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二人の新たなる旅立ち
その14☆ 合流のち宿屋へ
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眩しい光から解放されていくのがわかり俺は目を開ける。
前を見るとさっき入ってきた女神像の前だった。
横を見るとイケメンも戻ってきたみたいで俺を見る。
「戻ってきたみたいね。
アッアスハはこれからどうするの?」
彼は自分の名前だからだろう、少し恥ずかしそうにしていた。
「俺はとりあえずここに来て助けてくれた人達についていこうと思う。
俺を仲間にしてくれるって言ってくれてるんだ」
スクッと立ち上がりなから俺が答える。
「えっ!なにそれずるい!」
コウタもスクッと立ち上がりながらそんな事を言う。
「うん、まぁ正直運が良かっただけなんだけどね。
下手したらまた死んでたし」
「えっ!死にそうになるって・・・」
そんな話をしながら俺達は建物から外に出る。
「アスハ!!」
急に呼ばれて名前を呼ばれて俺達は立ち止まる。
見ればソラルやリア達が息を切らして俺を探していたようだ。
「貴様!その子をこっちに渡すんだ!」
あっあれ?ソラルさん何か勘違いしてる。
「あ、あのソラルおにい「いくらその子が可愛いからといって私達の目の前で拐うとは、覚悟は出来ているんだろうな!!」ちゃん!?」
あれー?ソラルさん!?
後ろのふたりはちょっと俺達の姿を見てちょっと理解してると思うのにソラルさんだけ大幅に勘を外してるんですけど。
「早くこちらに渡しなさい!さもなくば」
そう言うとソラルは剣を抜こうとする。
「いや、待て待て待て待てぇぇぇ!!」
俺は急いでふたりの間に立ちソラルを静止させようとする。
「何故止める!こいつは君を拐おうとしている不届き者だぞ!」
「お、お兄ちゃんです!この人はお兄ちゃんなんです!」
俺の口から咄嗟に出た言葉がお兄ちゃんだった。
「えっ!?お兄さん・・・?」
ソラルは剣に手を掛けたままキョトンとした顔になる。
「そ、そうです!
私達家族が魔物に襲われた時に私を逃がしてくれたのは両親とこのお兄ちゃんもいたんです」と言うことにした。
そして俺は振り向きコウタに向かい話を合わせろという目を向ける。
「そ、そうです。
わた、僕はアスハの兄のコウタと言います」
それを聞いたソラルは剣から手を離すと凄い勢いで謝る。
「申し訳ない!いきなりアスハが知らない男に連れていかれたからつい私は・・・」
「いえいえ、わた、僕の方こそ家族に再開した喜びで連れ出してしまったなも原因ですし」
今度はふたりで謝り合いが始まる。
これが路上の真ん中である。
目立たない訳がない。
周りの人達はなんだ?なんだ?と寄ってくるは馬車は立ち止まるはギルド員や衛兵らしき人も出て来て目立つことこの上ないのだった。
「あの、とりあえず場所を変えませんか?
その、物凄く人が・・・」
と俺が言うとふたりは周りを見ると恥ずかしそうに「そ、そうだね」と言う。
俺達はとりあえず落ち着いて話せる所としてソラル達がホームとしている宿屋に向かうことになった。
その道すがら俺はコウタにソラル達に出会った時したような話をしておく。
話を合わせて貰うためだ。
「なるほど、髪や目の色が同じだからそれで通せるわね。」
俺の話を聞いてコウタも納得してくれたようだ。
「でも、あの人あなたを守るためあそこにまで必死になるなんて凄いわね」
そう言いながら前を歩くソラルを見ながら言う。ほんのり頬を染めて・・・
ま、まあ中身は女の子だからそうなるのも納得だよな。
実際はコウタの頭の中ではソラル×○○で色々な事が起こってたことは誰も知るよしはない。
「ここが私達がホームにしてる宿屋だよ」
ソラルが立ち止まり指差す先には三階建ての木造の建物があった。
見た目には少し年季を感じさせる建物だがきちんと手入れもされているようでとてもいい雰囲気だ。
看板には『木漏れ日亭』と書いてある。
と書いてある・・・読める!?
今更だがさっきまで読めなかった文字が読めるようになっていて少しビックリしてしまった。
神様ありがとう。
とりあえず心の中で拝んでおこう。
そしてソラルが宿屋の扉を開ける。
カランカランと扉に付いた鈴がなる。
「只今戻りましたぁー」
ソラルが入口から入ってすぐの所にあるカウンターの奥に向かってそう言うと奥から「はいはーい」と言う声が聞こえた。
「あら!ソラルちゃん達じゃない!
おかえりなさい♪
あら、あらあらそっちのお兄ちゃんとお嬢ちゃんは?」
パタパタと現れたのは恰幅のいい40代位のおばちゃんだった。
とても愛想の良い笑顔で俺達を迎える。
「ああ、その事でこれから話をしたいので奥のテーブルを使わせてもらっても良いですか?
