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第二章 軍属大学院 入学 編
102.掟通りの地元歩き-Ⅲ
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そのまま路地を出るとそこは少し大きめな通りであった。
馬車の通りは少ないが人通りはそれなりにあり、道行く人々の殆どが軍服を赤色にした様な制服を着て右方向へと流れている。
どこから来ているのだろうかと流れの元を探す様に左側へと目を向けると、その答えはすぐに得られた。
「ひょっとしてあれが……」
自分が言い切るよりも前に、ソフィアが口を開く。
「はい! あれがヴェルジード帝国軍附属大学院です!」
少し離れた場所に建つその大き目な市役所みたいな建物が、やはり目的地である軍属大学院らしい。
というより正式な名称はそんな名前だったのか。
わかりやすい名前で何よりである。
「じゃああの建物からわらわら出てきてるこの赤い制服着た人たちは大学院の学生?」
「そうよ。ちょうどお昼時だから外に食べに行く人たちが出てきてるみたいね」
時計を確認してみると、確かにちょうどお昼前だ。
よく見ると通りにはいくつも飲食店があり、何か所かかなりの行列になっている場所もある。
そういうのを見るとお腹が空いてきたような気がするが、少し時間をずらした方が良さそうだ。
しかし何というか――
「想像してたよりも、校舎が何だか小さいね」
軍人を育成するための学校だと聞いていたので、訓練場やらなんやらで広大な土地を使ったような学校だと思っていたのだが、思いのほか小さい。
「まあメインの施設は殆ど地下にあるからな! めっちゃくちゃ広ぇんだぜ!」
サキトの説明に納得する。
土地が足りなければ上に伸ばしたり下を広げたりと、人間の考えつく事は大体同じようだ。
「なるほど……。中って見学できるのかな?」
「一般開放されてる所ならたぶん問題ないですけど、図書館とか訓練所の一部とかですから、あんまり見るところも無いと思いますよ? 訓練所も許可を得てからじゃないと入れませんし……」
「ああ、そうなんだ……じゃあ今日はやめとくよ。でもお昼食べるにも今はどこも混雑してそうだし……」
そうしてこれからどうしようかと悩んでいたその時、どこからか可愛らしい少女の声が聞こえてきた。
「――あら? お姉様?」
自分には関係の無い会話だと思い聞き流そうとしたのだが、隣にいるソフィアが反応したことでその認識は覆された。
「ふぇ? 今メアリーの声がした様な……?」
「メアリー? 誰のこと――」
聞き終わるよりも先に、後方から誰かが走ってくる気配を感じて後ろを振り向くと、翡翠色の髪と琥珀の様な瞳を持つ可愛らしい――まるでソフィアを小さくした様な少女が息を弾ませながら走ってきた。
「やっぱり! ソフィアお姉様ですわ! お姉様!」
「わわっ! もうメアリーったら、危ないよ」
少女は走る勢いをそのままにソフィアへと抱き着き、ソフィアは少しよろめきながらもそれを受け止めて、少女の頭を撫でながら諭す様に微笑みかけて注意をする。
なんだか絵にでもなりそうな光景だ。
「お姉様が出発されてからのこの数日、メアリーはもう心配で心配で……。でもお姉様ならきっと無事に帰って来られると信じておりましたわ! 今日お戻りになられたのですか?」
「ふふっ♪ ありがとうメアリー。戻ったのは昨日よ」
「そんなに早く任務を終わらせるなんて、流石はお姉様ですわ!」
「え、えーと……ちょっと色々あってね。メアリーは今回の合宿はいつまでなの?」
「今日にはお屋敷の方に戻りますわ! 良いですわよねランチア先生!」
メアリーという名前らしいその少女は、自身の後ろに立つ淡い茶髪の女性へとそう声をかける。
「ええ、ずっと心配なされておりましたものね。続きはまた後日でも良いですし、本日戻れるように手続きをしておきますわ」
ランチア先生とやらは落ち着いた口調でそう答え、それを聞いたメアリーとやらは喜びが爆発したかの様により一層強くソフィアへと抱き着いた。
「もう、痛いよメアリー。ありがとうございますランチア先生」
ソフィアの言葉に女性は軽く会釈をして答える。
痛いとは言っているが、ソフィアの声からは少女を愛おしむような喜色が感じられた。
そうしてソフィアへと抱き着いたままの少女に対して、アイラが声をかけた。
「相変わらずソフィアにべったりねメアリーちゃん。でも私たちの事も少しは心配して欲しかったな~」
その言葉に少女はハッとして顔を上げてアイラの方を見る。
どうやら気が付いていなかったようだ。
