異世界転生 彼と彼女の冒険譚

ヨーヨー

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二人の新たなる旅立ち

その16☆ 寝る前にはお風呂ですよね♪

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俺達は無事合流することができていた。
二組ともたくさん荷物を抱えて。

ちなみにコウタも防具や服、日用品を買って貰っていた。
実際Aランクの冒険者ってどのくらい稼げるのか疑問に思ってしまう。

俺達は宿屋に向かい歩く。

「そう言えばソラルは部屋変えるようだよね。
男二人になるからシングルの部屋じゃダメだし。
アスハちゃんは私のベッドでも大丈夫だもんね♪」

リアがふと思い出したように言う。

「そうだね。
帰ったら部屋をかえてもらわないと。
でも人数も増えたから一軒家を借りる事も考えは方が良いかもね」

ソラルはふむと考えてそんな事を言う。

俺はそんな話を聞くと少し申し訳ないなと思ってしまう反面、リアの言葉が気になって気になって仕方なかった。
女の子と同じベッド・・・
思わずニヤけてしまう。

「明日、ギルドで相談してみることにしよう」

「だね♪
お風呂あるお家がいいなぁ♪」

お風呂!?
この世界にもお風呂があるのか!!
俺はお風呂と聞いてとても嬉しくなった。
定番の異世界とかだとお風呂はほぼない所をチートで作っちゃった♪的な事が多かったから半分諦めていた。
しかし!
あるなら別だ、日本人で温泉大好きすぎて温泉に行けた日には半日は浸かっている程の風呂好きの俺にとって朗報だ!

「お風呂大好きです!
良いですよねぇ
あの芯まで温まる感がたまりません」

俺はほんのり頬を染めながらその思いを皆に伝えると皆もウンウンと頷く。

「あっ木漏れ日亭にもお風呂があるんだよ♪
大きくて気持ちいいんだぁ」

リアが早く入りたそうに腕を伸ばしながら言う。


「それは本当ですか!?
うわぁ楽しみです♪」

「その前にご飯だね。
今日の夕御飯にはビッグモスの肉も並ぶだろうから楽しみにしておくと良いよ」

ソラルの言葉に俺は大きな猪のようなモンスターの姿を思い出す。
どんな味なのか興味があったのでそれも楽しみだ。




俺は宿屋に着きおばちゃんから鍵を預り荷物を部屋に置くとさっとく食堂に向かう。
ちなみに今日の夕食の確認も済んである。
もちろんビッグモス!
皆大喜びで食堂に集まった。

俺達はお昼の時に座った席に皆で座る。
するとおまちどーとおばちゃんがいそいそと食事を運んでくれた。

昼間は人がいなかったけど夜はたくさん人がいた。

テーブルの数は15位あるがそのほとんどが埋まっていた。
とても賑やかで人気があるのがわかった。

気付けば俺達のテーブルの上には料理が並べて終えており後は食べるだけ。

「いただきます!」

俺は小さな声で言い両手を合わせてからナイフとフォークを手に取る。
目の前には大きなステーキがありそれがなんとも言えない香ばしい良い香りを漂わせている。

その間にはもうソラル達は食べ始めていた。
切り分けた肉を食べる度にウーンと幸せそうに噛み締めている。じゅるり

俺も切り分けた肉を頬張る。

「んまぁぁぁい!」

思わず声に出た。
程よく弾力のある肉を噛めば噛むほど肉汁とともに旨味が口の中に広がる。
そして塩コショウの他にもハーブやガーリックも一緒に加えたからだろうかそれもまた味を引き立たせる!

そんな肉だから皆も次々口に運びウーンと言うのを繰り返しながら食べた。

それをソラルやリアはビールのようなものやワインも飲みながら食べるんだから羨ましすぎる!

俺の見た目が子供じゃなければ!!

でも今まで味わった事ない肉に俺は大満足だった。
他の皆も満足したようだ。
リアとティアがおかわりしたのには驚いたけどそれよりもソラルとコウタがステーキ4枚食べたのには驚くを通り越して笑ってしまった。

「んもー食べれない!」

コウタはお腹を擦りながらそう言うと皆が笑ったのに俺は凄く幸せな気分になった。



いよいよご飯も食べ終わりお風呂の時間となった。
俺は部屋でいそいそと準備を済ませお風呂に向かう。
お風呂は大浴場しかないとのことで事前に場所も確認済み。
リアとティアは食堂でまだソラルと飲みながら明日の話をしている。

ちなみに明日は俺とコウタは冒険者の登録をしたら街で待機らしい。
Aランクの依頼が何個か入っておりそれには俺達は付いていけないらしい。
なのでそれがおわってから俺達に色々教えてくれるそうだ。つまらん

それはさておき俺は久しぶりのお風呂を楽しもう。
今泊まっている客で女性は俺達のパーティーしかいないなら今いけば貸し切りだ。

俺は急いで部屋を出て大浴場に向かう。
大浴場前に着くと男湯と女湯の確認をして一瞬男湯に入ろうとするのはご愛敬、いざ中へ。

そこにコウタがいたのでお約束だなと思う

「アスハもお風呂?」

「・・・コウタさんあなた自分の姿を確認してから入ろうね」

俺はコウタに冷たい視線を向けた。

「・・・ん?あっ!おっお邪魔しました!」

やれやれ、と思いつつも俺も気を付けようと思った。

脱衣場にある篭に持ってきた荷物を入れ服を脱ぎタオルのようなものと石鹸を持つといよいよお風呂場へ向かった。

目の前には大人が5~6人が入れるような大きなお風呂、手前の脇の壁にはシャワーみたいなものが取り付けられていた。

「おおーーー!!」

俺はその設備を見て感動した。
すぐにでも浸かりたい気持ちを抑え脇のシャワーへいき頭や体を洗う。
これがマナーってもんだ。
シャワーの使い方がわからなかったけどあれやこれやといじりうちなんとか使い方もわかったと思う。
青い拳位の石があるんだけどそれを押しても何もならなかったけど撫でてたらお湯が出た。

俺は急いで体と頭を洗って、いざお風呂に向かう。
片足で温度を確認をしてちょうど良いがわかるとざぶんと中に入った。
奥に行き湯船に身を任せ足を伸ばした。

「はぁぁぁ~~~~生き返るぅ~~~~」

そこにはとても12才の女の子がいるとは思えない。
ただただくたびれたおっさんが風呂に浸かってるようにしか見えなかった。

だが俺はそこで自分の裸の体を見て思った。
手に乗るくらいの小さな胸細い手足、そして何より無い所。

裸になり本当に今のこれが自分なのかとしみじみ思ってしまう。

「これが現実か・・・」

ひとり呟く




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