あとお昼もまだなのでお昼もお願いします」
「ええ構わないわよ♪
お昼もすぐ用意するわねぇ」
「ありがとうございます」
とソラルとおばちゃんがそんなやり取りをするとおばちゃんはまたカウンターの奥へ戻っていった。
そして俺達もカウンターの脇に見える食堂らしき所に移動する。
もうお昼の時間も過ぎており誰もいなかった。
前を見るとさっき入ってきた女神像の前だった。
横を見るとイケメンも戻ってきたみたいで俺を見る。
「戻ってきたみたいね。
アッアスハはこれからどうするの?」
彼は自分の名前だからだろう、少し恥ずかしそうにしていた。
「俺はとりあえずここに来て助けてくれた人達についていこうと思う。
俺を仲間にしてくれるって言ってくれてるんだ」
スクッと立ち上がりなから俺が答える。
「えっ!なにそれずるい!」
コウタもスクッと立ち上がりながらそんな事を言う。
「うん、まぁ正直運が良かっただけなんだけどね。
下手したらまた死んでたし」
「えっ!死にそうになるって・・・」
そんな話をしながら俺達は建物から外に出る。
「アスハ!!」
急に呼ばれて名前を呼ばれて俺達は立ち止まる。
見ればソラルやリア達が息を切らして俺を探していたようだ。
「貴様!その子をこっちに渡すんだ!」
あっあれ?ソラルさん何か勘違いしてる。
「あ、あのソラルおにい「いくらその子が可愛いからといって私達の目の前で拐うとは、覚悟は出来ているんだろうな!!」ちゃん!?」
あれー?ソラルさん!?
後ろのふたりはちょっと俺達の姿を見てちょっと理解してると思うのにソラルさんだけ大幅に勘を外してるんですけど。
「早くこちらに渡しなさい!さもなくば」
そう言うとソラルは剣を抜こうとする。
「いや、待て待て待て待てぇぇぇ!!」
俺は急いでふたりの間に立ちソラルを静止させようとする。
「何故止める!こいつは君を拐おうとしている不届き者だぞ!」
「お、お兄ちゃんです!この人はお兄ちゃんなんです!」
俺の口から咄嗟に出た言葉がお兄ちゃんだった。
「えっ!?お兄さん・・・?」
ソラルは剣に手を掛けたままキョトンとした顔になる。
「そ、そうです!
私達家族が魔物に襲われた時に私を逃がしてくれたのは両親とこのお兄ちゃんもいたんです」と言うことにした。
そして俺は振り向きコウタに向かい話を合わせろという目を向ける。
「そ、そうです。
わた、僕はアスハの兄のコウタと言います」
それを聞いたソラルは剣から手を離すと凄い勢いで謝る。
「申し訳ない!いきなりアスハが知らない男に連れていかれたからつい私は・・・」
「いえいえ、わた、僕の方こそ家族に再開した喜びで連れ出してしまったなも原因ですし」
今度はふたりで謝り合いが始まる。
これが路上の真ん中である。
目立たない訳がない。
周りの人達はなんだ?なんだ?と寄ってくるは馬車は立ち止まるはギルド員や衛兵らしき人も出て来て目立つことこの上ないのだった。
「あの、とりあえず場所を変えませんか?
その、物凄く人が・・・」
と俺が言うとふたりは周りを見ると恥ずかしそうに「そ、そうだね」と言う。
俺達はとりあえず落ち着いて話せる所としてソラル達がホームとしている宿屋に向かうことになった。
その道すがら俺はコウタにソラル達に出会った時したような話をしておく。
話を合わせて貰うためだ。
「なるほど、髪や目の色が同じだからそれで通せるわね。」
俺の話を聞いてコウタも納得してくれたようだ。
「でも、あの人あなたを守るためあそこにまで必死になるなんて凄いわね」
そう言いながら前を歩くソラルを見ながら言う。ほんのり頬を染めて・・・
ま、まあ中身は女の子だからそうなるのも納得だよな。
実際はコウタの頭の中ではソラル×○○で色々な事が起こってたことは誰も知るよしはない。
「ここが私達がホームにしてる宿屋だよ」
ソラルが立ち止まり指差す先には三階建ての木造の建物があった。
見た目には少し年季を感じさせる建物だがきちんと手入れもされているようでとてもいい雰囲気だ。
看板には『木漏れ日亭』と書いてある。
と書いてある・・・読める!?
今更だがさっきまで読めなかった文字が読めるようになっていて少しビックリしてしまった。
神様ありがとう。
とりあえず心の中で拝んでおこう。
そしてソラルが宿屋の扉を開ける。
カランカランと扉に付いた鈴がなる。
「只今戻りましたぁー」
ソラルが入口から入ってすぐの所にあるカウンターの奥に向かってそう言うと奥から「はいはーい」と言う声が聞こえた。
「あら!ソラルちゃん達じゃない!
おかえりなさい♪
あら、あらあらそっちのお兄ちゃんとお嬢ちゃんは?」
パタパタと現れたのは恰幅のいい40代位のおばちゃんだった。
とても愛想の良い笑顔で俺達を迎える。
「ああ、その事でこれから話をしたいので奥のテーブルを使わせてもらっても良いですか?
あとお昼もまだなのでお昼もお願いします」
「ええ構わないわよ♪
お昼もすぐ用意するわねぇ」
「ありがとうございます」
とソラルとおばちゃんがそんなやり取りをするとおばちゃんはまたカウンターの奥へ戻っていった。
そして俺達もカウンターの脇に見える食堂らしき所に移動する。
もうお昼の時間も過ぎており誰もいなかった。
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