「あ、アイラさんとサキトさんもご無事で何よりですわ! も、もちろん心配しておりましたのよ? でも、その――」
「わかってるって、それだけソフィアの事が心配だったんだろ?」
「まったく相変わらず可愛いわねぇ」
そういってアイラが頭を軽く撫でると、少女は照れ臭そうに頬を染めて視線を逸らす。
そうしてようやく、逸らした視線の先にいる自分の存在に気が付いた。
「な、何を見ているんですの!? 見世物じゃありませんのよ!」
「え? いや、その……」
見ているというか、見せつけられていたと言った方が正しいのだが、どうやら部外者だと思われた様だ。
そんな少女に対してソフィアが咎めるように少し厳しい口調で注意する。
「ちょっ!? ちょっとメアリー! タケルくんになんて事言うの!」
まさか怒られるとは露とも思っていなかったようで、メアリーは驚いて固まってしまう。
「へ? その、いや……」
少し泣きそうになってしまっている。
流石に今のは少し可哀そうだろう。
随分と礼儀正しそうな少女であるが、見た目から判断するにまだ歳は小学生程の様であるし、恥ずかしさからつい対応がきつくなってしまったという所であろう。
かと言ってソフィアの反応も理解できないわけではない。
強いて言うならばもっと知り合いオーラを出していなかった自分が悪いのだ。
「いやソフィア、僕の事知らないんだから仕方ないよ。ごめんねメアリーちゃん。僕は武っていって、最近君のお姉さんと友達になったんだ。よろしくね」
「そ、そうですね……。ごめんねメアリー」
ソフィアに頭を撫でられながら、未だに涙目だがらもメアリーが口を開く。
「い、いえ、申し訳ありませんでしたわ……」
そんな少し悪くなってしまった空気を変えようとしてくれたのかはわからないが、ランチア先生とやらがメアリーへと声をかける。
「メアリーさん、本日の訓練がまだ残っておりますからそろそろ参りましょう。訓練所の使用期間変更の手続きも必要ですので」
「は、はい。わかりましたわランチア先生。……それでは皆さん失礼いたしますわ」
「うん、頑張ってねメアリー。今夜いっぱいお話しましょうね」
「は、はい!」
まだ少し落ち込み気味であったメアリーであったが、ソフィアの言葉に少し持ち直したようで、ランチア先生とやらについて軍属大学院の方へと歩いていった。
どこか申し訳なさを感じながら、その背中をソフィアたちと見送ったのであった。
馬車の通りは少ないが人通りはそれなりにあり、道行く人々の殆どが軍服を赤色にした様な制服を着て右方向へと流れている。
どこから来ているのだろうかと流れの元を探す様に左側へと目を向けると、その答えはすぐに得られた。
「ひょっとしてあれが……」
自分が言い切るよりも前に、ソフィアが口を開く。
「はい! あれがヴェルジード帝国軍附属大学院です!」
少し離れた場所に建つその大き目な市役所みたいな建物が、やはり目的地である軍属大学院らしい。
というより正式な名称はそんな名前だったのか。
わかりやすい名前で何よりである。
「じゃああの建物からわらわら出てきてるこの赤い制服着た人たちは大学院の学生?」
「そうよ。ちょうどお昼時だから外に食べに行く人たちが出てきてるみたいね」
時計を確認してみると、確かにちょうどお昼前だ。
よく見ると通りにはいくつも飲食店があり、何か所かかなりの行列になっている場所もある。
そういうのを見るとお腹が空いてきたような気がするが、少し時間をずらした方が良さそうだ。
しかし何というか――
「想像してたよりも、校舎が何だか小さいね」
軍人を育成するための学校だと聞いていたので、訓練場やらなんやらで広大な土地を使ったような学校だと思っていたのだが、思いのほか小さい。
「まあメインの施設は殆ど地下にあるからな! めっちゃくちゃ広ぇんだぜ!」
サキトの説明に納得する。
土地が足りなければ上に伸ばしたり下を広げたりと、人間の考えつく事は大体同じようだ。
「なるほど……。中って見学できるのかな?」
「一般開放されてる所ならたぶん問題ないですけど、図書館とか訓練所の一部とかですから、あんまり見るところも無いと思いますよ? 訓練所も許可を得てからじゃないと入れませんし……」
「ああ、そうなんだ……じゃあ今日はやめとくよ。でもお昼食べるにも今はどこも混雑してそうだし……」
そうしてこれからどうしようかと悩んでいたその時、どこからか可愛らしい少女の声が聞こえてきた。
「――あら? お姉様?」
自分には関係の無い会話だと思い聞き流そうとしたのだが、隣にいるソフィアが反応したことでその認識は覆された。
