、機動性が高いドラゴンには意味がない事を理解している。
結果、私が戦力として出る事になるがそれも面倒だ。
ここは、穏便に彼女の要求を受け入れる事にしてやった。
「良いだろう、軍隊の進軍も認めよう」
「随分と寛容なのだな」
「それは君の為さ。カロリーナと呼ぶ事を許してくれるかい?」
「好きに呼ぶといい、こちらもリーシュナルと呼ばせてもらうぞ」
「それで構わない。それはそうと食は進んでいないようだが、どうしてだ?口に合わぬか?」
「正直に言ってもいいのか?」
「ああ、忌憚なき意見を聞こうじゃないか」
「味の調和がなってなくてクッソまずいな、素材の味が台無しだ。現にリーシュナルも食べていないではないか」
「はっはっは、そうかそうか。私は君を見ているだけでお腹が膨れたのだ。私の事は気にしなくていいぞ」
「先ずは調和以前に肉だ。この肉は焼きすぎて固くなっている、もう少しレア気味に焼かないと───」
「おお、すまない、そのご意見はごもっともだが、ここには明後日の話をしに来たのだろう」
「そうだったな、話を戻そう」
素材の良し悪しもわからん小娘が私に意見しようと言うのか。
それにしても、それなりには食べている筈なのに睡眠薬の効果が全く現れない。
コックの奴、入れ忘れたとでもいうのだろうか。
そうであれば、近い内に広場で打ち首にしてやる。
それから明後日の話とお互いの文化の違いを中心に話をした。
時折、笑う彼女は可愛らしくもあったが、小動物を愛でる程度の愛着具合だ。
私が真剣に口説き落とす程ではないのだが、肩書だけは魅力だなのだ。
普通の女どもであれば、私に見つめられればあっという間に落ちるのだが、彼女のその素振りはない。
調子が狂うな。
*
「おい、コック!まったく、皇帝はあんな小娘がいいのか?」
「さ・・・さあ、どうなのでございましょう・・・」
「なんか粗相しないかなぁ、うっかり皇帝に刃を向けてしまうとかな」
「あのような小娘にそのような事が出来るとは、精々ベッドの上で愚痴を溢す程度でございましょう」
「もしアイツが皇帝に何かしたら俺を呼べ。速攻で駆逐してやる」
「はっ、マサムネさま」
「ところでそこある飲み物はなんだ?」
「睡眠薬でございます。もう効いている頃合いの筈なのですが・・・」
「どういうことなんだ」
見た目はだいたい10歳くらいの子供、しかも女が王座についてるとは思いもよらなかった。
その年頃の子供なら一瞬で私に惚れ込むのは間違いない。
そうなる事は必然で既成事実を作るまでもないが、念には念を入れるとしよう。
「私が皇帝のリーシュナルだ。君とは是非とも仲良くしたい」
「もとよりそういう話し合いの場だと聞いている。そちらが友好的であれば此方としては問題にするつもりは無い」
握手の為に手を刺し伸ばすと、か細い腕、小さな掌が私の手を握った。
まるで小動物、少しでもリラックスできるように彼女の手を両手で包み込んだ。
高官が良くやる手法でそれに倣ってやったのだ。
立って話すのも落ち着かないのですぐに椅子に座るようにと誘導すると素直に座った。
普通は正面に座るのだが、私は彼女の真横に座る事にした。
女は私が近くにいるだけで卒倒するのだが、コイツはその程度では頬すら赤らめないようだ。
仕方ない奴だと思いながら、ずっと見つめて話を続ける事にした。
「随分可憐なのだな。驚いたぞ。てっきり・・・」
「てっきり?」
「ああ、気にしないでくれ。どうかな、これから夜通し語り合おうではないか。好きな事はなんだ?本は読むのか?ダンスはできるのか?演劇が好きなら用意してやるぞ」
「落ち着け、飯を食べようと言う話なのだろ?先ずはそこからじゃないか?」
「そうだな、ふむ・・・そうだ、もっといいモノを食べよう。この飯はもう冷めてしまっているだろう」
「この飯は無駄にすると言う事か?」
「いやいや、マサムネが食べてくれるさ、そうだろ?マサムネ」
「あ゛あ゛ッ? あー仕方ネェなぁ、それは俺が食っといてやるぜ」
残飯はマサムネに任せ、私達は別室に向かった。
それにしても飯を無駄にするのを嫌がるとは随分子供だな。
親にそう躾されたのだろうが、上の者が贅沢せずにどうするというのだろう。
