異世界転生 彼と彼女の冒険譚

ヨーヨー

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いざ異世界

その11☆ 入国のち、冒険者ギルドでこんにちは

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いよいよ私の番が来て私は門の中にあるカウンターのようなところの前に立つ。

「こっこんにちわー」

私は緊張しつつも中にいる衛兵の人に話しかける。思えばこれがこの世界で初めての会話・・・本当に言葉通じるかな・・・

「はい、こんにちはー。じゃあ身分証出してくれる?」

衛兵はチラッとこ私を見ると素っ気なくそう言う。
いや、初めての会話で言葉通じたのは嬉しいけどちょっと・・・

「お兄さん、身分証。」

と再度言われてしまった。

「すみません。わた、僕、その身分証持ってなくて・・・」

危ない自分が男だと忘れて私と言いそうになった。でも僕って・・・

「ないの?お兄さん、見た目から成人してると思うけど持ってないなんて相当田舎から来たね?」

と衛兵はまたチラッと見ると言う。

「そうなんですよぉ。東の外れにある村から来たもので街に入るのも初めてなもので」と言うことにした。

私はここで定番の設定を使わせてもらう!
こういえば大抵大丈夫とラノベとかにも書いてある。ラノベって実は異世界指南書よね

「なら入国料大銀貨3枚ねぇ。
あとそこにある石に両手つけてね。
身分証ない人はそれをやる規則なのよ」

チラッと私を見たあとカウンターの端の方にある石碑みたいなものを指差す。

「わかりました。で、これは?」

と私が聞くと衛兵は私を見ずに答えてくれる。

「一応犯罪なんか犯してないか調べるための魔道具だよ。あとお兄さんの情報もわかるね」

私はそれを聞いてドキッとするもこれに手を置かないとそれこそ大事になりそうなので素直に言う事を聞く。

 その石は四角の白い大きさで表面に魔方陣のようなものが書いてあった。

私はそれにそっと手を置くと文字がうっすら白く光る。
そこへ衛兵が木の板をポンと置くと木の板に文字が表れていく。

「はい、これが入国証で身分証にもやるやつねぇ。これを持ってれば今後ここへは銀貨5枚で入国できるようになるからねぇ。あっ冒険者や商人なら出入り自由だからそういうギルドに登録するといいよぉ」

と板を私に渡しながら説明し終えると手を出してきたので私は大銀貨を3枚鞄から取り出しその手に置く。

「はい、じゃあようこそトゥーランへぇ」

と素っ気なく言われたけどこれで終わりと思った私は大きな門をくぐり抜けた。

門を抜けた先は今まで見たことのない景色で思わず感動してしまった。
生まれてこのかた海外に行ったこともなかったのでその景色に圧倒される。

回りには出店もたくさんあり祭りなのかと勘違いしてしまうほどである。

とりあえず何処に向かうか考える。
この街に来たはいいけどこれからの事をまったくといっていいほど考えていなかったので迷う。
とりあえず当面はもう一人の転生者を探すことにするしかないかな。でも見た目も何もわからないから探しようがなぁ・・・

とりあえずお金も節約しないとだし何より情報を集めないとだから冒険者にでもなろうかな。

私に商売のノウハウがあるわけじゃないしなるなら冒険者でしょ!見た目も男の子だし!

なら行き先はまずは冒険者ギルド・・・と場所がわからない。
と、考えてると目の前をさっき見た大きな馬のような牛のような生き物がまた通りすぎた。
よく見ると女の子が乗っている。

私はその女の子が向かう方を見てもしかしたらと思い同じ方向にむかって歩き始めた。

その途中脇に並ぶ露店を見ると色々なものが売っていた。見たことのない食材、見たことのない雑貨。見たことのない・・・訳のわからない見たことのないもの。とにかく色々なものが並んでてそれを眺めるだけだも楽しかった。

そうしてしばらく歩くと大きな広場に出た。
そこには大きな建物が並んでたけど一角に馬舎みたいなところにさっきの生き物がいるのが見えた。

やっぱりさっきの女の子は冒険者なんだ。

自分の感が当たった事に喜びを感じつつ私は冒険者ギルドに近付く。

やはり定番のヒャッハー的な人いるのかな?とか思いつつその扉に手をかける。

そして中に入った瞬間にアスハと私の名前を呼ぶ、正確にはアスハと呼ばれる女の子がいることに気が付く。

「アスハ!?アスハだって!?」

私は思わずそう呼ばれていた女の子に駆け寄っていた。



 
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