「ふぇ? 今メアリーの声がした様な……?」
「メアリー? 誰のこと――」
聞き終わるよりも先に、後方から誰かが走ってくる気配を感じて後ろを振り向くと、翡翠色の髪と琥珀の様な瞳を持つ可愛らしい――まるでソフィアを小さくした様な少女が息を弾ませながら走ってきた。
「やっぱり! ソフィアお姉様ですわ! お姉様!」
「わわっ! もうメアリーったら、危ないよ」
少女は走る勢いをそのままにソフィアへと抱き着き、ソフィアは少しよろめきながらもそれを受け止めて、少女の頭を撫でながら諭す様に微笑みかけて注意をする。
なんだか絵にでもなりそうな光景だ。
「お姉様が出発されてからのこの数日、メアリーはもう心配で心配で……。でもお姉様ならきっと無事に帰って来られると信じておりましたわ! 今日お戻りになられたのですか?」
「ふふっ♪ ありがとうメアリー。戻ったのは昨日よ」
「そんなに早く任務を終わらせるなんて、流石はお姉様ですわ!」
「え、えーと……ちょっと色々あってね。メアリーは今回の合宿はいつまでなの?」
「今日にはお屋敷の方に戻りますわ! 良いですわよねランチア先生!」
メアリーという名前らしいその少女は、自身の後ろに立つ淡い茶髪の女性へとそう声をかける。
「ええ、ずっと心配なされておりましたものね。続きはまた後日でも良いですし、本日戻れるように手続きをしておきますわ」
ランチア先生とやらは落ち着いた口調でそう答え、それを聞いたメアリーとやらは喜びが爆発したかの様により一層強くソフィアへと抱き着いた。
「もう、痛いよメアリー。ありがとうございますランチア先生」
ソフィアの言葉に女性は軽く会釈をして答える。
痛いとは言っているが、ソフィアの声からは少女を愛おしむような喜色が感じられた。
そうしてソフィアへと抱き着いたままの少女に対して、アイラが声をかけた。
「相変わらずソフィアにべったりねメアリーちゃん。でも私たちの事も少しは心配して欲しかったな~」
その言葉に少女はハッとして顔を上げてアイラの方を見る。
どうやら気が付いていなかったようだ。
「あ、アイラさんとサキトさんもご無事で何よりですわ! も、もちろん心配しておりましたのよ? でも、その――」
「わかってるって、それだけソフィアの事が心配だったんだろ?」
「まったく相変わらず可愛いわねぇ」
そういってアイラが頭を軽く撫でると、少女は照れ臭そうに頬を染めて視線を逸らす。
そうしてようやく、逸らした視線の先にいる自分の存在に気が付いた。
「な、何を見ているんですの!? 見世物じゃありませんのよ!」
「え? いや、その……」
見ているというか、見せつけられていたと言った方が正しいのだが、どうやら部外者だと思われた様だ。
そんな少女に対してソフィアが咎めるように少し厳しい口調で注意する。
「ちょっ!? ちょっとメアリー! タケルくんになんて事言うの!」
まさか怒られるとは露とも思っていなかったようで、メアリーは驚いて固まってしまう。
「へ? その、いや……」
少し泣きそうになってしまっている。
流石に今のは少し可哀そうだろう。
随分と礼儀正しそうな少女であるが、見た目から判断するにまだ歳は小学生程の様であるし、恥ずかしさからつい対応がきつくなってしまったという所であろう。
かと言ってソフィアの反応も理解できないわけではない。
強いて言うならばもっと知り合いオーラを出していなかった自分が悪いのだ。
「いやソフィア、僕の事知らないんだから仕方ないよ。ごめんねメアリーちゃん。僕は武っていって、最近君のお姉さんと友達になったんだ。よろしくね」
「そ、そうですね……。ごめんねメアリー」
ソフィアに頭を撫でられながら、未だに涙目だがらもメアリーが口を開く。
「い、いえ、申し訳ありませんでしたわ……」
そんな少し悪くなってしまった空気を変えようとしてくれたのかはわからないが、ランチア先生とやらがメアリーへと声をかける。
「メアリーさん、本日の訓練がまだ残っておりますからそろそろ参りましょう。訓練所の使用期間変更の手続きも必要ですので」
「は、はい。わかりましたわランチア先生。……それでは皆さん失礼いたしますわ」
「うん、頑張ってねメアリー。今夜いっぱいお話しましょうね」
「は、はい!」
まだ少し落ち込み気味であったメアリーであったが、ソフィアの言葉に少し持ち直したようで、ランチア先生とやらについて軍属大学院の方へと歩いていった。
どこか申し訳なさを感じながら、その背中をソフィアたちと見送ったのであった。
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