上が贅沢せねば金は溜まる一方なのだ。
贅沢をして散財するのが上の責務なのだが、まぁいまはいいだろう。
さて、仕切りを挟んで奥に寝室が用意された部屋には既に食事が運ばれていた。
わが国では高級品とされた物ばかりを取り揃え、贅の沢を尽くした食事。
これ一杯で豪商の家が建つと言っても過言ではない。
それを見るや否や、彼女は少し残念そうに声を出した。
「ああ、やはりまた、どんぶりなのだな」
「嫌いか?贅沢な品物だぞ、説明するとだな───」
「ああ、それについてはいい。本題である明後日の話をしようじゃないか」
なんてマイペースな奴なんだ。私のペースに持ち込める気配がない。
皇帝である私が説明してやろうというのだから大人しく聞くべきなのだ。
だが、私は年上なのだから大人の対応をしてやる事にした。
「そうだな、本題は大事だ。だが、その前に食事をしようではないか。冷めてしまってはもったいない、そうだろう?」
しかし、よく見れば年の割に胸はある方だ。
マサムネが貧相な体と言っていたが、私は悪くはないと思った。
この時点でこれだけ大きければ、身長と共に更に大きくなるであろう。
将来を見据える事が出来ないのであれば、マサムネもまだまだだと言う事だ。
そう、胸は膨らみかけが良いのだ。
「酒は・・・まぁよしておこうか、年齢的にもまずかろう」
「え・・・あ・・・ああ・・そうだな」
それから果実ドリンクを掲げ乾杯した。
折角「これからの二国の友好と繁栄を」と言ったのに、彼女はなんの言葉も発しない。
あちらの国ではそういうものなのだろうか。
「───なに?要求はどうなったか、だと?聞いていないのだが、どういう内容だ?」
聞けば関税や滞在期間の免除、ドラゴンを使った上空飛行、通過、着陸の無条件許可を並べてくる。
我が国は空に対する兵力はない。
なので、来たところで対処は難しいだろう。
魔術師が揃っていれば対処できるかもしれないが、それで防衛できるのは点であり、機動性が高いドラゴンには意味がない事を理解している。
結果、私が戦力として出る事になるがそれも面倒だ。
ここは、穏便に彼女の要求を受け入れる事にしてやった。
「良いだろう、軍隊の進軍も認めよう」
「随分と寛容なのだな」
「それは君の為さ。カロリーナと呼ぶ事を許してくれるかい?」
「好きに呼ぶといい、こちらもリーシュナルと呼ばせてもらうぞ」
「それで構わない。それはそうと食は進んでいないようだが、どうしてだ?口に合わぬか?」
「正直に言ってもいいのか?」
「ああ、忌憚なき意見を聞こうじゃないか」
「味の調和がなってなくてクッソまずいな、素材の味が台無しだ。現にリーシュナルも食べていないではないか」
「はっはっは、そうかそうか。私は君を見ているだけでお腹が膨れたのだ。私の事は気にしなくていいぞ」
「先ずは調和以前に肉だ。この肉は焼きすぎて固くなっている、もう少しレア気味に焼かないと───」
「おお、すまない、そのご意見はごもっともだが、ここには明後日の話をしに来たのだろう」
「そうだったな、話を戻そう」
素材の良し悪しもわからん小娘が私に意見しようと言うのか。
それにしても、それなりには食べている筈なのに睡眠薬の効果が全く現れない。
コックの奴、入れ忘れたとでもいうのだろうか。
そうであれば、近い内に広場で打ち首にしてやる。
それから明後日の話とお互いの文化の違いを中心に話をした。
時折、笑う彼女は可愛らしくもあったが、小動物を愛でる程度の愛着具合だ。
私が真剣に口説き落とす程ではないのだが、肩書だけは魅力だなのだ。
普通の女どもであれば、私に見つめられればあっという間に落ちるのだが、彼女のその素振りはない。
調子が狂うな。
*
「おい、コック!まったく、皇帝はあんな小娘がいいのか?」
「さ・・・さあ、どうなのでございましょう・・・」
「なんか粗相しないかなぁ、うっかり皇帝に刃を向けてしまうとかな」
「あのような小娘にそのような事が出来るとは、精々ベッドの上で愚痴を溢す程度でございましょう」
「もしアイツが皇帝に何かしたら俺を呼べ。速攻で駆逐してやる」
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